おかげさまでイヤホンレビュー歴6年目、猫居です。
TOPページを欲しいイヤホンが探しやすいよう整理したのでそちらもご覧いただけたら幸いです。
今回レビューするのはEarFunの完全ワイヤレスイヤホン、FreePro2です。
EarFunは低価格ながらバランスのとれたサウンドと高機能の両取りイヤホンをリリースすることで最近人気のブランド。
前作FreeProも非常にコストパフォーマンスの高いTWSだったので期待が高まります。
さっそく総評から入りましょう。
FreePro2の良い点
- 躍動感ある低音・明瞭感ある中高音
- 価格帯最高クラスのANC
- 超コンパクトで多機能!抜群の使い勝手
FreePro2の注意点
- フィッティングの確認はしっかり行う必要がある
音質もノイキャンも前作から大幅にパワーアップしています。
6000円で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては最高レベルの音質・性能・使い勝手で非常にオススメできます。
(Amazonで定価7999円ながら2000円クーポンが出ているので実売価格5999円)
アンダー6000円どころかアンダー10000円TWSの中でもトップクラスの性能でしょう。
詳細な評価については下記の各項目からご覧ください。
同社製品で同価格のAirPro2との違いも紹介しています。
開封メモ
付属品はイヤーピース・イヤーフック・充電用ケーブル・説明書・クリーニング棒。
クリーニング用品まで付属されているのは珍しいですね。
めちゃくちゃコンパクトなイヤホンケース。
アルミの感触がチープさを感じさせません。
同価格帯の他のイヤホンよりかなり質感良く見えます。
イヤホンも非常にコンパクト。
質感の良さも同様でかなりいい感じに仕上がっています。
装着感・使用感評価
普段は最初に音質評価を書くのですがここでは装着感から触れていきます。
というのもFreePro2付属のイヤーピースはかなり柔らかくフィッティングをしっかり確認しないと低音やノイキャンが著しく減衰してしまうからです。
イヤホンが非常にコンパクトなこともあり装着感は軽くて快適です。
イヤーフックもあるので添えるだけで安定する感じです。
ただ付属のイヤーピースがフニャフニャすぎるんですよね。
しっかりフィッティングを確認してから使うかイヤピを交換することをオススメします。
僕の場合はSpinFitにかえてやると簡単な装着でFreePro2本来のパフォーマンスが引き出せるようになりました。
使用感については専用アプリなしながら最高レベルの使い勝手。
イヤホンだけでなくケースも最小クラスのコンパクトさ。
ワイヤレス充電対応。
低遅延モードで動画鑑賞もOK。
Bluetooth安定性も高く接続の途切れも気になりません。
ストレスの無い使用感だと思います。
音質評価
解像度高くバランスのとれたサウンド。
前作FreeProや同社製品で同価格TWSであるAirPro2と比べて中高音にキレと明瞭感が増しました。
低音の量感は前作よりほんの少し抑え気味になりましたが、こちらもその分キレと明瞭感がUPしています。
フィッティングをしっかりすれば量感も充分にあり不足感は全くありません。
FreeProとは解像度に明確な差があり明らかにレベルアップしていることを実感できます。
AirPro2との比較では低音はAirPro2のほうにボリュームがあり、中高音の質感の良さはFreePro2の方にあるといった感じです。
この2つは好みで使い分けると良いかもしれません。
ノイズキャンセリング評価
前作より大幅にパワーアップ。
換気扇の大きめな低音ノイズをほぼ無音に近いくらいまで低減。
中高音ノイズにたいしてもある程度効果を実感できます。
実質6000円を切る値段で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては最高クラスのノイズキャンセリング力でしょう。
公称-40dbで同じノイキャン力とされているAirPro2と比べると装着時の密閉感の差からかわずかにAirPro2のほうがノイキャンが効いているように感じます。
ただホワイトノイズはFreePro2のほうが少なくて快適感はこちらのほうが上でした。
外音取り込み機能評価
少し強調感のある聞こえ方。
イヤホンをしていないときより外音が耳に入ってきます。
ただ雑音を拾いすぎるなどの雑味は無いので機能としては使いやすいと思います。
FreePro2とAirPro2の違いまとめ
- ボーカルの聴きやすさはFreePro2
- 低音の量感はAirPro2
- ノイキャン性能はほぼ同じでも雑味の少なさでFreePro2のほうが快適
- フィッティングはAirPro2のほうが標準装備でも快適
- コンパクトさは圧倒的にFreePro2
個人的には使い勝手の面も考慮するとFreePro2のほうがオススメです。