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【AVIOT vs Anker】TE-D01tレビュー!1万円前後の全部入りTWS、どちらが買いか聴き比べします

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TE-D01t

Amazon:AVIOT - TE-D01t

こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。

本日レビューするのはAviotの新作完全ワイヤレスイヤホン、『TE-D01t』です。

様々なアーティストとのコラボPRを打ち、国産メーカーとして知名度も上がってきているAVIOT。

TE-D01tはノイキャン・外音取り込み・低遅延モード・アプリでのイコライザー‥いわゆる全部入りの高機能TWSで値段は定価で10890円。

それぞれの機能がうまくいっているならば中華メーカーと競えるハイコスパなイヤホンとなりそうです。

今回は同じ価格帯で品質と値段のバランスがもっとも優秀と思われるAnkerの全部入りTWS『Soundcore Life A2 NC』と比較しつつレビューしていきます。

*Soundcore Life A2 NCのレビュー記事はこちら

スペック比較

  TE-D01t Life A2 NC
定価 10890円 9990円
ドライバーサイズ 10mm 11mm
再生時間 18時間(ケース込み60時間)
ANCをON時は2~3割減
7時間(ケース込み35時間)
ANC時6時間(ケース込み30時間)
対応コーデック AAC・SBC AAC・SBC
ノイズキャンセリング あり あり
外音取り込み機能 あり あり
イコライザー 専用アプリでコントロール 専用アプリでコントロール
ワイヤレス充電 対応 非対応
低遅延モード 対応 非対応
防水性能 IPX4 IPX5

 

連続再生時間の差が大きな違いですね。

TE-D01tは圧倒的な連続再生時間。

そしてAnkerだとLife A2 NCの上位機種『Liberty Air 2 Pro』で対応しているワイヤレス充電にも対応。

多機能さも売りです。

低遅延モードについては一言いいたいことがあるので後述します。

開封メモ

パッケージはこの価格帯としてはごくごく標準的なものかと思います。

付属品。

日本ブランドなだけに説明書類は丁寧でわかりやすいです。

操作一覧。

ノイキャンと外音取り込みの切り替えは長押し1,5秒。

AVIOT製イヤホンの魅力の1つにデザインの良さが挙げられると思います。

今回のTE-D01tも持っててちょっとテンションのあがるような質感の良さを感じます。

イヤホン本体も同様。

商品写真で見るよりは少し安っぽくみえますが、充分でしょう。

音質比較

まずイヤホンの基本となる音質の比較から。

同じ全部入りといっても音の傾向は全然違います。

TE-D01tはフラット‥というよりややかまぼこ気味な音ですね。

女性ボーカルへのフォーカスが上手。

低音がやや控えめで、男性ボーカルも力強さに欠けるところがあります。

この辺は物足りないと感じる人も多そうです。

解像度はそこそこ、音場は狭め。

一方Life A2 NCはわかりやすくドンシャリした味付けのサウンドです。

特に低音の凄まじいボリュームとキレが特徴的。

TE-D01tと比べると女性ボーカルはやや引っ込んだ印象を受けますが、音の奥行きや臨場感は圧倒的にこちらが上です。

男性ボーカルも力強くてGood。

イコライザーの差が明確な差を生む

イコライザーで変化をつけてみると大きな差を感じます。

TE-D01tはあまり味付けのない音なのでイコライザーで変化をつけやすそうなものですが、残念ながらあまり連動してきません。

大きく変化をつけないとあまり音の違いを感じられず、思ったように味付けできるとは言い難いです。

ただ『Bass Boost』モードにすれば不足気味な低音を補うことは出来るのでその点は良かったかなと思います。

一方Life A2 NCのほうはイコライザーで様々な変化をつけることができますし、しっかり変化がつきます。

元々の低音が非常に力強いので抑えても抑えきれない部分はありますが概ね思ったとおりの変化がつけられるでしょう。

『Podcast』モードにすれば疑似TE-D01tのような音も再現可能です。

と、イコライザーまで含めてイヤホンの能力を比べてみるとLife A2 NCのほうがだいぶ実力が上だと感じます。

TE-D01tが全然だめっていうわけではありません。

(イコライザーの出来は良くないですが)

1万円くらいのTWSとしては平均的な音かと思います。

ノイキャン対決は僅差でAnkerに軍配

TE-D01tもLife A2 NCもどちらもこの価格帯としては非常に優秀なノイズキャンセリング能力です。

最近はアンダー1万円の中華TWSでノイキャン付きのものがたくさんリリースされていますが、それらよりはっきり効いています。

低音域の騒音を大幅にカットして中高音の騒音に対してはマイルドな効き目なのも同様。

ただ両方を比較するとわずかにLife A2 NCのほうが効いている実感があります。

またTE-D01tは無音時に僅かにホワイトノイズがあると感じましたが、厳密に聴き比べしたら気になる程度。

実生活で使ってみると気になることはありませんでした。

どちらも優秀なことにかわりはありませんし実用的に使えます。

その他の機能比較

外音取り込み機能はイーブン

外音取り込み機能はやや強調感あり。

高級機のような自然な音とまではいえませんが充分に外音を取り込んでイヤホンをしたまま外の音を聞き取ることが可能です。

これはLife A2 NCもTE-D01tもほとんど同じで、どちらが上とか差をつけるほどの差がないと感じました。

実用性はどちらも同程度といったところです。

普通に使えます。

アプリの出来は雲泥の差

AVIOTのアプリは率直に言って出来が悪いです。

アプリ立ち上げ舞にどのイヤホンと接続しているか選択をさせられるのが煩わしいですし、ノイキャンと外音取り込みの切り替えをしても反応しないことがあるなど動作自体がかなり不安定です。

前述の通り、イコライザーの出来もいまいち。

イヤホンの利便性を上げるのに役立っているとは言い難いですね。

逆にAnkerのアプリは非常に高機能でストレスなく使えます。

個人的にはソニーと並んでトップクラスに使いやすいアプリかなと思います。

低遅延モードの有無について

低遅延モードはTE-D01tに搭載されていますが、Life A2 NCにはありません。

ですが、低遅延モードを使わなくても動画視聴なら遅延を感じることはほぼありませんし、低遅延モードを使ってもゲームでシビアなタイミングを要求される場合には遅延が問題になります。

これはTE-D01tに限った話ではなく低遅延モードを搭載したほとんどTWSで言えることです。

本当に遅延知らずの低遅延モードがあるのは自分の知る限りではXROUNDのAEROだけですね。

そんなもんで低遅延モードがあるから遅延の面でTE-D01tよりLife A2 NCが優れているかというとそういう場面は限定的なような気がします。

動画視聴するにはどちらも問題ありませんし、シビアに使うにはどちらもちょっと厳しいといった感じです。

装着感はどちらも優秀

どちらのイヤホンも装着感は優秀です。

より軽くてフィット感があるのはLife A2 NCですが、イヤーフックをフィットさせるために耳に入れてから少し調整が必要です。

TE-D01tは耳に入れるだけで適切なフィット感が得られます。

長時間つけていても疲れにくいのはLife A2 NCのほうですね。

総評

Around1万円、全部入り完全ワイヤレスイヤホン対決。

個人的にはAnker Life A2 NCが総合的に勝っていると感じました。

音質とアプリ面の差が主な違いです。

値段も1000円近くLife A2 NCのほうが安いですしね。

ノイキャン性能や外音取り込み機能はほとんど差がないくらい肉薄しています。

TE-D01tも総合的によくまとまった製品であるのは間違いないです。

(アプリ以外は)

値段の割によく効くノイキャンにそこそこの音質と多機能さ。

圧倒的な再生時間は特に魅力的でしょうね。

デザインや質感もこの値段のものとしてはかなり上質なので連続再生時間の長さやデザインに惹かれてこちらを選んだとしても後悔はないと思います。