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TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

EarFun Wave Pro レビュー|バランスの良いサウンドと上質な装着感が魅力の多機能ワイヤレスヘッドホン

Author:猫居こうた

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EarFun Wave Pro

  EarFun Wave Pro
発売日 2023年3月1日
価格
<発売時>
9.990円
連続再生時間
(ANC ON時)
50時間(80時間)
コーデック SBC/AAC/LDAC
ドライバー DLC 40mmダイナミックドライバー
防水性能 -
Bluetooth Ver. 5.0
機能 ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・マルチポイント・低遅延モード・イコライザー・専用アプリ
資料 公式サイト / 説明書
  • バランスの良いサウンドで高音が綺麗に出る
  • 多機能で装着感も良く使い勝手に優れる
  • ヘッドホン・ハードケースのクオリティが高い
  • ノイズキャンセリングは低音ノイズに弱め
  • 有線接続時の音質は良くない
総合評価
 
8.5/10

こんにちは、猫居です。

今回レビューするのはEarFunのワイヤレスヘッドホン、Wave Pro。

完全ワイヤレスイヤホンで高い人気を誇るEarFunですが、ワイヤレスヘッドホンは初とのこと。

イヤホン同様に完成度の高い製品となっているのかどうか。

まずは総評から紹介します。

より詳細な内容は目次以降をご覧ください。

本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

総評

8.5/10点

EarFunらしからぬフラット寄りなサウンド。高音が柔らかく綺麗に鳴るのが◎。
ただ少しメリハリに欠けるところがあるので気になる場合はイコライザーで調整してあげると良いでしょう。
ノイズキャンセリングは同価格帯のANCヘッドホンと比較して中音・高音ノイズに強く、低音ノイズの処理は苦手。
どちらかといえばカフェなどで使用するのに向いています。(完全に無音にすることは出来ませんが)
EarFunのイヤホン同様にカスタマイズ性が高く、装着感も良いので使い勝手は良好。
付属のハードケース、ヘッドホンの質感もGood。
U1万円ながら見た目も中身も安っぽさを感じさせない多機能ワイヤレスヘッドホンです。

音質 7.9/10 便利機能 SABCD
ノイキャン 7/10 操作性 SABCD
外音取り込み 9/10 通話性能 SABCD
装着感 9/10 最小遅延 116ms (SBC)

EarFun Wave Proとは

EarFun Wave Proの特徴

https://www.myearfun.com/jp/headphones/earfun-wave-pro-hi-res-wireless-headphone-black

『特徴』

  • 日本オーディオ協会によるハイレゾ&ハイレゾワイヤレス認証を取得
  • 最大-45dB、業界トップクラスのノイズキャンセリング機能
  • パワー感のある低域と明瞭な中高域、演奏や歌声が活き活きと感じられるDiamond-Like Carbon(DLC)40mmドライバー搭載
  • 計5基の高性能マイクを内蔵し、先進的なノイズ低減アルゴリズム技術でクリアな通話を実現
  • 2台同時接続可能なマルチポイントに対応

ノイズキャンセリング機能・マルチポイント・低遅延モード・イコライザーなど機能のしっかり入った専用アプリ・有線無線共にハイレゾ対応。

EarFunらしい高機能っぷりです。

便利機能 S・A・B・C・D

EarFun Wave Proの外観・付属品チェック

ヘッドホン本体

EarFun Wave Pro

1万円以下とは思えない質感の良さです。

EarFun Wave Pro

EarFun Wave Pro 折りたたみ

折りたたむとコンパクトになります。

EarFun Wave Pro スライダー

スライダーは11段階の調節が可能です。

ボタン類。充電はUSB Type-C。有線接続も可能です。

パッドも肉厚で柔らかく、中々良いと思います。

【その他画像4枚:スクロールバーorスワイプでスライド出来ます】

収納ハードケース

かなりしっかりしたハードケースが付属します。

高級機のハードケースと比べても遜色ないレベルかと思います。

EarFun Wave Pro 収納ハードケース

EarFun Wave Pro ハードケース

EarFun Wave Pro ハードケース

EarFun Wave Pro ハードケース

外箱・付属品

EarFun Wave Pro 外箱・付属品

付属品リスト

  • ハードケース
  • 充電用 USB Type-C ケーブル
  • AUXオーディオケーブル
  • ユーザーガイド

EarFun Wave Pro ケーブル類の収納場所

ケーブル類はハードケース内側に収納されています

EarFun Wave Pro 測定データ

重さ・サイズ実測値

EarFun Wave Pro サイズ・重量

(ケースの重さは抜いてあります)

サイズ 縦:20.5cm
横:16.5cm
重さ 268.8g

ヘッドホンの重さやサイズは最近レビューした同価格帯のBluetoothヘッドホンとほぼ同じくらい。

U1万円では滅多に付かないハードケースが付属する分、Wave Proのほうが持ち運びには便利ですね。

遅延測定結果

EarFun Wave Pro 遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 224ms(SBC)
305ms(AAC)
237ms(LDAC)
305ms(AAC)
低遅延時 116ms(SBC)
191ms(AAC)
238ms(LDAC)
191ms(AAC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時65msの遅延を観測します。
結果から-65msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

  • Android接続時の最小遅延=約0.116秒
  • iPhone接続時の最小遅延=約0.191秒

アプリから低遅延モードに切り替えることが出来る他、NCボタン長押しに操作を割り当てることでボタン操作でも低遅延モードを呼び出せます。

Androidでは音ゲーは厳しいですが、普通のゲームや動画視聴は問題ないくらいの低遅延ぶり。

iPhoneでゲームはやや厳しいです。

動画視聴はYoutubeやNetflixなどのアプリ側で遅延を補正してくれるものは動画視聴も問題ありません。

一つ注意点としてLDAC接続時は低遅延モードにしても遅延が減っているようには感じませんでした。

測定結果もほぼ変わりありません。

低遅延にしたいときはアプリの『Bluetoothオーディオの品質』の項目からLDACモードをOFFにしてから低遅延モードにすると良いでしょう。

EarFun Wave Pro LDACモード

LDAC ON時はマルチポイントもできません

EarFun Wave Pro 詳細レビュー

EarFun Wave Pro

音質評価:良バランス・高音の質感が特に◎

EarFun Wave Pro イコライザー

複数のプリセットとカスタムEQが使えます

ドンシャリなイメージが強いEarFunですが、初ヘッドホンとなるWave Proは暖色系でフラット寄りなサウンドと感じました。

1番良いと感じたのは高音域。

これまで使ってきた1万円以下のヘッドホンでもっとも高音が綺麗に鳴る印象です。(2024年3月現在)

低音も充分な量感でヘッドホンらしい迫力が感じられます。同じくフラット傾向なSOUNDPEATS Spaceと比べてもう少し厚みがある感じ。

ただ、ドンシャリなEDIFIER WH700NBと比べると重低音はそれほど出ません。

中音域は肉厚で少しぼんやりした空気感ではあるものの、1万円以下のワイヤレスヘッドホンとしては及第点かなと。

割とどんなタイプの曲も卒なく鳴らす優等生タイプですね。

ただ、若干のっぺりした音なのでメリハリが欲しい方・従来のEarFunサウンドが好きな方はイコライザーでドンシャリに寄せたくなるかも。

なお、有線接続すると音質が一気に悪くなったのであくまでオマケと見ておいたほうが良さそうです。

音質
 
7.9/10

ノイズキャンセリング機能の比較:比較的中音以上のノイズに強い

EarFun Wave Pro ノイズキャンセリングモード

風切り音低減モードと弱ノイキャンへの切り替えが可能です

中音・高音ノイズに強く、低音ノイズには弱めというあまり見ないタイプのノイズキャンセリング。

強いとはいっても元々消すのが難しい種類のノイズなので完全に無音化することはできませんが…

人の声やキーンという高音ノイズに対する消音力は最近レビューしたU1万円ノイキャンヘッドホンのSOUNDPEATS SpaceQCY H3より高かったです。

ただ、ロードノイズなど低音ノイズに対する効果は上記のものと比べて消せていない印象でした。

カフェの雑音や飛行機の高音ノイズにはWave Proのほうが強いという感じです。

(参考:ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめがわかるノイキャン強度比較表)
最強がわかる!ノイズキャンセリングイヤホンの強さ比較ランキング

ノイキャン
 
7/10

外音取り込み機能の評価:ヘッドホンをしていないときと同じように聞ける

非常に自然な外音取り込みです。

サーというノイズも入らず、ほとんどヘッドホンをしていないときと同じような感覚で外音を聞けます。

強いて言えばわずかにベールかかったような印象はあるかな?くらいの違い。

優秀です。

外音取り込み
 
9/10

装着感評価:上質なフィット感

側圧は軽めです。

しっとりとした着け心地といいますか、ヘッドホンの硬さを感じること無く優しく耳を包んでくれます。

長時間着けっぱなしにしても頭が痛くなることもなく快適に使用できました。

最近使ったワイヤレスヘッドホンの中ではSOUNDPEATS Spaceがダントツで装着感の良いヘッドホンでしたが、これと比べても負けないくらいの装着感。

安価なヘッドホンとは思えないほど上質です。

装着感
 
9/10

マイク性能:ストレス無く通話可能

かなりクリアな音声でストレス無く通話できます。

周囲の雑音は多少マスクする程度であまり消さない印象。

風切音はある程度の風は問題なく処理してくれます。

ただ、強風時には声がかなり遠くなりました。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価:NCボタンにゲームモードを設定可能

EarFun Wave Pro ボタン配置

  電源ボタン +ボタン -ボタン NCボタン
クリック 再生/停止 音量+ 音量- ANCモード切替
長押し 電源ON/OFF 曲送り 曲戻し -

アプリから操作方法をカスタマイズ可。

デフォルトではNCボタンの長押しは無効化されていますが、アプリで設定することで低遅延モードを割り当てることができます。

カスタマイズ性も高く、快適は快適です。

ただ、電源をOFFするときの長押し操作が妙に長い点にだけ注意。

ONにするときは2秒くらいの長押しで電源が入るのですが、OFFにするときは7秒ほど長押ししっぱなしにしないと電源が切れません。

EarFun Wave Pro 操作方法

操作性 S・A・B・C・D

専用アプリ【EarFun Audio】の主な機能

主な機能一覧

  • ノイズコントロール
  • イコライザー
  • 操作方法のカスタマイズ
  • ゲームモード
  • LDACのON/OFF
  • マルチポイントのON/OFF
  • ファームウェアアップデート

ホーム画面

EarFun Wave Pro アプリ ホーム画面

設定画面

EarFun Wave Pro アプリ 設定画面

使って気付いた注意点まとめ

マルチポイントは割り込み不可

デバイスAで音を再生中にデバイスBで再生を開始しても自動では切り替わってくれません。

マルチポイントとLDACは併用不可

アプリ内で注意書きがありますが、マルチポイントとLDACは併用できません。

低遅延モード使用時はLDAC以外で

LDAC接続のまま低遅延モードにしても遅延はあまり変わりませんでした。

アプリでLDACをOFFにして低遅延モードにすればOKです。

電源OFFは長押し約7秒必要

電源ONは電源ボタンを約2秒の長押しなのに対して電源OFFは約7秒長押しする必要があります。

電源を切ったつもりで切れていなかったということのないよう気をつけましょう。(自分は初っ端やりました)

EarFun Wave Pro 総評

EarFun Wave Pro

メイン機能評価

音質
 
7.9/10
ノイキャン
 
7/10
外音取り込み
 
9/10
装着感
 
9/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評:8.5/10

EarFun初のワイヤレスヘッドホン、Wave Pro。

割とどんな音楽にも合い、多機能で使い勝手良く、ハードケース・ヘッドホンの質感も良し。

気になる所もほとんどなく、卒なく仕上がっているなという印象です。

ノイキャン好きとしてはノイズキャンセリングが低音に弱いところが残念なくらいですかね。

1番の美点は1万円以下のBluetoothヘッドホンとしては高音がかなり綺麗になるところかなと思います。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。