Amazon:Anker - Soundcore Liberty Air 2 Pro
*追記
アップデートでハイレゾ相当で聴けるLDACにアップデートで対応。
より高音質で音楽が楽しめます。
完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
今回レビューするのはAnker Soundcore Liberty Air 2 Proです。
前回のSoundcore Life A2 NCに続いて今回もAnkerのノイキャンイヤホンとなります。
以前レビューしたLiberty Air 2を進化させ、ノイキャンや外音取り込み機能を追加した新作ですね。
Liberty Air 2はたしか1万円以下のイヤホンで一番売れているイヤホンだったかな?
実際使ってみた感想でも書きましたがすごく良いイヤホンです。
同じノイキャン搭載で同時発売のSoundcore Life A2 NCも使ってみてどう違ったのか。
音質的にはAnkerイヤホンで最上位に当たるSoundcore Liberty 2 Proなどとの比較もしてみました。
ぜひチェックしてみてください。
開封
手触りが良く高級感ある外箱。
クイックスタートガイドはイラストでわかるようになっています。
詳しい説明はアプリからみることが可能です。
イヤホン本体。
うどん型でタッチセンサ式。
タップの感度は良好です。
イヤホンケース。
やや丸みを帯びたフォルムの小型ケースになっています。
スライド式で片手で開閉可能。
同時発売Life A2 NCとの比較
イヤホンはどちらも高級感ありです。
ケースは断然Liberty Air 2 Proのほうが手触り良く高級感あり。
(写真ではわかりにくいと思いますが‥)
また出し入れもLiberty Air 2 Proのほうがスムーズにできてストレス無いです。
より精度の上がったHearID2
音質評価の前にHearIDについて。
HearIDとは自分の耳の聴こえ方を分析して音の最適化を行うAnker独自の機能です。
それが今回HearID2にバージョンアップしていました。
以前は一定時間流れる音に強弱があり、聞こえたらタップしていく方式でした。
今回は音ごとに聞こえたか聞こえなかったかをチェックしていく設問方式に。
より細かい分析が可能になりました。
僕の場合は高域の明瞭感が明らかに上がって数ランク上の音に変化。
オンオフ切り替えて比べるとボーカルや高音の明るさの違いも顕著でその効果に驚かされます。
非常に優れた機能だと思います。
音質評価
(HearIDで最適化を行った上でのレビューです)
低音にボリュームのある他のAnker製イヤホンと比べて比較的フラットな音の鳴り。
フラットというと語弊があるかもしれません。
例えば2019年発売のLiberty 2 Proはドンシャリな高音と低音を強調した音、今回同時発売の下位機種Life A2 NCは低音超強調な音です。
それらに対してLiberty Air 2 Proは高音・中音・低音とどの音も適度な強調感のある元気サウンドといった感じになっています。
HearIDの効果もあってか非常に解像度が高いこととボーカルがよく伸びて芯が太いのが特徴的。
解像度に関しては1万円台ではトップクラス、個人的に2万円以下では最高音質だと思っているNUARLのN6 Proに比肩するほど。
透き通るような空気感の中で芯の太いボーカルが響くので歌ものに非常によく合います。
高音はN6 Proと比べてやや硬質ながら低音はAnkerの得意分野ということもあってボリューム感と切れのある質の良さ。
N6 Proには無い臨場感を生み出します。
バランス良くどんな音楽も楽しく聴ける優等生です。
ノイズキャンセリング&外音取り込みの効果
ノイキャンと外音取り込みの効果については今回同時発売のLife A2 NCと同じなのかな?と思います。
もちろん装着感の違いなどで多少の差はあるでしょうが、アクティブ部分の差は無いんじゃないかと。
他のイヤホンとのノイキャン効果の比較についてはノイズキャンセリングイヤホンのおすすめと最強がわかる比較ランキングを御覧ください。
簡単にまとめますと‥
- ・ノイキャン:低音の消音は1万円台TOPクラス、満足できるレベル。
- ・ヒアスルー:高級機と比べると一段落ちるが実用的に使えるレベル。
詳しくはLife A2 NCのレビュー記事をご覧ください。
その他、アプリの機能や装着感について
HearID以外にも便利機能盛りだくさんです。
イヤーチップ装着テスト
イヤーチップが最適なポジションで装着できているかテストする機能。
音質やノイキャンでロスを出さないためには最適なポジショニングをとることは欠かせないのでチェックしてみると良いですね。
イコライザー機能
プリセットと好みの音へのカスタムが可能です。
タップ操作の割当機能
ダブルタップと長押しの左右2ずつ合計4操作の割当が可能。
Life A2 NCのレビューでも書きましたが、ノイキャンのON/OFF操作が外せないので【音量UP/DOWN】【再生・停止】【曲送り/戻し】のいずれかの機能を諦めることになります。
音量操作はスマホ側でして【ノイキャン外音取り込み】【再生・停止】【曲送り/戻し】の4操作を割り当てるのが無難ですかね。
装着感について
装着感は圧迫感なく軽いつけ心地です。
普段遣いに向いています。
逆に運動などにはあまり向かないフィット感ですね。
運動にも使いたい場合はイヤーフックのついているLife A2 NCのほうが良さそうです。
総評
目玉のノイキャン以外にも精度のあがったHearID2など機能性豊富で非常にコストパフォーマンスの高いイヤホン。
音質的にも1万円前半でこれだけ解像度が高いサウンドはなかなか味わえないので良い選択肢が増えたなと思います。
Ankerといえば低音盛り盛りのイヤホンというイメージが強いのでそういった重低音重視のイヤホンが好きという方は今回同時発売のLife A2 NCの方が好みに合うかもしれません。
ノイキャンの性能は同じだと思うのであとは値段・音の性質の違い・デザイン・HearIDの有無などを考慮して選ぶと良いでしょう。