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【Apple AirPods Proレビュー】“違和感”を徹底的に排除した生活に溶け込むイヤホン!WF-1000XM3と比較しながら紹介します

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Amazon:Apple - AirPods Pro

こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。

今回のレビューはAirPodsの新作、AirPods Proです。

従来のインナーイヤー型からカナル型へと変わり、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を搭載した進化版AirPods。

ノイキャンと外音取り込み搭載の完全ワイヤレスイヤホンと言えばSONYのWF-1000XM3が群を抜いて高性能な存在として知られています。

自分も愛用中のWF-1000XM3ですが、AirPodsはそれと比較してどうなのかを軸に紹介していこうと思います!

(レビュー記事:【WF-1000XM3レビュー】2019年最高の完全ワイヤレスイヤホン!SONYの本気を見た【比較あり】)

AirPods Proの性能

  AirPods Pro WF-1000XM3
連続再生時間 4,5時間/24時間(ケース込み) 6時間/24時間(ケース込み)
対応コーデック SBC, AAC SBC, AAC
重さ 5,4g 8,5g
Bluetooth 5.0 5.0
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
付加機能

防水性能IPX4

Qiチャージ

クイックアテンションモード

DSEE HX

スペックからわかる違い

AirPods Proの再生時間4,5時間は現在の完全ワイヤレスイヤホン環境ではやや短め。

防水性能がある分、AirPodsはジョギング程度なら運動でも使える。

Qi規格対応でワイヤレス充電も可能。

イヤホンに指を添えるだけで外音取り込み状態になる(指を離せば解除)クイックアテンションモードがある分、外音を聞きたい時の対応力はWF-1000XM3が上。

WF-1000XM3ではDSEE HXにより圧縮音源もハイレゾ相当に引き上げられ高音質化される。

写真でチェック

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外箱。写真はいくらでも出回っていると思うので簡単に紹介します。

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付属品

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Qi対応充電ケース。

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イヤホン本体。うどんを卒業したとは言うものも相変わらず見た目が良いとは言い難い。

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ノズル&イヤーチップ。独特の形状になっています。

カナル型とは思えない軽い装着感

-従来のインナーイヤー型からの移行も問題なし

カナル型らしからぬ装着感の軽さ。

驚くほどつけている感が無く、長時間つけていても全く疲れません。

インナーイヤー型の装着感を気に入って使っていた方も問題なくProに移行できるでしょう。

むしろフィット感が上がった分いままでのAirPodsよりはるかに快適です。

イヤーチップは独自の形状で替えがきかず、他社製のイヤーピースも当然はまりません。

(紛失してもイヤーチップだけ単体購入可能なようです)

WF-1000XM3と外音取り込み機能を比較

-イヤホンをつけていることを忘れる自然さ

AirPods Proの外音取り込みの自然さは本当に凄いです。

イヤホンをつけていないときと外音の聞こえ方が全くと言っていいほど同じ。

WF-1000XM3は人の声に対しては同等につけていない時と同じように聞こえます。

ただ換気扇の音など、細かい音はやや音量ダウンしています。

それが別に悪いというわけではないし、WF-1000XM3も充分に凄いのですが‥

AirPods Proは全くもって自然な聞こえ方と存在感を感じないフィット性能が相まって本当にイヤホンをつけていることを意識せずに外を聞くことが出来るのです。

個人的にたくさんの外音取り込み機能搭載イヤホン・ヘッドホンを使ってきましたが、ヘッドホンを込みで考えても過去一番に優秀だと思います。

“ながら聴き”にも最適

近年、ambieなど耳穴に入れずに周囲の音を聞きながら音楽を楽しむ“ながら聴き”スタイルが一定の人気を集めています。

このブログでもそういった“ながら聴き”イヤホンをいくつかレビューしてきました。

(耳を塞がない『ながら聴き』が出来るイヤホンどれがオススメか教えます!メリット・デメリットも併せて紹介)

AirPods Proの外音取り込みがあまりにも自然でそのまま聞こえるので、外音取り込みON+音量控えめで“ながら聴き”できるのか試してみました。

結果は思ったとおり!

それ用に売られているイヤホン以上にながら聴きが出来ました。

ambieなどは耳穴にイヤホンを入れない構造上、どうしても低音がスカスカで死んでしまいますがAirPods Proはカナル型でしっかりと耳に収まりつつ外音が聞けるのでリスニングは断然AirPods Proのほうが楽しめます。

ニュースを聴きながら、料理をしながら、車の音に気をつけながらジョギング‥

他人に失礼にならない範囲で常につけっぱなしでいられるポテンシャルがあるのです。

これは強いですね。

と、同時に再生時間が4,5時間しかないのが非常に勿体ないと感じます。

ノイズキャンセリング機能をWF-1000XM3と比較

-どちらも高性能!圧倒的静寂

これも素晴らしい出来でした。

想像を遥かに上回る静寂が手に入ります。

雑踏の中の大半の騒音を打ち消し音楽に集中可能。

家の中ではエアコンや冷蔵庫・換気扇、パソコンのファン程度の音はほぼ無音にしてくれます。

WF-1000XM3と比較してみると‥

低い音はAirPods Proのほうがわずかに多く消してくれます。

一方高い音はWF-1000XM3のほうが消してくれます。

(例えばカフェのテラス席で作業中、ガヤガヤとした音を消す量はわずかにAirPods Pro。皿を重ねる音などはWF-1000XM3のほうが消してくれます。)

どちらも甲乙つけ難いくらいに高性能ですが、ノイキャン特有の圧迫感がまるでない上に装着感も軽いAirPodsのほうが快適度は高いと感じました。

ケースもついでに比較

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左:AirPods Pro 右:WF-1000XM3

ケースに関してはみたまんまAirPodsのほうが使いやすいです。

WF-1000XM3のケースはTWSの中でもやや大きめで普段使っていて不満らしい不満はこのケースサイズくらいといったところ。

音質をWF-1000XM3と比較

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左:AirPods Pro 右:WF-1000XM3

音質に関してはケースのように見たまんまとはいかないものの、ケースと同じくらい大きな差があります。

もちろん音が良いのはWF-1000XM3の方です。

低音の質・量、高音の伸び・クリアさだけでなく音の広がり、厚みなどすべての面でWF-1000XM3が圧倒しています。

同じ曲を聴いてるとは思えないくらいの差があります。

AirPodsはカナル型になり低音の質感は従来よりはだいぶ良くなりました。

かといってBeatsのように重低音を聴かせるわけではありませんが。

音はフラットでボーカルが聴きやすくポップスなどに適した今まで通りの傾向です。

まとめ

AirPods Proで特に凄いと感じた部分は装着感の良さ・外音取り込み機能の自然さです。

この2つは他のどのイヤホンよりも優れているでしょう。

ノイズキャンセリング力はWF-1000XM3と同等でこれまた凄い。

音質は従来のAirPodsよりは向上。

しかし約3万円の音かと言われると厳しいです。

(完全ワイヤレスイヤホンの基準でみても)

音質以上にAirPodsから使い勝手の面が大幅に向上したのが大きいと思います。

これには今までAirPodsにお金を出せた人なら+1万円出しても余裕でお釣りが帰ってくるくらい価値があります。

疲れない装着感、聴き疲れしない音作りとこの辺はカナル型になっても変わっていないので既存AirPodsユーザーの乗り換えも全く問題ありません。

結局AirPods ProとWF-1000XM3、どちらがオススメか

音質重視ならWF-1000XM3。

イヤホンが音楽を聴くためのアイテムである以上、WF-1000XM3のほうが有利な気もしますが‥

それと同時にイヤホンが耳に入れるアイテムである以上、つけている時の違和感をいかに削いでいくかも非常に重要なポイントになりますよね。

その違和感を徹底的に無くしてきたのがAirPods Proだと思います。

つけていることを忘れる装着感、自然な外音取り込み、ノイキャンの圧迫感の無さ。

AirPods Proを使ってみると生活の中にめちゃくちゃ溶け込んでくるんですよね。

音楽を楽しむためのオーディオなのか、テレビやスマホなどと同じ生活家電の一部なのか‥

単純に音楽を楽しみたい、通勤・通学やお出かけのときのワイヤレス環境としてTWSが欲しいという方にはWF-1000XM3のほうが音質が良い分オススメです。

それ以外にも仕事や趣味での作業中など、生活の中で“ながら使い”する予定があるなら装着感中の違和感が無いAirPodsが強いです。

人によって完全ワイヤレスイヤオンをどういうふうに捉えるか・どういうふうに使いたいかでどちらがベストか変わってくるのではないでしょうか。

個人的にはWF-1000XM3の出番は減りそうにありませんが、ながら聴き用イヤホンはAirPods Proに置き換わりそうです。