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オーディオマニアによるイヤホン/ヘッドホンのレビューブログ

Edifier W240TNをレビュー!デュアルドライバーの旨味が安価に味わえてノイキャンも実用レベル【完全ワイヤレスイヤホン】

Edifier W240TN Review

  • デュアルドライバーの旨味を安価に味わえる
  • ノイキャンも実用レベル
  • 外音取り込みのレベルも高い
  • イヤホンから音量調整できない(実質)
  • 通話機能には期待しないほうが良い
総合評価
 
8/10

TWSコレクターの猫居です。

今回レビューするのはEdifierのW240TN。

コストパフォーマンスの高さで人気のEdifierですが、今回もかなり魅力的なイヤホンだと思います。

デュアルドライバー+ノイズキャンセリング機能(ANC)搭載で実売価格12000円弱?という破格の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。

ダイナミックドライバー2基で10mmのメインドライバー+高音域担当の6mmサブドライバーという構成。

多ドラにノイキャン付きで1万円そこそこなんて、イヤホン好きなら『おっ』と思ってしまう性能ですよね。

今回は

  1. 外観や使い方の確認
  2. 音質評価と手持ち多ドラTWSとの比較
  3. ノイズキャンセリング機能の評価・比較
  4. その他機能の評価
  5. まとめ

このような流れでレビューしていきたいと思います。

Edifier W240TNのスペックと測定データ

スペック表

  W240TN
連続再生時間 7時間(ANC利用時)
21時間(ケース込)
Bluetooth 5.3
コーデック SBC
防水性能 IP54
ノイズキャンセリング
マルチポイント
専用アプリ
その他の機能

低遅延モード
急速充電(2分→2時間)
イコライザー機能
操作カスタマイズ可

ノイズキャンセリング機能ONでも連続再生時間が7時間と長め。

防水防塵機能もしっかりと確保されていて多少の雨や汗は問題ありません。

2台の端末に同時接続可能なマルチポイントには対応していませんが、ノイキャンやイコライザー・ゲームモードまであり。

デュアルドライバー構成ながら最新の完全ワイヤレスイヤホンのトレンド機能も充実しているのがやはり魅力的です。

遅延測定結果

Edifier W240TN 遅延測定結果

ノーマル時:269ms

ゲームモード時:157ms

(100ms=0.1秒)

この測定環境では有線イヤホンで50ms程度の遅延を観測します。

なので測定結果から-50msすると実際の遅延に近づくと思います。

ゲームモード時の遅延はかなり優秀。

スコアを競うようなシビアなタイミングを要求するものでなければゲームも充分遊べます。

Edifier W240TNの外観チェック

イヤホン本体

以下、試しにgif動画を作成してみたのですが‥

ファイルサイズを抑えたら画質が酷いことになってしまいました。

雰囲気だけでも把握できるといいのですが‥

イヤホンケース

付属品

付属品リスト

  • 充電用ケーブル
  • イヤーピース(XS/S/L)
  • 説明書

Edifier W240TNの使い方と注意点

ペアリング方法

初回ペアリングはケースを開くだけでペアリングモードに入ります

スマホなど接続したい機器のBluetooth選択画面を開き、W240TNを選択すればペアリング完了です

リセット方法

リセットするときもイヤホンが入った状態でケースを開いたままにします。

背面のボタンを3回クリックすればリセット完了。ペアリングがうまくいかなかったときに使いましょう。

充電方法

USB Type-Cです。付属の充電用ケーブルで充電できます。

操作方法一覧

タッチセンサではなく物理ボタン式です
  L・R
(左右共通)
1クリック 再生/停止
2クリック 曲送り
3クリック -
長押し(2秒) モード切替
・ANC
・外音取込
・ノーマル

専用アプリから操作方法をカスタマイズ可能です。

1クリックの操作は固定ですが、それ以外をカスタマイズ出来ます。

ただ、左右の操作が共通で別々に設定することは出来ないので自由度は低め。

3クリック目に『曲戻し』を入れるか『低遅延モード』を入れるか、ですかね。

自分は『曲戻し』を設定しています。

注意点1:対応コーデックはSBCのみ

今どき珍しいですが対応コーデックはSBCのみ。

iPhoneでもSBCで接続することになります。

ただ、低遅延モードがあるので遅延は気にする必要ないです。

音質的にもSBCであるデメリットを感じることはなかったです。

注意点2:汎用サードパーティ製イヤーピースとは交換できない

楕円形のノズルなので汎用イヤーピースは装着感できません。

イヤーピースを変えたい場合は楕円形のイヤーピースを選びましょう。

Edifier W240TNを徹底レビュー

音質評価

非常にリスニング向きな楽しいサウンド。

低音のボリューム多め、ボーカルも近めで迫力重視。

高音は刺さりなく柔らかいけどれ、明瞭感があり素直な伸び方。

すっきりしていてかなり聴きやすいです。

低音も中華イヤホンにありがちな誇張し過ぎた低音ではなく、適度な強調感と分離の良さでナチュラルな響きの中音・高音を邪魔しません。

元気な音だけどしつこさはない感じ。

非常に軽やかなサウンドで気持ちよくリスニング出来ます。

デュアルドライバー搭載SOUNDPEATS Truengine 3SEとの比較

デュアルドライバー搭載TWS同士の比較

ダイナミック2基のデュアルドライバー格安完全ワイヤレスイヤホンといったらSOUNDPEATS Truengine 3SEが思い浮かぶ方も少なくはないと思います。

こちらは6000円くらいのイヤホンですがノイズキャンセリング非搭載なので、その辺を割り引いたらコストパフォーマンスではいい勝負なのかなと。

聴き比べてみると、W240TNの方が明らかに良い音のように思います。

Truengine 3SEは低音爆盛。

分離の良さや音の情報量を楽しむ余韻がなく、音もこもり気味。

デュアルドライバーの長所があまり活かせていない印象です。

W240TNの方がデュアルドライバーの旨味をしっかり感じられます。

(Truengine 3SEを買ったのは随分前ですがレビュー書いてませんでしたね‥そのうちアップしたいと思います)

ノイズキャンセリング機能を比較

今回もノイズキャンセリング機能を手持ちのイヤホンと比較していきます。

(これまでレビューしたノイズキャンセリングイヤホンの強さランキングはこちら)

公称値は-38db。

低音ノイズをかなり効果的にカットします。

中音・高音ノイズにはマイルドな効き目。

まず-35dbのノイキャンイヤホンとの比較ではW240TNの方が消音効果が高かったです。

そして-38dbのノイキャンイヤホンと比較すると同等の効き目。

公称通り-38dbのノイキャン効果があるといえそうです。

ノイズキャンセリングだけでいえばもっと効くものもありますが多ドライヤホンとして充分実用的なノイキャンです。

外音取り込み機能の使い心地

Edifierは過去にレビューしたTWS330 NBもそうでしたが、外音取り込み機能のレベルが高いですね。

低価格TWSの外音取り込み機能は雑なものも多いのですが、Edifierの外音取り込みは自然で聞き取りやすいです。

W240TNの外音取り込み音もイヤホンをしていない時の外音に近いので違和感がありません。

装着感について

見た目から想像していたより軽めのつけ心地です。

過度な圧迫感はなくしっかりフィットします。

ちょっと走ったりしても外れそうになる心配もなかったです。

専用アプリ『EDIFIER CONNECT』

Edifier Connect
Edifier Connect
開発元:BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.
無料
posted withアプリーチ

モード切替

ノイキャン・外音取り込み・ノーマルの切り替えをアプリからも行えます

イコライザー機能

イコライザーで好みの音に調整することも可能です

ゲームモード(低遅延モード)

ゲームモードで低遅延化。ゲームモード中は接続が切れやすくなるので混雑するところでは避けたほうが良いです

操作のカスタマイズ

1クリック以外の操作カスタマイズが可能

Edifier W240TNを選ぶメリット

デュアルドライバーの旨味を安価に味わえる

安価なデュアルドライバー搭載TWSながらちゃんと音楽が楽しめます。

多ドラらしい分離の良さと情報量の多さ。

リスニングイヤホンとして充分に楽しいサウンドですし、すでに何かしらイヤホンを持っている方も聴き比べの楽しさが味わえるでしょう。

ノイキャンも実用レベル

複数ドライバー積みでちゃんとしたノイズキャンセリング機能までついている完全ワイヤレスイヤホンというと高級機以外では殆ど見たことがないです。

高級機でも殆どないかな?

そんなわけで非常に貴重な存在かと思います。

多ドラ+ノイキャンでも連続再生時間7時間と長く再生出来るのもポイントです。

外音取り込みのレベルも高い

低価格帯ではおそろかになりがちな外音取り込みも優秀。

低音量にすれば“ながら聴き”も出来るレベルです。

Edifier W240TNを選ぶデメリット

イヤホンから音量調整できない

操作方法をカスタマイズできるので音量調整を入れようと思えば入れることはできます。

ただ、空いている操作は3クイック1つしかないです。

そして他の操作は外せないものばかり。

実質的に音量調整を入れる隙間はありません。

スマホなどから音量調整しましょう。

通話機能には期待しないほうが良い

通話を試してみたところ、マイク性能はいまいちかな‥。

小声ではほぼ聞こえないですし、ブツブツ途切れてあまり会話にならない感じでした。

リスニング用イヤホンとして割り切って使うことをおすすめします。

総合評価

メイン機能評価

音質
 
7.6/10
ノイキャン
 
7/10
外音取り込み
 
8.5/10
装着感
 
7.5/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性

S・A・B・C・D

便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

デュアルドライバーらしい楽しさとノイズキャンセリングの実用性、両取りができる貴重なイヤホンです。

低価格帯の多ドラTWSといえばこれまでは地雷っぽいイヤホンが多かったので警戒感もあると思います。

しかしW240TNは見かけ倒しでなくきっちり使っていける出来栄えです。

聴き比べを楽しみたい方にもおすすめできます。