こんにちは、猫居です。
今回レビューするのはOneOdioのノイズキャンセリング機能搭載BluetoothヘッドホンA30です。
OneOdioといえばデザイン的にも性能的にもお値段以上なノイキャンヘッドホンをリリースしているイメージがあります。
このA30についてもAmazonで定価6980円、プライム限定価格4480円。
Amazonプライム会員なら非常にお安く手に入るノイキャンヘッドホンとなっています。
あとは性能の方はどうなのか?チェックしていきましょう。
*本レビューはメーカー様よりサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
OneOdio A30の詳細レビュー
外観・付属品チェック
横幅15cm無いくらいの外箱。
ヘッドホンがこれに入っているのかと思うくらいコンパクトでした。
まず付属品。
説明書は日本語有りですね。
有線接続用ケーブルと充電用ケーブル、そして飛行機用の変換アダプタ。
キャリーポーチもついてきます。
そしてヘッドホン本体。
ビルドクオリティは値段の割にかなり高め。
折りたたむと写真のようにコンパクトになります。
R側にノイズキャンセリング切り替え用のスイッチがあります。
L側で基本操作。
ノイキャンと基本操作が別れているのは使いやすくて良いと思います。
音質評価
これまでレビューしたOneOdioヘッドホンの音とは音の傾向が違いました。
どちらかといえばこれまでのヘッドホンは低音にボリュームのあるものが多かったのですが、A30は低音控え目で比較的カラっとしたサウンドです。
ボーカルがスッと入ってきやすいスッキリサウンドで中音の伸びもかなり良いです。
一方でヘッドホンらしい低音の圧がほしい人にも物足りないかもしれません。
その場合は同価格帯・同社製品で別ブランドのSuperEQ S1がおすすめです。
有線・無線時の音の傾向に大きな違いは無いですね。
多少解像度に差があるかな?
それよりもノイキャンON/OFF時の違いのほうが大きいようです。
ノイキャンOFF時のほうが中~高音域がかなりキラキラした音になります。
低音域に関しては変化無しです。
ノイズキャンセリングの効き目
noise cancelling depth 26dB.
これはA30の外箱に記載されていた数値ですが、数値通りならマイルドな効き目のノイズキャンセリング効果ということになります。
実際に使用してみると、ゴオオオォォという大きめな低音ノイズをサーっと小さいファンくらいの音まで低減してくれます。
全くの無音とまではいきませんが実用性は充分ありますね。
中音域・高音域のノイズに対してはやや和らげる程度の効き目。
この辺は相当高価なノイキャン機でもないと中々低減できない帯域なので仕方がないでしょう。
ノイズキャンセリングON時のホワイトノイズは感じません。
ノイキャン特有の圧迫感は多少ありますが、音楽を再生していたら気になることはないレベルです。
装着感・使い勝手について
ノイキャンのオン・オフがスイッチで切り替えなのはGood。
ボタンの長押しだと切り替えに時間がかかりますし、並列された操作ボタンのうちの1つとかだと押し間違いがあるからです。
ノイキャンの切り替えが独立しているのは日常使いで非常に使いやすいです。
イヤーパッドやヘッドバンドのクッション性も充分ですね。
側圧は自分が今まで使ったOneOdio製のヘッドホンの中では若干強めなのかな?と思います。
ただイヤーパッドのクッションも充分きいているのでつけていて不快感はありませんしきちんとフィットします。
総評
音質・ノイキャン・装着感・使い勝手、どれもこれといった問題はなく値段は安くてもしっかり使えるヘッドホンに仕上がっていると思います。
ビルドクオリティも高く(ヒンジ部にお値段なりな部分はみえますが)デザインも良いので高見えするヘッドホンですね。
強いていえば低音がかなり控え目なので低音の迫力がほしい人には向いていないかなと。
逆にこれまでのOneOdio製ヘッドホンのような低音強めなヘッドホンが苦手という方にはA30がハマるかもしれません。
コスパ高なノイキャン付きワイヤレスヘッドホンとして初めての方にもおすすめできる性能です。