完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。
この記事ではVictor製完全ワイヤレスイヤホンの特徴とオススメについて解説していきます。
Victorはロゴマークのニッパー君が有名な日本のオーディオメーカーです。
高級なイメージも強いですが、完全ワイヤレスイヤホンでは比較的安価なモデルも登場しています。
そんなVictorの特徴とおすすめについて自分が実際に手に取って感じた印象をお伝えしていきます。
- Victorの完全ワイヤレスイヤホン比較表:現行ラインナップと試聴メモ
- Victor製完全ワイヤレスイヤホンの特徴
- VictorとJVCの違い
- Victorの完全ワイヤレスイヤホン、一番のおすすめはコレ
Victorの完全ワイヤレスイヤホン比較表:現行ラインナップと試聴メモ
スワイプで表を横にスクロールできます
製品名/発売日 | 価格 | 特徴/試聴メモ | ノイキャン | 外音取り込み | 専用アプリ | コーデック |
HA-FX150T (2022/11/17) |
17,000円 | ミドルモデル 音質はU2万TWSの中でもTOPクラス しかしノイキャンは非常に弱い アプリもほぼ機能なし 詳細レビュー |
○ | ○ | ○ | SBC AAC |
HA-EC25T (2022/8/4) |
7,000円 | スポーツモデル 未使用 |
✕ | ✕ | ✕ | SBC |
HA-NP35T (2022/6/9) |
10,700円 | “ながら聴き”モデル 音はまずまずだが‥ 見た目や装着感がイマイチ 他社同コンセプト商品の方が洗練されていると感じた |
✕ | ✕ | ✕ | SBC |
HA-A30T (2022/5/26) |
8,700円 | エントリーモデル 価格帯TOPクラスの音質 使い勝手も抜群 詳細レビュー |
○ | ○ | ✕ | SBC |
HA-FW1000T (2021/11/5) |
31,536円 | ハイエンドモデル 大人気ウッドシリーズ 完全ワイヤレスでも上質な音は変わらず しかしノイキャンは価格帯平均以下 操作性にも難あり 詳細レビュー |
○ | ○ | ✕ | SBC AAC aptX aptX Adaptive |
HA-FX100T (2020/11/19) |
11,091円 |
旧ミドルモデル |
✕ | ○ | ✕ | SBC AAC aptX |
(価格は2022/11/24時点のAmazon販売価格を参考)
関連ブランドTWSのレビュー一覧
Victor製完全ワイヤレスイヤホンの特徴
音質
音質面は触ったイヤホンのどれもが価格帯の中でも高レベルなものばかりでした。
厚みのある低音としっかりと伸びるけど刺激の少ない高音、比較的広めの音場感が共通点でしょうか。
サウンドクオリティの期待値が高いブランドです。
ノイズキャンセリング
一方でノイズキャンセリングはレベル低め。
エントリーモデルのHA-A30T、ミドルモデルのHA-FX150T、ハイエンドモデルのHA-FW1000Tといずれのイヤホンも価格帯平均と比較すると消音力は弱めでした。
強力なノイズキャンセリングを期待して買うブランドではないですね。
使い勝手
操作のレスポンスが悪い、装着感がいまいちなど使い勝手はいまいちな印象が否めません。
エントリーモデルのHA-A30T以降のモデルはレスポンスの悪さが改善され、小型で装着感が良いなど使い勝手の良さも向上してきています。
マルチポイント対応モデルは無し
Victorからは2台同時接続可能なマルチポイントに対応した完全ワイヤレスイヤホンはリリースされていません。
PCとスマホとを同時接続したい場合などは他社製品を選びましょう。
VictorとJVCの違い
JVCは「Japan Victor Company」のことで元々は海外向けブランドとして発足しました。
現在では国内でも導入されており、
- JVCはエントリー~ミドル
- Victorはミドル~ハイエンド
の価格帯で展開しています。
ブランドの歴史については公式サイトの下記ページを当たると良いです。
Victorの完全ワイヤレスイヤホン、一番のおすすめはコレ
価格帯TOPクラスの音質に超コンパクトなイヤホン&イヤホンケース。
エントリーモデルのHA-A30Tが個人的には1番のおすすめです。
ノイキャンは弱めですが他社ブランド製品(SONY・オーテク・ヤマハ等)だとこの価格帯ではノイキャン自体ありませんからね。
使い勝手とコストパフォーマンスにも優れた優秀な完全ワイヤレスイヤホンです。
ハイエンドモデルのHA-FW1000Tは音質的には完全ワイヤレスイヤホン全体の中でも最強クラス。
しかし操作性が良くない、ノイキャンも平均以下といった問題点もあり中々おすすめとは言い難いです。
ウッドシリーズのファン、音が良ければOK、曲を流したらあとはあまり操作しないという場合にはアリかなぁといったところです。