僕は猫だった

TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

イヤホンレビューの評価方法・評価基準について

当ブログでレビューしたイヤホンの評価方法について

当ブログのイヤホンレビューはすべて筆者(猫居)による評価です。

筆者は完全ワイヤレスイヤホンのコレクターでイヤホンレビュー歴は8年目となります。

イヤホンをレビューする際、レビュー対象を単独評価することはありません。

必ず関連性のあるイヤホンと実機で使用比較した上で評価するようにしています。

複数イヤホンと直接聴き比べ・使い比べすることで評価付け・ランキング付けを行う、そんなコレクターの強みを活かしたレビューを心がけております。

総合評価の基準

イヤホンの性能にコストパフォーマンスを考慮して最終的な評価を出します。

一定以上優れたイヤホンには★を付与して分類。

音質の評価方法

(例)SONYのWF-1000XM4のレビューの場合

左:WF-1000XM3 中央:WF-1000XM4 右:WF-1000X

1世代前のWF-1000XM3や2世代前のWF-1000Xとの比較を通した変化のチェック。

さらにライバル視されるであろうイヤホン、この場合ではBoseのQuietComfort Earbuds等との比較を通したパフォーマンスのチェック。

ライバル機種との比較

そのイヤホンが価格帯でどれくらいの価値があるのか、どういった点で優れていてどういった点で劣っているのか。

数多くイヤホンと比較することでレビュー対象の特徴をお伝えできると考えております。

ノイズキャンセリングの評価方法

換気扇の最大風量で毎回この値

画像のように測定した定量のノイズに対する消音効果を検証します。

Tvのノイズはノイズキャンセリングが効きにくい中音以上の消音効果の検証に効果的です。

この他、電車でも比較チェック。(80dBほどと言われています)

測定したノイズキャンセリングの効果は以下の記事にてまとめてあります。

dB値の基準はメーカーが公表している数値を基準に比較します。

例えばシュアのイヤホンは-37dBの遮音性が謳われています。

Shureイヤホンの遮音性

その他TWSからも-28dB、-35dB、-38dB、-40dBなど。

公称値が明らかなノイズキャンセリングTWS

多くの比較対象があることでdB値が公表されていないイヤホンのノイズキャンセリング効果の分析が可能となります。

外音取り込み機能の評価方法

イヤホンをしていないときの自然な聞こえ方にどれくらい近いかを評価します。

エアコンや扇風機を強風で回しながらTvの音声の聞き取る方法をとっています。

なぜこんなことをするかといいますと、外音取り込み機能は高音がカサつくものが結構多いからです。

Tvの音声だけの透過をみると高性能に聞こえてもエアコンの音が交じると風の音がチリチリと不自然に高まって耳に届いてきたりします。

露骨にマイクで強調したような不快な音、高音がカサつくもの、すごく自然に聞こえるもの、音が遠ざかってしまうもの、色々ありますがこれも多くのイヤホンとの比較で相対評価していきます。

装着感の評価方法

装着感については長時間イヤホンをつけていてどれくらい疲れがこないかを重要視しています。

装着時の安定感などのフィット性能なども考慮しますが、完全ワイヤレスイヤホンは長時間つけっぱなしになることがとても多いので耳への負担がより少ないイヤホンが評価されます。

当ブログでレビューしたイヤホンの評価基準について

相対評価の項目

  • 音質評価
  • ノイズキャンセリング評価
  • 外音取り込み機能評価
  • 装着感評価

これらの評価については相対評価となります。

各項目トップ評価のイヤホンを基準に他のイヤホンとの比較を通した評価付けを行っています。

絶対評価の項目

  • 操作性
  • 携帯性
  • 便利機能
  • 通話品質

こちらの項目は絶対評価となります。

評価付けの基準については以下の通りです。

操作性の評価基準
  評価基準
S評価

スムーズな操作が可能
すべての基本操作をイヤホンから行える
(基本操作=再生/停止・曲送り/戻し・音量UP/DOWN・ANC等のON/OFF)

A評価

スムーズな操作が可能
曲戻しや音量調節など基本操作『1つ』がイヤホンから行えない
または
すべての基本操作をイヤホンから行えるが、操作ボタンの反応に若干程度ラグがある

B評価

スムーズな操作が可能だが、基本操作『2つ』がイヤホンから行えない
または
操作ボタンの反応に若干程度ラグがあり、基本操作『1つ』がイヤホンから行えない

C評価 操作ボタンの反応にラグや精度の問題がある
操作方法が直感的でなく分かりにくい等
D評価 イヤホン操作に明らかなストレスを感じる
携帯性の評価基準

  評価基準
S評価 (カバンやパンツの)ポケットで存在感を感じないほどコンパクト
A評価 ポケットに難なく収まる
B評価

ポケットに収まるが存在感はある、気になる

C評価 ポケットに入れるのはやや厳しい
D評価 ポケットには収まらない
便利機能の評価基準
  評価基準
S評価 マルチポイント・ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・専用アプリ(イコライザー)などのあらゆる機能を搭載している
またはそれに相当するような独自の便利機能を有している
A評価 上記便利機能のうち、1つを欠く
B評価 ノイズキャンセリング機能orマルチポイント機能を有した完全ワイヤレスイヤホン
C評価 特に機能のない普通の完全ワイヤレスイヤホン
D評価 使用に支障をきたす不便さがある
(Bluetooth接続が途切れやすい・バッテリーの放電が異様に早い等)
通話品質の評価基準
  評価基準
S評価 外部ノイズを効果的にカットし声は小声でも明瞭に届く
A評価 普通の話し声なら明瞭に届く
または
小声でも明瞭だがややエフェクトがかかったような音声
B評価 通話用に声を張らないと聞こえにくい場合がある
エフェクトがかかったような音声
C評価 かなり声を張る必要がある
外部ノイズを不必要に拾う
D評価 通話は困難

おすすめのイヤホンについて

様々な比較と実際の使い勝手を見た上でこれはオススメといえるイヤホンについてまとめた記事がこちら。

読者の方のイヤホン選びの一助になれば幸いです。