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猫飼いオーディオ愛好家によるイヤホン/ヘッドホンのレビューブログ

【Sony WF-1000XM4】音質やノイキャンを比較レビュー!Bose QCE・木綿2・WF-1000XM3等‥

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Sony WF-1000XM4

Amazon:Sony - WF-1000XM4

こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。

ついに発売されました、SONYの新作完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM4。

僕は予約して発売日に届いたものをせっせと聴き込んでいますが、今から買おうと思っても人気のため品薄で一ヶ月程待たされるみたいですね‥。

そんな期待の新作ですが結論から先に書いてしまいますと、『買い』の一言だと思います。

  • 音質 - トップレベル
  • ノイキャン - トップレベル
  • 機能性 - 唯一無二
  • 装着感 - 密着フィット(多少圧迫感有り)

すべての項目で高得点を取る優等生という感じです。

完全ワイヤレスイヤホンでトップレベルの音質とノイキャンを持ちながら、他社の追随を許さない圧倒的な機能性を持っている点がWF-1000XM4の存在感を際立てます。

欠点らしい欠点は殆どないと思います。

強いて言えば高レベルなノイズキャンセリングを実現するために採用された密着度の高いフィット性。

これが逆に耳への負担に感じる人もいるかもしれないかなというくらいですね。

前作XM3がそうだったように、今後発売されるハイエンドTWSはこのWF-1000XM4と比べてどうなのか?という比較対象となることでしょう。

以下はBoseのQuietComfort EarbudsやゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 2、前作XM3などと比較しつつ音質やノイキャンのチェック。

さらに各種機能の使い勝手や注意点についても紹介します。

開封メモ

環境に配慮したパッケージということでプラスチックフリーでオール紙製みたいです。

高級機なのに外箱がしょぼいとか色々意見もありそうですが、個人的にはその点は気になりませんでした。

ただ、外箱は捨てないでとっておきたいので箱を閉じられるようにしてほしかったですね。

イヤホンケースは前作からものすごくコンパクトになりました。

すごく使いやすくなったと思います。

比べると一目瞭然。

イヤホンもだいぶコンパクトに。

それ以上に装着感に恐ろしいほどフィット感の向上がみられます。

装着感を出すためイヤーピースはウレタンのみ付属。

前作との比較。

音質評価

前作WF-1000XM3はいかにもソニーらしい元気サウンドでした。

比較してみると随分と音の傾向が変わっていて驚きました。

特に低音がボリューミーだった前作と比べて低音はだいぶスッキリした印象です。

全体的に落ち着ついてフラット寄りになったと言えるでしょう。

じゃあ蛋白でつまらない音になったのかというとそんなことは全然ありません。

あくまで前作と比較して深いところが減ったというだけで、低音域の質感は十分にありますし切れの良さは増していて分離も良いです。

中音域は厚みと奥行きがあり、表現力豊か。

ボーカルの聴かせ方もソニーらしく他の音に邪魔されず主張します。

高音域は非常にレベルアップしたと感じる部分。

表現力がめちゃくちゃあがりましたし、鮮やかでよく伸びます。

音場も広く全体を通して良い意味でワイヤレスらしくない鮮やかさのある音になったと感じました。

また、LDACで接続できるようになったのもすごく大きいです。

何度もこのブログでは書いていますがSBCとapt-Xの差は大した違いじゃないんです。

(よくapt-Xだから高音質などと謳っている商品がありますが)

でもSBCやapt-XとLDACの差は明らかに変化を感じるくらい違います。

WF-1000XM4は圧縮音源などをハイレゾ相当にアップスケーリングする技術『DSEE Extreme』を積んでいるのでハイレゾでない音源もそれ相当で聴けるとされています。

たしかにこの技術は凄いですが、やはりちゃんとした音源をLDACで聴くと全然違うのがわかります。

WF-1000XM4を購入したらぜひ試してもらいたいです。

アプリのイコライザーを使って好みの音に変えることもできるので音質面で外れたと思うことはまずないんじゃないかと思います。

音質比較:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2

音質面の比較はTWSで一番の音質だと思っているゼンハイザーのMomentum2としてみます。

WF-1000XM4を最初に聴いた時、WF-1000XM3より木綿2寄りになった?と感じたという部分もあります。

どちらもバランスの良い、僕好みな音を鳴らします。

しっかり両方を聴き比べてみると低音・高音とWF-1000XM4のほうが強くて、中音域へのフォーカスはさすがMomentum2が上手いです。

音場も随分広くなったWF-1000XM4ですが、それでもMomentum2はさらに上を行く音場感。

ただ、高音域の表現力やツヤ感は明らかにWF-1000XM4のほうが上です。

個人的にはMomentum2の音のほうが好きですが、好みの差で判定はわかれるかもしれません。

また、ノイキャンなど機能性などの総合力では明らかにWF-1000XM4のほうが上なのでどちらか1つ持つとしたらWF-1000XM4を選びますね。

ノイキャンの効き目をBose・QCEと比較

僕がこれまで使ってきた数多くのTWSの中でノイズキャンセリングの効き目はBoseのQuietComfort Earbudsが最強だと思います。

(QCEは装着感や使い勝手がいまいちですが‥)

それとWF-1000XM4のANCを比較してどうなのか?

低音域はほとんど同等の消音力で強烈なノイズもほぼ完全に消し去ってくれます。

違いを感じるのは中・高音域の消音。

特に高音域の消音は現在のノイキャン技術では限界があるらしく、どのメーカーの製品でもある程度ノイズが薄まるくらいの一定の効果しかありませんでした。

それを補うためにSONYは物理的な遮音性、パッシブノイズキャンセリングを高めたそうです。

このおかげでキーンといった高い音を遠ざける力はWF-1000XM4のほうが上。

総じてXM4のほうがノイキャン効いてるなぁという実感がありました。

またノイズキャンセリングがONのときに感じる独特の圧迫感もQCEは結構圧迫感を感じるのに対してWF-1000XM4のほうは圧迫もほぼ無し。

どちらも強力に効くのは間違いないですが、音質なども含めた総合評価となると明らかにWF-1000XM4のほうが買いだと思います。

AirPods Proと比べて

気になる方も多いかもしれないので補足的にAirPods Proとの比較にも軽く触れておきます。

AirPods Proよりノイキャンは強いです。

ただAirPods Proはまるでイヤホンをつけていないかのような非常に軽い装着感と強力なノイキャンを併せ持っているのが魅力であり、これは他社のどの製品にもない長所。

音質の面から個人的には圧倒的にWF-1000XM4ですが、耳への圧迫感が苦手で軽い装着感が良いという方はAirPods Proも有りでしょう。

各種機能について

外音取り込み機能

イヤホンをしたまま外音を聞くことができる機能。

WF-1000XM4では外音の集音レベルを1~20まで調整ができます。

加えてボイスフォーカスというノイズを抑えつつ人の声だけ取り込む機能もあります。

集音力はさすがで外音取り込み20に設定しておくとイヤホンを外した時と同じように外音を聞くことができます。

イヤホンをした状態で会話の聞き取りが可能です。

外音取り込みレベル1ですと駅などでアナウンスを聞くのには充分といった感じ。

ボイスフォーカスは外音取り込みレベルを抑えているときほど効果的と感じました。

最大の20でボイスフォーカスをONにするのが一番人の声が聞きやすそうに思いますが、シャリついて自然な外音ではなくなるので微妙でした。

20ならOFFで充分、外音取り込みレベルが低い時にONにすると雑音をあまり拾わずに人の声だけ透過してきて良い感じです。

便利なアダプティブサウンドコントロールは設定を

優秀な外音取り込み機能をさらに便利にしてくれる機能がアダプティブサウンドコントロールとスピーク・トゥ・チャット、そしてのクイックアテンションモードの3機能。

外音取り込み機能自体はもはや1万円以下のTWSにも搭載され始めている機能ですが、これがあるからSONYは強いと言えます。

(もちろん外音の自然さや聞こえやすさにも値段なりの差はありますが)

アダプティブサウンドコントロールとはユーザーの動きに合わせて自動でノイキャンと外音取り込みの切り替えをしてくれる機能です。

止まっているときや電車内ではノイキャンON、歩いている時は外音取り込みレベル10、走っているときはレベル20など好みで設定しておくことができます。

さらに場所ごとの設定を保存可能。

例えば毎日使う駅やよく買い物にいくスーパーに入ったら外音取り込み機能ON、それ以外はずっとノイキャンONというような使い方もできます。

これが非常に便利。

日常生活のルーティンの中ではこれのおかげで手動でノイキャン・外音取り込みの切り替えをする必要がほとんどなくなります。

ただ、1つだけ設定の見直しをおすすめします。

デフォルトのままだとモードが切り替わるたびに通知音がポンポンなるんですよね。

これが結構煩わしいのでアプリの設定からOFFにしたほうが良いと思います。

スピーク・トゥ・チャットは精度抜群なれど‥

自分の声に反応して自動で音楽を一時停止し、外音取り込みモードになる機能です。

これが思った以上に精度抜群で喋り始めたらすぐにモードが切り替わってくれます。

なので、イヤホンをつけたまま普通に会話もできちゃいます。

できちゃいますけど‥

自分はイヤホンをつけたまま会話をするのってやはり抵抗がありますね(;´∀`)

クイックアテンションモードはあまり必要なくなった

クイックアテンションモードはL側イヤホンに指を添えると瞬時に外音取り込みモードに切り替わる機能です。

WF-1000XM3が出た当初はこれが便利でよく使っていたのですが、アダプティブサウンドコントロールとスピーク・トゥ・チャットが便利すぎてあまり出番がなくなったと感じますね。

よく行く店や駅では自動で外音取り込みに切り替わるように設定しておけますし、人にとっさに話しかけられたとき等も自分が声を発した瞬間に自動でモード変更されるので指を添える機会があまりないんですね。

まだWF-1000XM4を買って時間も経っていないので、今後自分の生活圏内から出た時に効果を発揮するかな?と思っています。

WF-1000XM3からの買い替えは“有り”

WF-1000XM3もまだまだ現役で使えるTWSには違いないです。

ただ音質やノイキャンだけでなく通話品質やBluetooth接続の安定性も大幅にアップしています。

特に混み合う駅などで使う場合はBluetooth接続の快適さは結構違うかなと思います。

1000XM3を下取りに出してXM4にアップグレードする価値は充分にあるでしょう。

一度慣れたらやめられない便利さ

確かなノイキャンパワーと外音取り込み+自動切り替え機能の数々で本当にイヤホン生活が激変します。

ただ聴くだけじゃない、生活に馴染むイヤホンという感じです。

一度これに馴染んでしまうとちょっとやそっと音質やノイキャンで格上のモデルが出てきたとしても中々切り替えられないですよ‥。

それくらいに便利だと思います。

他にも防水性能がついに追加されたとかQi規格のワイヤレス充電が可能とかタッチ操作の割り当てが出来るとか色々機能があるんですが、長くなりすぎたので割愛します。

イヤーピースがきちんと装着できているかテストする機能などもあります

その他の機能については公式に書いてあるとおりなので販売ページなどを見ていただければと思います。

WF-1000XM4が対応している空間オーディオ『360 Reality Audio』の感想はまた改めて別記事にて感想を紹介予定です。