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オーディオマニアによるイヤホン/ヘッドホンのレビューブログ

【SOUNDPEATS Mini HS レビュー】約5千円で割り込み可能なマルチポイント+ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンを上位機種Mini Pro HSと比較

Author:猫居こうた

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SOUNDPEATS Mini HS Review

  • TWS最安クラスのマルチポイント機。割り込みも可
  • 中音域に厚みのある軽やかなサウンド
  • 超コンパクトで持ち運びやすく装着感も軽い
  • 低音はやや軽め
  • イヤホンの小ささ故にタッチ操作部への誤タッチが起きやすい
総合評価
 
8.5/10

TWSコレクターの猫居です。

今回レビューするのはSOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホン、Mini HS。

過去にレビューしたサウンドピーツのMini ProMini Pro HSのコンパクト版といった感じでしょうか。

Mini Pro HSと同じハイレゾ(96kHz/24bit)再生可能なコーデック「LDAC」に対応しており、Mini Pro HSの小型版・廉価版と考えてよさそうです。

ただ、Mini ProやMIni Pro HSでは対応してなかった2台同時接続可能なマルチポイントに対応している点がただの廉価版とは言えない進化点。

今回も新旧イヤホンを使い比べて音質や使い勝手など詳しくチェックしていきます。

*本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。

SOUNDPEATS Mini HSのスペック・外観チェック

SOUNDPEATS Mini HSとMini Pro HSのスペック比較表

サイズはイヤホン・ケース共に一回りコンパクトになっています
  Mini HS
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Mini Pro HS
(Amazonリンク)
定価 5,480円 7,980円
連続再生時間 8時間
36時間(ケース込)
8時間
28時間(ケース込)
ドライバー 6.1mm 10mm
コーデック SBC・AAC・LDAC SBC・AAC・LDAC
防水性能 IPX4 IPX5
ノイキャン -
マルチポイント -
専用アプリ
低遅延モード
その他の機能 - -

Mini Pro HSと比較してノイズキャンセリング機能が無いかわりにマルチポイントに対応しています。

Mini HSは定価5000円台ですが、クーポンなど割引が豊富なサウンドピーツなので実売価格は4000円台であることがほとんど。

ハイレゾ+マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンで5000円以下というのは脅威のコストパフォーマンスと言えます。

(これまでレビューしたTWSの中ではQCY T18が同じようなスペック・価格でしたが、こちらは性能をフルに活かすための導入ハードルが高く、個人的には普通くらいの評価でした)

便利機能 S・A・B・C・D

イヤホン本体

タッチ操作式のイヤホンです

かなり軽いです
ビルドクオリティも値段の割に高め

イヤホンケース

Miniシリーズのデザインを踏襲したイヤホンケース

全TWS中TOPクラスのコンパクトさ

外箱・付属品

付属品リスト

  • イヤーピース
  • 充電用ケーブル
  • 説明書類

SOUNDPEATS Mini HS 測定データ

重さ・サイズ実測値

ケースサイズ 縦:41.6mm
横:56.6mm
高さ:25.0mm
三辺合計:123.2mm
(参考)
Mini Pro HS
三辺合計:125.8mm
重さ イヤホン:4.4g
ケース:24.6g

完全ワイヤレスイヤホンの中でもTOPクラスにコンパクトで軽量です。

手で握って覆い隠せるくらいの小ささ。

持ち運びにも非常に便利です。

(参考:コンパクトな完全ワイヤレスイヤホン(イヤホンケース))

携帯性 S・A・B・C・D

遅延測定結果

  Android・PC その他 iPhone
通常時

200ms(SBC)

380ms(LDAC)

293ms(AAC)
低遅延時

118ms(SBC)

120ms(LDAC)

213ms(AAC)

100ms=0.1秒です。
この測定環境ではスピーカー出力時52msの遅延を観測します。
結果から-52msした数値をワイヤレスイヤホン由来の遅延と考え表に記載しています。

  • iPhoneでは約0.213秒の遅延
  • Androidでは約0.120秒の遅延

Androidでは遅延を気にすることなくゲームや動画を楽しむことが出来ます。

(音ゲーは厳しいですが)

iPhoneだとゲームはややもたつく感覚があるしょう。

動画はNetflixなどのサブクス系アプリではアプリ側で遅延処理されるので大丈夫です。

ただしiPhoneではYouTubeはアプリではなくブラウザから観ないと遅延が気になると思います。

詳細⇒【iPhone】音ズレ対処法!BluetoothイヤホンでYouTube動画を観ると遅延が気になる問題の原因と解決策

交換イヤーピース対応表

SONY
ハイブリッドイヤーピース(M)
AZLA
SednaEarfit Crystal(M)
SONY
トリプルコンフォートイヤーピース(M)
final
TYPE E(M)
COMPLY
TG-200 トゥルーグリップ(M)
Spinfit
CP360(M)
後継→OMNI
NUARL
Magic Ear+(M)
後継→Magic Ear+7
日本ディックス
COREIR BRASS(M)

傘の大きいイヤーピースはイヤホンケース内で浮いてしまいます。

TWS用のイヤーピースを選択した方が良いでしょう。

SOUNDPEATS Mini HS 詳細レビュー

非常に小さなケースなので指が大きい人は少し取り出しにくいかも
その場合はイヤホンをケース奥に向かって(画像の矢印方向)に少し押し倒すようにしてから取り出すと取り出しやすいです

音質評価

中音域に厚みのあるバランスの良いサウンドです。

LDACで聴けるおかげかこの価格帯のTWSとしてはボーカルの情感表現力も中々に高く、歌モノに強い印象を受けました。

高音も値段の割にかなり綺麗に鳴ります。

好みが分かれそうなのは低音部分かな?と。

締まりのある低音で小気味良く鳴りますが、少し軽め。

もう少し深みがあってもいいかなと感じました。

上位イヤホンのMini Pro HSと比べると全体的な厚みがMini Pro HSのほうが上。

特に低音の量感や深みにはだいぶ差があるという感じです。

Mini Pro HSは全体の中でも低音成分多め。

それに対してMini HSはかなりさっぱりした低音。

物足りないと感じる場合はイコライザーで低音を持ち上げてあげると良いでしょう。

音質
 
7.2/10

装着感評価

Mini HS 正しい装着方法

非常に軽くて小さいイヤホンなので耳に入れた時の存在感が薄いのが良いですね。

かなり長時間着用していても耳疲れしません。

Mini Pro HSと比べてもやはり耳でも存在感はMini HSのほうが薄いです。

ただ、Mini Pro HSも装着感は十分良好。

その差は微差くらいかなと思います。

装着感
 
8.5/10

マイク性能・通話品質について

デジタル処理したような音声ですが、かなり明瞭。

ハキハキとした声で相手にはっきりと届いていました。

しかし、周囲のノイズもかなりはっきり拾う様子。

あまりガヤガヤしたところでの通話は得意ではないかもしれません。

風切り音には強くてかなりの風量に当てても問題なく通話可能でした。

通話品質 S・A・B・C・D

操作方法と操作性評価

  L側 R側
1クリック 音量DOWN 音量UP
2クリック 再生/停止 再生/停止
3クリック ゲームモード 音声アシスタント
長押し(1.5秒) 曲戻し 曲送り

すべての操作をイヤホンから操作可能です。

ただ、操作方法をカスタマイズすることはできません。

少し気になった点

イヤホンが非常にコンパクトなため、イヤホンを指で摘む時にどうしてもタッチ操作の面を触ってしまいがち。

音量が勝手に上下してしまい、その都度調整が必要になるのがちょっと不便かなと。

かといって音量調節ができないとそれはそれで困るので難しい問題ですが…

操作性 S・A・B・C・D

充電はUSB Type-C
ワイヤレス充電には対応していません

マルチポイントは割り込み可能

Mini HSのマルチポイントは割り込み可能でした。

現状最安クラスのマルチポイント対応完全ワイヤレスイヤホンで割り込みもできるタイプというのは非常に強いですね。

2台同時接続時の使い勝手抜群です。

専用アプリ【SOUNDPEATS】の主な機能

専用アプリの主な機能は

  • イコライザー
  • マルチポイントの切り替え
  • ファームウェアアップデート

この3つとなります。

かなりシンプルな機能ですが、イコライザーは中々機能豊富。

値段を考えればアプリがあるだけでもありがたいというものです。

ホーム画面

イコライザー機能

豊富なプリセットにカスタムイコライザーもあり。

自分である程度好みに音をいじることが可能です。

アダプティブイコライザーという聴力テストを通じて音を最適化する機能もあります。

個人的にはデフォルトのSOUNDPEATSクラシックのほうが好みなのでOFFにしています。

使って気付いた注意点

  1. マルチポイント中はLDACでは接続できない
  2. マルチポイント機能は専用アプリでファームウェアアップデートすることで使用可能となる

1.

マルチポイントとLDAC、両方を一緒に使うことは出来ません

2.

専用アプリからファームウェアアップデートすることでマルチポイント接続できるようになります

総合評価

メイン機能評価

音質
 
7.2/10
ノイキャン
 
-/10
外音取り込み
 
-/10
装着感
 
8.5/10

使い勝手評価

操作性 S・A・B・C・D
携帯性 S・A・B・C・D
便利機能 S・A・B・C・D
通話品質 S・A・B・C・D

総評

Mini HSはこんな方におすすめです。

  • ミニサイズのコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンがほしい
  • 安価にマルチポイント接続が使いたい
  • 安価だからといって安っぽい見た目はNG

SOUNDPEATS Mini HSは安価ながらSOUNDPEATSらしい質感の良さや使い勝手の良さをキープ。

激安に分類されるTWSはこれまでにもたくさん使ってきましたが、安っぽさを感じさせないビルドクオリティの高さは特に素晴らしいと思います。

性能的にも割り込みできるタイプのマルチポイントに対応し、ハイレゾ再生も可能。

TWS最小クラスのコンパクトさも◎。

手軽に2台同時接続できる完全ワイヤレスイヤホンとして重宝しそうです。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。