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TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

AVIOT、TE-Q3を発表。業界最小クラスのイヤホンケースを実現した完全ワイヤレスイヤホン

Author:猫居こうた

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https://aviot.jp/product/te-q3/

AVIOTよりTE-D01q2の後継機となるTE-Q3が発売されます。

(リリース文:https://aviot.jp/press/te-q3-start/)

  • 価格:11,990円
  • 予約開始日: 2023年9月20日(水)
  • 発売日: 2023年10月2日(月)

ノイズキャンセリング・マルチポイント・ゲーミングモード・専用アプリ対応。

デッドスペースを排除した「バーティカルレイアウト」を採用することで、業界最小クラスのチャージングケース*を実現したとのこと。

新作TE-Q3についてリリース文からわかることをまとめていきます。

*アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンの中で

AVIOT TE-Q3の特徴

TE-Q3と前作TE-D01q2のスペック比較表

  TE-Q3
(Amazon)
TE-D01q2
(Amazon)
定価 11,990円 7,920円
連続再生時間 11.5時間
42時間(ケース込)
11.5時間
34時間(ケース込)
ドライバー 10mm ダイナミック 10mm ダイナミック
コーデック

SBC・AAC

SBC・AAC
防水性能 IPX4 IPX4
ノイキャン
マルチポイント
専用アプリ
低遅延モード
機能 急速充電(10分→90分) 急速充電(10分→90分)

2台同時接続可能なマルチポイント機能や低遅延モードなどは前作から搭載されています。

スペック表にして比較すると値段が上がっただけに見えてしまいますね。

  • 新型プロセッサーの搭載で進化したアクティブノイズキャンセリング
  • 従来比で33%小さくなったイヤホンケース

リリース文ではこのあたりが前作からの進化ポイントとしてアピールされていました。

アクティブノイズキャンセリングについて

『新型プロセッサーの搭載で進化したアクティブノイズキャンセリング』とはいうものの、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングとはどこにも書いていませんでした。

なのでフィードフォワード式のANCだと思います。

(100%そうだとは言い切れませんが…)

ノイキャン効果はおそらくあまり強くはないでしょう。

イヤホンケースはTOPクラスのコンパクトさだが…

https://aviot.jp/product/te-q3/

三辺合計値は116.7mm。

これは100均などのおもちゃみたいなTWSを除けば自分がこれまでレビューしてきたどの完全ワイヤレスイヤホンよりも小さなイヤホンケースだと思います。

https://aviot.jp/product/te-q3/
ケースからイヤホンを取り出しにくそうに見えますが…

同価格帯かつコンパクトケースのTWSでライバルになりそうなイヤホンは以下。

 ATH-CKS30TWのサイズ感

重低音モデルながらイコライザーのプリセットでフラットから美音まで変化をつけて鳴らすことができるATH-CKS30TW。

U2万TWSでは最高クラスの音質を誇るHA-FX150T。

どちらも音質評価は非常に高く、これに対抗できるかというと中々厳しい気がしますが…

  • ATH-CKS30TWはマルチポイント○、ノイキャン×
  • HA-FX150Tはマルチポイント×、ノイキャン○
  • TE-Q3はマルチポイント○、ノイキャン○

と機能面ではTE-Q3の方が充実していると言えます。

傷に強い本体

イヤホン本体のデザインはTE-D01q2から一新。

Qシリーズのアイデンティティであるビジュアルや質感へのこだわりをさらに強化。

多層塗装やラバー仕上げにより、高級感のある質感を実現しながらも、「持ったときの滑りにくさ」や「傷に強い」といった機能性も向上しているそうです。

テーマは「音楽を生き生きと鳴らす」こと

日本語を聞きなれた人が最も心地よく感じるサウンド「JAPAN TUNED」を掲げるAVIOT。

同じAVIOTでもイヤホンによって結構特性が違いますし、個人的にはよく意味がわかりませんが…。

TE-Q3では、「音楽を生き生きと鳴らす」ことをテーマに、小型化に合わせてアコースティック構造を最適化したそうです。

再現性と量感を両立した中低音域と、伸びやかな高音域を実現。

全域にわたってグルーヴ感を楽しめる、パワフルでありながらリアリティあふれるサウンドとのこと。

まとめ

  • Qシリーズが売りとしているデザイン性
  • 史上最小クラスのコンパクトケース
  • 10時間超えのロング再生

ここにどれくらいの価値を見いだせるかがポイントとなりそうです。

音質重視なら先述したとおり、コンパクトで音の良いライバルイヤホンがいくつか存在。

ノイキャン重視で選ぶならフィードフォワード式であれば真っ先に選択肢から外れます。

同じAVIOTのTWSでノイキャン重視のTE-D01vAnker Soundcore Liberty4 NCがこの価格帯ではおすすめです。

今回は以上となります。

また次回お会いしましょう。