こんにちは、猫居です。
今回はいつものイヤホンレビューではなく、イヤープラグ(耳栓)のレビュー。
Loop earplugsのLoop Quietを試していきます。
このブログではノイキャンイヤホンをレビューすることが多いですが、ノイキャン酔いなんて言葉があるように身体がノイズキャンセリング機能を受け付けないという方もいますよね。
そういった方でも使えるノイズ低減アイテムがイヤープラグ(耳栓)。
物理的な遮音性を頼りにノイズを低減する耳栓は昔からあるアイテムですが、従来的な耳栓とLoop Quietはどう違うのか?
実際に効果はあるのか?
簡単にチェックしていきます。
本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
Loop earplugs公式サイト:https://www.loopearplugs.jp/
Loop Quiet 簡易レビュー
外観チェック
外箱・付属品
付属品リスト
- イヤーピース(XS・S・M・L)
- 収納ケース
- イヤープラグ(耳栓)
収納ケース
コインサイズの極小ケースです。
ケースの蓋が固く、ちょっと開けにくいのが気になりました。
力任せにあけて中身をぶちまけてしまわないように気をつけたいところです。
イヤープラグ(耳栓)
写真のようにイヤーピースを外して付け替えることができます。
重量
イヤープラグの重さは1個あたり僅か1g。
装着した時に重さを感じることはほぼありませんでした。
装着感【通常の耳栓との違い】
フォームタイプの一般的な耳栓と比較して以下の2点について大きなメリットがあると感じました
- 一般的な耳栓のような圧迫感が無い
- 一般的な耳栓より装着するのが容易
1.
一般的な耳栓は耳の穴を隙間なく埋めるためかなりの圧迫感を感じます。
端的に言って装着感は不快な部類に入るでしょう。
それに比べてLoop Quietは一般的な耳栓のような圧迫感なく装着感できるため、ある程度長時間つけっぱなしにしていても耳疲れしません。
装着感としては一般的なカナル型イヤホンとほぼ同等のつけ心地という感じ。
イヤホンより軽い分Loop Quietの方が少し装着感が良いでしょうか。
2.
一般的な耳栓は装着するのにひと手間かかるものです。
Loop Quietは普通の完全ワイヤレスイヤホンを着けるのと同じ感覚で装着できるため気軽に手に取ることができます。
ノイズ(いびきやセミの鳴き声・エアコン等)への効果
実際に使ってみた感想。
デスクワーク中の扇風機やエアコンの音に対して
- エアコンの音はほぼ気にならない程度に
- セミの鳴き声は全く気にならず
- 扇風機の音は『中』が『弱』になったくらいの低減具合
寝る時の家族のいびき・外から聞こえてくるセミの音・エアコン室外機の音に対して
- 家族のいびきはほとんど気にならないレベルに
- エアコン室外機の音も気にならず
この記事を書いている今は8月、真夏の真っ只中。
デスクワーク中に1番気になるノイズは外から聞こえてくるセミの鳴き声だったりします。
しかし、Loop Quietをつけると蝉の声は全く気にならなくなりました。
扇風機の音は1段階風量を下げたくらいの変化。
睡眠時の使用感も上々です。
僕は寝付きがあまり良い方ではなく、眠れないときには遠くで鳴くセミの声やエアコンの室外機の音など僅かなノイズも気になって負のループに陥りがち。
しかし、Loop Quietを装着するとそういった小さなノイズは全く気にならずに済みました。
いびきはノイズの大きさに個人差があるでしょうが、少なくとも我が家では結構な効果を感じられました。
Loop QuietとLoop Experience・Loop Engageの違いについて
(スワイプで表を横にスクロールできます)
Loop Quiet |
Loop Experience (Plus) |
Loop Engage (Plus) |
|
価格 | 2,690円 | (N)3,990円 (Plus)4,990円 |
(N)3,990円 (Plus)4,990円 |
ノイズ低減効果 | -27db | (N)-18db (Plus)-18db~-23db |
(N)-16db (Plus)-16db~-21db |
特徴 | ・水洗い可能 ・シリーズの中でもっともノイズ低減効果が高い ・シリーズの中で最安 |
・アコースティック フィルター採用 ・音質を損なわないノイズ低減 ・Plusはノイズカット効果を調整可能 |
・アコースティック フィルター採用 ・ノイズを低減しつつ会話は聞き逃さない ・Plusはノイズカット効果を調整可能 |
睡眠用耳栓 Loop Quiet
シリーズの中でもっともノイズ低減効果が高く、もっとも安価な耳栓。
一般に耳栓に求められる性能がもっとも高いということであり、値段も安いことからAmazonのレビュー数もダントツで一番多くなっています。
1番人気の商品ということですね。
睡眠時に騒音が気になる方はもちろん、個人的には作業に集中したいときにも十分使えると感じました。
ライブ用耳栓 Loop Experience
ライブを楽しみたいけれど耳へのダメージも気になる、そんな方向けの耳栓。
遮音するというよりは音量を下げるようなイメージですかね。
ライブハウスなどの音量は120dbほどと相当な爆音。*1
僅かな時間でも耳へのダメージは相当なものになりかねません。*2
そこで音質を損なわず耳へのダメージを抑えるためのライブ用耳栓に近年スポットが当たっているわけです。
*1:音楽の音 ~音の大きさ『デシベル』について~(Denon Official Blog)
*2:ヘッドホン難聴について(厚生労働省)
会話用耳栓 Loop Engage
耳栓をしたまま喋るとエコーがかかり、頭の中で話し声と「体内音」が共鳴しているように感じられる問題に対処した耳栓。
それ以外にもLoop Quietでは人の声が小さく聞こえにくくなる可能性がありますが、Loop Engageは人の声はきちんと聞こえる程度の低レベル保護効果に調整されているようです。
子育て中の方に特におすすめとされていて、赤ちゃんの発する突然の奇声などは結構な音量になるのでそういったノイズから耳を守る役割も。
子育て中のお母さん・お父さんには強い味方となりそうです。
総評
- いびきやエアコンの音など気になるノイズをしっかり低減
- 一般的な耳栓より付け心地が良い
- 簡単に装着できるので使うのが億劫にならない
- 収納ケースのフタが硬く、開けにくい
Loop Quietは『装着時の圧迫感が気になる・着けるのが面倒くさい』といった一般的な耳栓に感じる大きなデメリットを無くした使いやすい耳栓。
デザインもおしゃれで装着時に悪目立ちしないのも良いですね。
ワイヤレスイヤホンのように電池で動く機械ではないので長く付き合えそうなのもメリットと言えます。
手軽に使える耳栓が欲しいという方にはとてもおすすめです。
今回は以上となります。
また次回のレビューでお会いしましょう。