僕は猫だった

オーディオマニアによるイヤホン/ヘッドホンのレビューブログ

【全レビューデータをランキング化】ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめがわかる比較表!安いのに凄い物から最強ANCまで【完全ワイヤレス・db基準】

更新日:2022年11月24日 データの追加・順位更新

完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。

普段イヤホンをレビューする際には必ず近い値段のイヤホンや新旧の比較をしてからレビューするようにしています。

ノイズキャンセリング(ANC)機能があればどの程度効くのかも比較チェックを入れます。

そんなレビューの積み重ねで出来上がったメモの中からノイズキャンセリングに関するデータを表にまとめてランキング的に見れるようにしてみました。

長いレビューデータ表を飛ばしてランキングとおすすめが見たい方は目次から該当項目をクリックしてください。

ANC機能付きの完全ワイヤレスイヤホンを探している方の参考になれば幸いです。

ノイズキャンセリングイヤホン・強度比較表

  • 赤■は2万円以上のイヤホン
  • 緑■は1万円台のイヤホン
  • 青■は1万円以下のイヤホン
  • イヤホン名クリックでレビュー記事に飛びます
ANC強度 イヤホン名 備考
-40db+7α Bose QuietComfort Earbuds II
【評価10】
-40db+6α Apple AirPods Pro(第2世代)
 
-40db+5α BOSE QuietComfort Earbuds 【評価9.5】
-40db+4α

SONY WF-1000XM4
Apple AirPods Pro

 
-40db+3α ゼンハイザー Momentum True Wireless3 【評価9】
- この間、やや大きな差
-40db+2α Noble Falcon ANC
AVIOT TE-D01v

【評価8.5】

↓微差

-40db+α Anker Liberty 4
(NEW!)
Anker Liberty3 Pro

Anker Liberty Air2 Pro
Anker Life A2 NC
ゼンハイザー CX Plus True Wireless

↑微差

【評価8.5】

-40db

audio-technica ATH-TWX9
DENON AH-C830NCW
JBL LIVE FREE2
Anker Soundcore Space A40
SOUNDPEATS Mini Pro HS
(NEW!)
EarFun Free Pro2

EarFun Air Pro2

Marshall Motif A.N.C.

【評価8】

強力ANCの目安

-39db相当 Anker Life A3i
SuperEQ Q2 Pro
AVIOT TE-D01t
【評価7.5】
TE-D01tの公称値は-50db
-38db

1MORE ComfoBuds Pro
Anker Life P3
Edifier W240TN
ヤマハ TW-E7B
SONY WF-1000XM3
SONY LinkBuds S
EarFun Air Pro
Skullcandy Sesh ANC
(NEW!)

【評価7】
ComfoBuds Proの公称値は-40db

-35db

SOUNDPEATS Mini Pro
SOUNDPEATS T2
Amazon Echo Buds
Victor HA-FW1000T
Sudio T2
ACEFAST T2
dyplay ANC Pods

Edifier TWS330 NB

【評価6】
TWS330 NBの公称値は-38db
-34db相当

OPPO Enco Air2 Pro 

【評価5.5】
-32db HUAWEI FreeBuds 3i 【評価5】
-30db

EarFun Air S

COUMI ANC860

【評価4.5】
ANC860の公称値は-35db
-28db JVC HA-XC72T
Victor HA-A30T
GLIDiC TW-6100
EarFun Free Pro
【評価4】
-28db以下 Victor HA-FX150T
(NEW!)
【評価3.5】

ノイズキャンセリングの目安

  • -28db=大きなノイズにはほぼ無力。口コミでも効果が弱いとする人が大半。
  • -35db~38db=よく効くという人もいればあまり効かないという人もいます。使用環境によって実感に差が出るからではないでしょうか。大きなノイズには効果を実感しにくく小さなノイズならほぼ無音化できます。
  • -40db=ほとんどの人が大きな効果を実感。強力なノイズキャンセリングと言われる境目となる数値です。
  • -40db+α~+2α=-40dbよりさらに強力。
  • -40db+3α~=業界最高クラスのANC。

ノイズキャンセリングの仕組み

ノイズキャンセリングの効果は【アクティブノイズキャンセリングパッシブノイズキャンセリング】で決まります。

アクティブノイズキャンセリングはノイズに対して逆相の音をぶつけることでノイズを消す仕組みです。

パッシブノイズキャンセリングは物理的なノイズカット、つまり遮音性のこと。

耳へのフィット感でパッシブノイズキャンセリングには個人差が出ます。

強度はあくまで筆者の体感なので参考程度にお願いします。

評価の基準

一部メーカーが公表しているノイズ低減値を目安にしています。

例えばShureのイヤホンは-37db。

ANCイヤホンでは-28db・-35db・-38db・-40dbなど。

数値が明らかになっているイヤホンとそれぞれ比較して強弱を確かめています。

手持ちのイヤホンではノイズキャンセリング-40dbが公表されている中での最高値なのでそれより効果があったものを-40db+α。

+αよりさらに効果があったものは-40db+2α‥とラベリング。

現時点での最高評価はBose QC Earbuds IIの-40db+7α。

ノイズキャンセリングの測定環境

騒音測定器を使用して騒音量が一定になるように調整

騒音量が毎回違っていてはノイズキャンセリング効果を細かく比較することは出来ません。

なので騒音測定器を使って騒音量が一定になるようにしています。

我が家で簡単に大きく安定したノイズが得られる場所として換気扇下を採用。

風量MAX時の騒音が66dbです。

(かなりうるさい)

人の声などの中音に対する効果を比較するときにはTVの音量が約55dbになるように調整しています。

(一般的な会話のレベル)

もちろん電車での使用比較も行っております。

電車の騒音は約80dbだそうです。

これらを元にANCイヤホンでどの程度ノイズを低減できるか比較しています。

(引用元:音響の基礎:騒音の影響と評価・規制方法(PDF))

完全ワイヤレスイヤホン・ノイズキャンセリング強度ランキングTOP3

  1万円以下 1万円台 2万円以上
1位 Anker  Life A2 NC
(-40db+α)
Noble Falcon2 ANC
(-40db+2α)
Bose QuietComfort Earbuds II
(-40db+7α)
2位

SOUNDPEATS Mini Pro HS
(-40db)

AVIOT TE-D01v
(-40db+2α)
AirPods Pro 2 (第2世代)
(-40db+6α)
3位 EarFun Free Pro2
(-40db)
Anker Liberty4
(-40db+α)
Bose QuietComfort Earbuds
(-40db+5α)

*リンクはレビュー記事へのリンク

ノイキャン強度データ表からTOP3を抜き出すとこのような結果となります。

強力なノイズキャンセリングの目安は消音力-40dbからです。

つまり高嶺の花だったノイズキャンセリングも2022年現在では1万円以内である程度強力なノイキャンが手に入るということになります。

SONYの旧ハイエンドイヤホンで現在も16000円~18000円くらいで販売されているWF-1000XM3のノイズキャンセリング効果が-38db程度だったことからも一定以上の効果をご想像いただけるかと思います。

圧倒的な効き目を実感したい場合は(-40db+3α)以上のものを選ぶと良いです。

コスパ良くノイズキャンセリングを実感するためのおすすめイヤホン

◆ノイズキャンセリング最重視で選ぶなら

多数レビューしてきたノイズキャンセリングイヤホンの中でも特にノイキャン重視で選んだときのコストパフォーマンスが高いイヤホンを紹介します。

安いけど強力!U1万円ノイキャン最強ワイヤレスイヤホン

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/catpaper/20210209/20210209121109.jpg

1万円以下でノイズキャンセリングを最重視するならAnker  Life A2 NCが特に優秀です。

1万円台で3位に入っているAnkerのハイエンドイヤホンLiberty3 Proのノイズキャンセリングと同等のノイズカット効果があります。

Life A2 NCはLiberty3 Proの廉価版のような位置づけのイヤホンですが、使用比較してみるとノイキャン効果に関しては実は同じだったのです。

音質的には低音の量感が非常に多い、重低音イヤホン。

アプリ機能も充実していてイコライザーである程度好みの音に調整することも可能です。

イヤホンサイズはやや大ぶりですがイヤーフック付きなので耳での安定感には問題ありません。

Anker  Life A2 NCのレビュー記事

1万円台TWSはノイキャン視点では伸び悩み

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/catpaper/20220701/20220701182229.jpg

1万円台はノイズキャンセリングだけでみると伸び悩みます。

この価格帯は音質や機能性などが低価格帯と比べて充実してくる価格帯。

ANC特化といえるのは1万をわずかに超えるくらいで買えるAVIOT TE-D01vくらいでしょうか。

Anker  Life A2 NCと比べると中高音のノイズカット力がこちらのほうが上。

音質的にはAVIOT TE-D01vも低音の量感が非常に多い重低音イヤホン。

ウーファーで聴いているかのようなボンボンな低音は好みの分かれるところですが、好きな人にはかなりウケそうです。

その他マルチポイント対応なのと超ロング再生可能なところがウリです。

密閉性を高めるため装着感にはかなり気を使っているようでフィット性が高く、多少の運動なら問題なく使えます。

AVIOT TE-D01vのレビュー記事

2022年9月 最強のノイズキャンセリングイヤホンが更新される

2万円以降はANC最高クラスが出揃う価格帯。

その中でも長らくノイキャン1位を競ってきたSONY WF-1000XM4とBose QuietComfort Earbuds。

これらのノイキャン強度を超える完全ワイヤレスイヤホンが2022年9月に2つも一気に登場しました。

AirPods Pro 2 (第2世代)とBose QuietComfort Earbuds IIです。

以下はこの2つのノイキャン強度を比較した記事になります。

これまでのノイズキャンセリング強度を一気に更新するハイレベルな争いでした。

特にQuietComfort Earbuds IIは中音・高音へのノイズキャンセリング効果が非常に高いです。

これまでノイズキャンセリングって人の声はあまり消してくれないんだねと感じていた方も驚くかと思います。

世界最高のANCをBoseが謳うのも納得の出来でした。

ANC重視で選ぶなら間違いなくQuietComfort Earbuds IIが最強のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンです。

QuietComfort Earbuds IIの詳細レビュー記事 

あとがき

ノイズキャンセリング機能を使うと音楽への没入感がアップしてより楽しんでリスニングできます。

耳の消耗を抑える意味でも有用です。

(ノイズを音楽でかき消す必要がないので音量をあげすぎずに済みます)

一度使ったら手放せなくなる機能なので機会があれば是非試してみてください。