完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
今回レビューするのはEarFunのノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン『Free Pro』です。
先月、同社製品で同じノイキャン搭載TWSである『Air Pro』をレビューしました。
Air Proは定価7999円だったのに対してFree Proは定価5999円。
ノイキャン付きの完全ワイヤレスで7999円でも驚きなのにさらに低価格なものが出てきちゃいました。
Air Proは非常に良くできたイヤホンでしたのでFree Proにもかなり期待大です。
Air Proとの違いを比較しながらチェックしていきます。
開封
外箱。
安っぽさが全く無くて非常に好印象です。
付属品の収納はAir Proよりむしろ豪華になっています。
説明書も日本語+イラストでわかりやすくてGOOD。
ケースはAir Proよりかなりコンパクトになりました。
充電ケースから出すときはイヤホンの磁石が結構強いので両手で取り外したほうが良いです。
イヤホン本体。
こちらもAir Proと比べてかなり小型化。
イヤーフックがついたことでスポーツ使用も視野に。
(防水性能もIPX5と高いです)
EarFun Air proとの比較
ノイズキャンセリング性能の比較
6000円以下のノイキャン完全ワイヤレスイヤホンは初体験でしたが、十分に効き目を実感できました。
どちらのノイキャンが強いかといえばAir proの方が強力ですが、値段を考えたらコストパフォーマンスは凄いですよね。
まず低音はかなり効果的にカットします。ゴォォという低い音がほぼ聞こえなくなるAir Proと比べるとわずかに遠くに聞こえる程度ですかね。
中音や高音に関してはほとんど同じくらいの効き目です。
5000円台でも十分に騒音カットを実感できるノイキャンでした。
ノイキャン重視の場合は以下の記事もチェックしてみてください。
外音取り込み機能の比較
外音取り込み機能は変な強調感がなくなり違和感は減りました。
Air proでは聞きたい音以外の雑音がやや強調されて聞こえるところがありましたが、Free Proではそういった違和感が減りましたね。
ただ外音を取り込む量自体も減った印象で、電車のアナウンスなど大きな音は問題なく拾えますが人と会話するときに使うと「え?」と聞き返さないといけない場面も。
駅のホームなどでは大活躍ですが、人と話をするときはイヤホンを外したほうが確実かもしれません。
音質比較
音の傾向は似ています。
低音にボリュームがありつつも分離良くボーカルが聴きやすいのは同じです。
ただAir proと比較して高域がややおとなしくなり、解像度も若干下がっています。
音場感は普通くらいかな。
低音のキレはFree Proのほうが良いような気もします。
相変わらずクセが少なくて万人受けしそうな聴きやすいサウンドに仕上がっています。
その他の違いや気付き
ワイヤレス充電に対応
ワイヤレス充電に対応、置くだけでケース充電ができます。
小型化で装着感アップ
(左:Free Pro 右:Air Pro)
画像の通りかなり小型になりました。
さらにイヤーフックもついているので安定感は非常に高いです。
Air Proは運動で使おうとは思えませんでしたが、Free Proは運動でも使っていけます。
低遅延モード搭載
動画視聴時や特にゲームプレイで便利な低遅延モードが搭載されています。
L側2秒長押しで簡単切り替え可。
音量の上げ下げ操作が可能に
Air Proでは音量をイヤホンから操作できないのが数少ないでメリットでしたがFree Proではイヤホンから音量操作可能になっています。
贅沢機能はカット
Air Proに搭載されていた加速度センサーと赤外線センサーはこの値段なのでさすがにカットされています。
イヤホンの脱着で再生/停止する機能が赤外線センサー。
加速度センサーによるイヤホンのタッチ操作時の誤判定を防ぐものです。
総評
Air Proよりさらに値段の安いノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン。
イヤホンとイヤホンケースがコンパクトになったことで装着感や持ち運びの便利さがUPしています。
低遅延モードやワイヤレス充電など普段遣いをより意識した機能性もGOOD。
音質面やノイキャンなどはさすがに微減していますが、コストパフォーマンスはさらに向上したといえるでしょう。
ライトにノイキャンTWSを使いたい人にはFree Pro、より強力なノイキャンと音質がほしいという人にはAir Proがおすすめです!