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TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

【Bose QuietComfort Ultra Earbuds レビュー】最強のノイキャンに空間オーディオが加わった新モデル

Author:猫居こうた

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Bose QuietComfort Ultra Earbuds

  • 圧倒的な静寂をもたらす最強のノイズキャンセリング機能
  • 臨場感抜群!どんな音源も空間オーディオ化
  • 長時間着用しても疲れない極上のつけ心地
  • 2台同時接続可能なマルチポイントには非対応
  • ワイヤレス充電に別売りの専用ケースカバーが必要
総合評価
 
9.5/10

こんにちは、猫居です。

今回レビューするのは2023年10月19日発売の完全ワイヤレスイヤホン、Bose QuietComfort Ultra Earbuds。

約4万円のハイエンドTWSで最強ノイズキャンセリングイヤホンQuietComfort Earbuds IIの後継機となります。

公式サイトの発表を見た感じではノイズキャンセリング機能が進化したわけではなく、

  • BOSE独自の空間オーディオ機能を搭載
  • Snapdragon Soundに対応しハイレゾ相当の再生も可能に
  • 通話品質の向上

このあたりが前作からの主だった進化点となりそうです。

QuietComfort Ultra EarbudsとQuietComfort Earbuds IIを実際に使い比べて僕なりに感じた違いを紹介していきます。

Bose QuietComfort Ultra Earbudsのスペック・外観チェック

スペック表と特徴

  QuietComfort Ultra Earbuds
価格 39,600円
連続再生時間 6時間
24時間(ケース込)
ドライバー 不明
コーデック SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive
防水性能 IPX4
ノイキャン
マルチポイント -
専用アプリ
低遅延モード -
その他の機能 Bose Immersive Audio
CustomTuneテクノロジー
ActiveSense
Google Fast Pair

急速充電(20分→2時間)
ワイヤレス充電(別売り専用ケースカバーが必要)
説明書 オンラインマニュアル(PDF)

特徴

  • 「聴く」から「体感するへ」:Boseイマーシブオーディオ(空間オーディオ機能)でより臨場感のあるサウンドを実現
  • 世界最高クラスのノイズキャンセリング
  • CustomTuneテクノロジーが耳に合わせてノイズキャンセレーションとサウンドパフォーマンスを自動調整
  • 至高の装着感:スタビリティバンドが耳にぴったりフィットして快適なつけ心地を生み出す

(公式サイト:QuietComfort Ultra Earbuds| ボーズより)

便利機能 S・A・B・C・D

外観・内容物のチェック

イヤホン本体

前作から形状は変わらずデザイン違いとなっています。

イヤホンケース

イヤホンケースも同様。

また、イヤホンとケースが磁石でくっつく力が少し強くなったようです。

外箱・付属品

付属品リスト

  • イヤーピース
  • 充電用ケーブル
  • オーナーズガイド
    (説明書なし・アプリに使い方の説明有り)

Bose QuietComfort Ultra Earbuds 測定データ

重さ・サイズ実測値

ケースサイズ 縦:65.8mm
横:59.2mm
高さ:26.3mm
三辺合計:151.3mm
重さ イヤホン:7.0g
ケース:58.7g

イヤホン・ケース共に今どきの完全ワイヤレスイヤホンとしては大きめ。

重さもそこそこあります。

ただ、後述の内容となりますが装着感はそれでも抜群。

よく工夫されています。

(参考:完全ワイヤレスイヤホンケース|サイズ・重さ・薄さの記録)

携帯性 S・A・B・C・D

遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時 295ms
(SBC)
275ms
(aptX Adaptive/高音質モード)
354ms
(AAC)
低遅延時 100ms前後
(aptX Adaptive/低遅延モード)
-

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時52msの遅延を観測します。
結果から-52msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

  • Androidでの遅延=0.1~0.295秒
  • iPhoneでの遅延=0.354秒

aptX Adaptiveが低遅延モードになったとき以外はかなり遅延大きめです。

SBCやAACではゲームプレイは厳しいと思います。

動画視聴はYoutubeやNetflixなど、アプリ側で遅延補正されるものは大丈夫です。

(iPhoneでYoutubeアプリを使う場合を除く)

aptX Adaptiveは接続が途切れそうなとき、ゲームや動画視聴中と判断されたときに自動で低遅延モードに切り替わります。

詳細⇒【iPhone】音ズレ対処法!BluetoothイヤホンでYouTube動画を観ると遅延が気になる問題の原因と解決策

交換イヤーピース対応表

SONY
ハイブリッドイヤーピース(M)
- AZLA
SednaEarfit Crystal(M)
SONY
トリプルコンフォートイヤーピース(M)
- final
TYPE E(M)
-
COMPLY
TG-200 トゥルーグリップ(M)
- Spinfit
CP360(M)
-
NUARL
Magic Ear+(M)
- 日本ディックス
COREIR BRASS(M)
-

(自分がよく使うイヤーピースとの対応表です)

前作同様、独自形状のイヤーピースを採用していて適合する汎用イヤピは少なめ。

さらに装着できてもイヤホンケースに収納できなかったりといった感じでほとんど合うイヤーピースがありません。

Bose QuietComfort Ultra Earbuds 詳細レビュー

音質評価

BOSEらしい深みのある、余韻の心地よい低音が特徴。

暖かみのあるサウンドで聴き疲れしにくい丸みのある音です。

基本的な音質・音のバランスは前作QuietComfort Earbuds IIと同じですね。

ただ、今回aptX Adaptiveに対応したことで音の厚み・高音域の明瞭感が増したと感じます。

この恩恵は思っていたよりも大きく、高音域に奥行きが出たおかげで低音の響きもより立体的に感じられるようになりました。

全域に渡って確かな音質UPを実感できます。

ただ、前作を所有していて空間オーディオに興味がないって方にとっては買い替えるほどの劇的な変化は無いです。

音質
 
8.9/10

空間オーディオ『Bose Immersive Audio』の評価

どんな音源も空間オーディオとして聴けるBose Immersive Audio。

素晴らしい出来です。

イヤホン単体でどんな音源も空間オーディオにできるタイプはイマイチなものが大半でした。(JBL TOUR PRO 2とか)

それに比べてBose Immersive Audioは本当に凄いです。

めちゃくちゃ自然で違和感がありません。

映画館の良い位置で聴いているよう、というと少し言いすぎかな…

ホームシアターを理想的なリスニングポジション、いわゆる『スイートスポット』で聴いているような感覚に近いです。

Boseのサウンドも空間オーディオに適していて非常に迫力があり、明らかにAirPods Pro 2の空間オーディオより良いです。

AirPods Pro 2やBeats Studio Buds+のように限定的な条件で効果的な空間オーディオを実現するタイプではないのもポイント。

音楽だけでなく映画やドラマもめちゃくちゃ臨場感たっぷりに視聴することができます。

2種類のモードで移動中も腰を据えたリスニングも楽しめるようになっています。

  • 『静止』:音像が所定の位置に留まる。右を向くと左から音が聴こえる。
  • 『移動』:音像がユーザーの動きと連動する。外出時のリスニングに適したモード。

ノイズキャンセリング機能の比較

ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンの中で最強のノイキャン性能を誇る前作QCE2。

その後継機となるQuietComfort Ultra Earbudsですが、前作同様に最高のノイズキャンセリング性能です。

大きなノイズも強力にカット。

ノイキャンMAXのクワイエットモードだと人に話しかけられても気付かないほど。

個人的にはSONY WF-1000XM5Apple AirPods Pro2と比べてもQuietComfort Ultra Earbudsの方がより強力なノイキャンだと思います。

前作からパワーアップしたわけではないですが、すでに現時点で最高のANCだったのでノイキャン重視なら間違いなく買いです。

(参考:最強ノイキャンBose QuietComfort Ultra Earbudsと他社ANCイヤホンの比較表)
相対評価で強さを比較!ノイズキャンセリングイヤホンの消音力比較ランキング

ノイキャン
 
10/10

Awareモード(外音取り込み機能)の評価

こちらも前作と同様。

非常に精度の高いハイレベルな外音取り込み機能です。

イヤホンをしていないときとほぼ変わらない自然な音を取り込むことができます。

イヤホンをしたまま会話できますし、“ながら聴き”も可能。

ハイエンドTWSの中でもAirPods Pro2に次ぐ優秀な外音取り込み機能ではないでしょうか。

ActiveSenseをONにすると外音取り込みを取り込みつつ、大きなノイズにはノイキャンを効かせるということが可能に。

かなりのノイズでなければ反応しないので言うほど便利な機能ではないです。

外音取り込み
 
9.5/10

装着感評価

  • 耳穴に「詰める」というよりも「添える」ような感覚のイヤーピース
  • 耳のくぼみで支えとなり装着時の安定感をもたらすスタビリティバンド

この2つのおかげで極上の装着感になっています。

長時間着けっぱなしにしていても全然疲れません。

完全ワイヤレスイヤホンとしては決して小型なわけではないサイズ感なのにこれだけ装着感が良いというのは素晴らしいものがあります。

また、スタビリティバンドは前作からあるものですがズレにくい用に改良されています。

装着感
 
9.5/10

マイク性能・通話品質について

BOSEの製品発表では音声通話が向上したとの記述がありましたが…。

確かに声がくっきりとして明瞭感も少しUPしたかなとは思います。

しかし、周囲の人の声も大きく取り込んでしまう点はあまり変わっていないように感じました。

なので相変わらずガヤガヤしたところでの通話にはあまり向かないかなと感じます。

他のノイズに関してはよく軽減してくれます。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価

  L側 R側
1クリック 再生/停止 再生/停止
2クリック 曲送り 曲送り
3クリック 曲戻し 曲戻し
長押し モード切替 モード切替
スワイプ 音量上下 音量上下

スワイプで音量を調整できるので操作の配置がシンプルで使いやすいです。

スワイプの反応も良好で快適。

また、長押し操作はアプリから操作割当で変更することができます。

空間オーディオのBoseイマーシブオーディオも設定できるので、左右どちらかに入れてあげると使いやすいです。

操作性 S・A・B・C・D

専用アプリ【Bose Music】の主な機能

主な機能一覧

  • モード切替(ノイズコントロール)
  • イコライザー
  • イマーシブオーディオ
  • 操作割当(長押しのみ)
  • セルフボイス
  • 装着検出

ホーム画面

イコライザー

セルフボイス

装着検出

使って気付いた注意点

  1. アプリとの初期接続が完了しない問題
  2. ノイキャン強すぎ問題

1.

アプリを開くと自動でUltra Earbudsが選択画面に追加されていましたが、これが指示通り接続しようとしても延々繋がりませんでした。

そこで製品選択画面の『+』をクリックして近くにある製品を探すモードに切り替えるとすぐに接続することができました。

2.

あまりにもノイキャンが強すぎて話しかけられても聞こえない問題。

あると思います。

そういったときはモード選択でノイキャン強度をカスタマイズしたモードを新規保存。

切り替えて使うといいです。

QuietComfort Ultra EarbudsとQuietComfort Earbuds Ⅱの違いまとめ

  1. デザインの違い
  2. ケースの磁石が少し強くなった
  3. スタビリティバンドがズレにくくなった
  4. 音質UP(aptX Adaptiveに対応)
  5. 通話性能僅かにUP
  6. 空間オーディオに対応

1.

総合評価

メイン機能評価

音質
 
8.9/10
ノイキャン
 
10/10
外音取り込み
 
9.5/10
装着感
 
9.5/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評

QuietComfort Ultra Earbudsはこんな方におすすめです。

  • どんな環境でも音楽に没入できる強力なノイキャンが欲しい
  • 空間オーディオで臨場感・ライブ感を楽しみたい
  • 着けていて疲れないイヤホンが欲しい

前作から音質や通話品質が多少レベルUPしましたが、一番の大きな変化はやはり空間オーディオですね。

臨場感たっぷりに音楽や映画を楽しめるので空間オーディオに興味のある方には非常におすすめできます。

空間オーディオに興味がないなら安く購入できる前作でも◎。

極上の装着感や最強のノイキャンはそのままなので、音楽への没入感は前作でも最高クラスです。

一方で

  • 2台同時接続可能なマルチポイントに非対応
  • ワイヤレス充電には別売りの専用ケースカバー(Amazonで6,100円と高額)が必要

など、ハイエンドTWSとしてはちょっと物足りない部分も相変わらず。

個人的にはノイキャン・空間オーディオ・装着感のどれもが他のイヤホンでは中々替えがきかないレベルのクオリティなので多少の不便には目を瞑る価値は充分にあると思います。

快適にリラックスして迫力のBoseサウンドを堪能できる、そんなイヤホンです。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。