こんにちは、猫居です。
ちょっと久々のヘッドホンネタを書いていきたいと思います。
今回のテーマは『オーテクの人気ヘッドホン、Mシリーズはどれを選べば良いのか』!
エントリーモデルのM20xから定番ヘッドホンのM50xまで、シリーズの特徴を簡単に説明してみます。
Mシリーズの魅力とは
Mシリーズは所謂「プロフェッショナルモニターヘッドホン」として売り出されているヘッドホンです。
最近では(主に中華ヘッドホン)で意味もなくプロフェッショナルだとかモニターだとか名付けられた名ばかり品も目立ちますが、オーテクの人気シリーズだけあってMシリーズは正真正銘、フラットで明瞭感の高いモニターヘッドホンであり、スタジオ使用からリスニングまでこなす万能さが最大のウリだと考えます。
もちろんバージョンが落ちるごとに解像度も落ちていきますが、エントリーモデルのM20xでもしっかりとフラットな音が表現されているところにこのシリーズの素晴らしさがあります。
(日本のスタジオでよく用いられるヘッドホンといえばSONYのMDR-CD900STがありますが、こちらは「音」を聴くものであって「音楽」を聴くのには全く向いていません)
【M50x】アメリカではベストセラーの超人気ヘッドホン
(6月16日現在の価格:19000円程)
リケーブル可
米Amazonでベストセラーというアメリカでも人気のヘッドホンM50x。
分離の効いた明瞭感のある音は一目瞭然。
定位がはっきりとわかり、スタジオ使用もしっかりこなします。
2万円以下のモニターヘッドホンではベストな音を鳴らすヘッドホンと言えるでしょう。
しかしスタジオ使用を意識しているものなので側圧はやや強めな点に注意が必要です。
頭の大きい人だと長時間つけていると疲れるかもしれません。
【M40x】は総合バランスに優れた銘機
(6月16日現在の価格:12000円弱)
リケーブル可
リスニング用のヘッドホンとしては一番のおすすめ。
個人的にもシリーズで一番好みです。
M50xの廉価版のような位置づけのヘッドホンですが、音質的な差はごくわずか。
M50xと比較するとややリスニング向きな味付けになっており、しっかり音は取れつつも楽しく音楽を聴くことができます。
そして側圧がM50xほど強くはなく、長時間していても疲れない付け心地の良さも◎。
それでいて値段は1万円ちょっとですから、凄くコスパの高い商品だと思います。
スタジオで使わないリスニングオンリーユーザーにはM50xよりM40xをおすすめしています。
【M20x】良いヘッドホンの入門機に最適
(6月16日現在の価格:6000円弱)
リケーブル不可
Mシリーズの入門機で日本AmazonベストセラーのM20x。
付属のイヤホンや1000円~2000円のヘッドホンなどからワンランク上の音を目指してM20xに買い換えると音が違いすぎてびっくりされる方が凄く多いです。
それくらいこの価格帯ではハッキリ差が出る明瞭感、良い音とわかるヘッドホンです。
安価でなるべく良い音でアニソン等を聴きたい人はこれ一択だと思います。
【M30x】はもちろんM20xより良いんですが、しかし‥
(6月16日現在の価格:8000円弱)
リケーブル不可
全体的にM20xをパワーアップさせたような性能。
音質は違いが明確にわかるくらいはっきりと違います。
ただ、そこそこするのにリケーブル出来ないという点。
もう少し足せばさらに音質がよくリケーブルも出来るM40xが買えてしまうところが、「うーん‥」なのです。
M50xとM40xがリケーブル可なのに対して、M30xとM20xはリケーブルが出来ませんからね。
断線したらお終いのM30x(8000円弱)と断線してもリケーブル可能なM40x(12000円弱)。
せっかく買うのなら4000円積んでM40xを末永く使ってもらいたいなぁと思ってしまうわけです。
8000円に4000円積んだら1,5倍じゃないか、と言われてしまいそうですが 笑
最後にMシリーズのおすすめ順位を発表!
音質的な順位をつけるとシリーズの番号通りになります。
- M50x
- M40x
- M30x
- M20x
ですね!
しかしここまで書いてきた事を総合して個人的なおすすめ順に並べかえますと・・・!
- M40x
- M50x
- M20x
- M30x
誰にでもオススメできるのは万能なM40xと安価なM20xですね。
この記事がMシリーズ購入の参考になれば幸いです。
それではまた!