追記:すでに終売しているようです
こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
今回レビューするのはサウンドピーツの超人気BluetoothイヤホンQ35 proの進化版、Q35+です。
Q35proとQ35+だとどっちが上かわかりにくいですが、Q35+(HDに名前変更?)が最新です。
当ブログでオススメイヤホンに挙げていたQ35 proが性能アップして+になったということで期待値は非常に高いです。
詳しくチェックしていきましょう!
SoundPEATS Q35+(HD) 詳細レビュー
Q35+とQ35proの違い・スペック比較
Q35 + | Q35 pro | |
連続再生時間 | 14時間 | 8時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/apt-X/apt-X HD | SBC/AAC/apt-X |
Bluetooth | 5.0 | 4.1 |
防水性能 | IPX8 (ヘッドホン部はIPX4) |
IPX6 |
再生時間が大幅にアップ。
コーデックもapt-X HDに対応。
その他、付属品や細部の違いも紹介しておきます。
外観・付属品チェック
音質評価
音の傾向はどの音のしっかりと出て、フラットに近いバランス。
特に中高音が映えます。
ボーカルは近くてクリアな音でこの価格帯の中ではずば抜けて聴きやすいものです。
低音も充分な量感があり切れのある質の良いものになっています。
低価格帯のBluetoothイヤホンは高域の雑味をカバーするために低音ブーストしたものがほとんどの中、伸びやかな高音・クリアなボーカル・切れのある低音を聴かせる本格派イヤホンです。
従来のproの頃から同価格帯Bluetoothイヤホンと比べて明瞭感が明らかに上だったQ35ですが、apt-X HDに対応したことで音の見通しが更に良くなりました。
装着感について
イヤーフックの形状が独自のものになっていて他社中華イヤホンでよくみるやつとは違います。
これのおかげか非常にフィット感は軽いです。
大きめのハウジングも全く気にならず、圧迫感も感じにくくなっています。
最近左右一体型Bluetoothイヤホンは10時間を超える長時間再生が可能なものも増えてきました。
そうなるとフィット感の良いQ35+の価値はより増してくるのではないでしょうか。
充電クレードルのメリット・デメリット
防水性能をあげるために採用したと見られる充電クレードル。
大手のスポーツ用Bluetoothイヤホンで見られるタイプですね。
しかしQ35+の場合、IPX8を謳っていますがヘッドホン部の防水性能は生活防水にあたるIPX4しかありません。
要するに水中では使えないですよね。
この辺は改良が求められるところでしょうか‥。
クレードル採用によって得られるメリットはUSB用の蓋をあけてコードをさすという手間を省いて、かちっとはめるだけで充電できるようになること。
逆に色々なもの使えるUSBと違ってクレードルには汎用性がないという側面もあります。
また、外出時充電したい場合もクレードルを持ち運ぶ必要有りです。
これはケースにクレードルも収まるので問題はありませんし、壊れた場合は無償交換してもらえるそうなのですが‥。
肝心の防水性能が半端になってしまっている以上、一長一短といった感じでしょうか。
総評
非常に明瞭クリアなサウンドで特に中高音の見通しの良さは抜群。
アンダー5000円の低価格帯左右一体型Bluetoothイヤホンでは明らかに一歩抜けた存在となっています。
再生時間も14時間と非常に長く、装着感も良い、使わないときはマグネットでネックレスのように首から下げておけるー
人よっては完全ワイヤレスイヤホンより便利と感じる場合もいるのではないでしょうか。
音質的にも完全ワイヤレスが同じ値段でこのレベルの音を出すのは現状では不可能なので、完全ワイヤレスが主流になりつつある現在でもまだまだ有力な選択肢としてオススメしたい存在です!