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TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

【EarFun Free Proレビュー】基本性能充実!気軽に使い倒せる5000円台のノイキャン完全ワイヤレスイヤホン!

Author:猫居こうた

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EarFun Free Pro

  • Earfunらしい元気でノリの良いサウンド
  • コンパクトで装着感も良く持ち運びに便利
  • ノイキャンや外音取り込みは1世代前の性能
総合評価
 
7/10

更新日:2023年3月21日 最近の値段や他のイヤホンとの性能差を考慮して加筆修正

完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。

今回レビューするのはEarFunのノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン『Free Pro』です。

2023年現在のFree Proに関する評価

以前は定価5999円ながら頻繁に行われるセールなどの割引で4000円台で買えるのがウリでした。

しかし、2023年現在では性能的には明らかに型遅れ感満載。

最近は余り値引きもされておらず選択肢には入りにくい存在だと思います。

より高機能でマルチポイントにまで対応している同社製品【Air S】が同じくらいの値段で買えてしまうので今から買うならこちらのほうがおすすめです。

目次以下は2021年当時に書いた同社製品Air Proとの比較レビューとなります。

EarFun Free Proの外観チェック

外箱・付属品

付属品リスト

  • イヤーピース
  • イヤーフック
  • 充電用ケーブル
  • 説明書類

説明書も日本語+イラストでわかりやすくてGOOD。

イヤホンケース

ケースはAir Proよりかなりコンパクトになりました。

充電ケースから出すときはイヤホンの磁石が結構強いので両手で取り外したほうが良いです。

イヤホン

イヤホン本体。

こちらもAir Proと比べてかなり小型化。

イヤーフックがついたことでスポーツ使用も視野に。

(防水性能もIPX5と高いです)

EarFun Free Proのスペック&測定結果

スペック表

  Life A2 NC
定価 5,990円
ドライバーサイズ 6.1mm
再生時間 7時間
(ケース込み32時間)
対応コーデック AAC・SBC
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
イコライザー
ワイヤレス充電
低遅延モード
防水性能 IPX5

遅延測定結果

Android・PC その他 iPhone
通常時=235ms
(SBC)
通常時=330ms
(AAC)
低遅延時=110ms
(SBCゲームモード)
低遅延時=193ms
(AACゲームモード)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時52msの遅延を観測します。
結果から-52msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

Androidで0.11秒、iPhoneでは0.193秒の遅延。

ゲームや動画を遅延を気にせず楽しめる範囲です。

iPhoneだとわずかに遅延がきになることもあるかもしれません。

重さ・サイズ 実測値

ケースサイズ 縦:25.1mm
横:66.8mm
高さ:31.1mm
重さ イヤホン:4.5g
ケース:32.0g

イヤホン・ケース共に軽量。

ケースサイズもコンパクトで持ち運びには便利なサイズ感です。

EarFun Free ProとAir proの比較レビュー

ノイズキャンセリング性能の比較

6000円以下のノイキャン完全ワイヤレスイヤホンは初体験でしたが、それなりに効き目を実感できました。

どちらのノイキャンが強いかといえばAir proの方が強力ですが、値段の差もありますしね。

まず低音ノイズはある程度遠ざけてくれます。

ゴォォという低い音がほとんど聞こえなくなるAir Proと比べると弱いですが、中音や高音ノイズ関してはほとんど同じくらいの効き目です。

ノイキャン重視で選びたい場合は以下の記事もチェックしてみてください。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめと最強がわかる比較表

外音取り込み機能の比較

外音取り込み機能は変な強調感がなくなり違和感は減りました。

Air proでは聞きたい音以外の雑音がやや強調されて聞こえるところがありましたが、Free Proではそういった違和感が減りましたね。

ただ外音を取り込む量自体も減った印象で、電車のアナウンスなど大きな音は問題なく拾えますが人と会話するときに使うと「え?」と聞き返さないといけない場面も。

駅のホームなどでは大活躍ですが、人と話をするときはイヤホンを外したほうが確実かもしれません。

音質比較

音の傾向は似ています。

低音にボリュームがありつつも分離良くボーカルが聴きやすいのは同じです。

ただAir proと比較して高域がややおとなしくなり、解像度も若干下がっています。

音場感は普通くらいかな。

低音のキレはFree Proのほうが良いような気もします。

相変わらずクセが少なくて万人受けしそうな聴きやすいサウンドに仕上がっています。

装着感について

(左:Free Pro 右:Air Pro)

画像の通りかなり小型になりました。

さらにイヤーフックもついているので安定感は非常に高いです。

Air Proは運動で使おうとは思えませんでしたが、Free Proは運動でも使っていけます。

その他の変化・違い

ワイヤレス充電に対応

ワイヤレス充電に対応、置くだけでケース充電ができます。

低遅延モード搭載

動画視聴時や特にゲームプレイで便利な低遅延モードが搭載されています。

L側2秒長押しで簡単切り替え可。

音量の上げ下げ操作が可能に

Air Proでは音量をイヤホンから操作できないのが数少ないでメリットでしたがFree Proではイヤホンから音量操作可能になっています。

贅沢機能はカット

Air Proに搭載されていた加速度センサーと赤外線センサーはこの値段なのでさすがにカットされています。

イヤホンの脱着で再生/停止する機能が赤外線センサー。

加速度センサーによるイヤホンのタッチ操作時の誤判定を防ぐものです

総評

メイン機能評価

音質
 
7/10
ノイキャン
 
4/10
外音取り込み
 
4/10
装着感
 
8/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性

S・A・B・C・D

便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

Air Proよりさらに値段の安いノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン。

イヤホンとイヤホンケースがコンパクトになったことで装着感や持ち運びの便利さがUPしています。

低遅延モードやワイヤレス充電など普段遣いをより意識した機能性もGOOD。

音質面やノイキャンなどはさすがに劣りますが、コストパフォーマンスを重視するならアリでしょう。

ライトにノイキャンTWSを使いたい人にはFree Pro、より強力なノイキャンと音質がほしいという人にはAir Proがおすすめです!