おかげさまでイヤホンレビュー歴7年目、猫居です。
今回レビューするのはサウンドピーツのT2。
定価は7280円。
ですが実売価格は大抵いつも5000円を切っています。
格安ノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンの定番といったイメージのあるイヤホンですね。
だいぶ前に購入したもののレビューするのを忘れてたので今更ですが紹介したいと思います。
まず結論からいきましょう。
音質 |
低音:★★★★★★☆☆☆☆ 中音:★★★★★☆☆☆☆☆ 高音:★★★★☆☆☆☆☆☆ |
装着感 | S・A・B・C・D |
通話品質 |
S・A・B・C・D |
ノイキャン | ★★★★★★☆☆☆☆ |
外音取り込み | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
SOUNDPEATS T2の良い点
- 5000円以下で実用レベルのノイキャン
- 厚みのある低音
SOUNDPEATS T2の注意点
- 暗めな高音
- 外音取り込み機能は雑味が強め
まずウリの1つとなっているノイズキャンセリングですが、たしかに実売価格5000円を切る完全ワイヤレスイヤホンとしては最高の効きですね。
ノイキャンのコストパフォーマンスという点では2022年現在でも最高かもしれません。
音質は低音重視で良くも悪くも平均的なTWSサウンドって感じです。
音にはこだわりがある!って人でなければ楽しく聴けると思います。
実用レベルのノイキャンをとにかく安く試したいという方に刺さるイヤホンですね。
ただ音質的な部分も欲しい人は同価格帯ならEarFun Free Proのほうが良いでしょう。
こちらのほうがノイキャンは弱めですが音のバランスや解像度は上です。
詳細な評価については目次より各項目をご覧ください。
SOUNDPEATS T2の基礎スペック
連続再生時間 |
7,5時間(ANCモード時) 22,5時間(ケース込) |
コーデック | SBC・AAC |
防水性能 | IPX5 |
ゲーミング モード |
✕ |
専用アプリ |
✕ |
開封メモ
同梱物はイヤーピース・充電用ケーブル・説明書(日本語有)です。
軽くてコンパクトなイヤホンケース。
このケースって名前のところだけ変えていろんな中華系TWSのメーカーが採用してますね。
こちらもベーシックな型のイヤホン。
装着感も標準的でした。
音質評価
サウンドピーツらしい低音重視のサウンドです。
深みはそれほどではなくさっと弾ける低音。
中音域も結構明るめ&サバサバした音なので全体的にさっぱりとした印象で聴けるようになっています。
ただ高音域がかなり暗めなのは気になりますね。
値段を考えればそれなりに楽しく聴けるサウンドにはなっているといえるでしょう。
(盛り気味な低音が苦手な人以外)
ノイズキャンセリング評価
-35dbのノイズ低減効果を謳っていますが概ねそのとおりの効果だと思います。
強めの低音ノイズもかなり小さくしてくれます。
中音~高音にかけてはあまり効き目を実感できませんが、トータルとしては明らかにノイズが遠のくことを実感できるレベルです。
これは7000~12000円くらいのノイキャンTWSの平均的な効き目と大差ないくらいなのでコストパフォーマンスは高いと思います。
参考:全レビュー済みノイキャンイヤホンのデータをランキング化
外音取り込み音評価
雑味が強めな外音取り込み機能ですね。
イヤホンをしていないときよりかなり大きめな音が耳に入ってきます。
余計なノイズも含め増幅して外音が聞こえるので使う場所によってはやかましくてONにしたくないと思います。
ちょっとしたアナウンスを聞き取りたいときなどには良いですがあまり使い勝手の良い仕上がりとは言えません。
装着感・使い勝手の評価
標準的な付け心地、装着感といったところ。
IPX5と高めの防水性能を持っていますが、運動に適しているとは言えないフィット性能。
日常使いくらいにとどめておきましょう。
操作性も標準的でストレス無く使える範囲ではないでしょうか。
曲戻しできないのはネックですがタッチ操作の感度などは問題なく使えます。
SOUNDPEATS T2の操作方法一覧表
L側 | R側 | |
シングルタップ | 音量マイナス | 音量プラス |
ダブルタップ | 再生/停止 | 再生/停止 |
長押し | モードの切り替え ・ノーマルモード ・外音取り込み機能モード ・ノイズキャンセリングモード |
次の曲へ |