*2019年 1月11日更新
皆さんこんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
2018年のウォークマンは標準モデルのAシリーズがバージョンアップ。
2017年にはエントリーモデルのSシリーズと上位機種ZXシリーズがバージョンアップされています。
大幅にパワーアップしたモデルもあれば残念ながら機能を削っただけでお値段据え置きの残念モデルもあります。
ネットでは旧型を買うのも容易な今、どれが『買い』でオススメなのか‥
ウォークマン好きとしての見解を交えつつチェックしていきたいと思います。
- 新型SシリーズのS310は機能カット。同額なら断然旧型が優れている
- 新型AシリーズのA50はストリーミングも高音質で聴けるように!
- 本命の新型ZXシリーズZX300。すでにZX100を持っている人も買い替えをおすすめします
- まとめ
新型SシリーズのS310は機能カット。同額なら断然旧型が優れている
Sシリーズは1万円ほどで買えるエントリーモデルという位置付けのウォークマンです。
小型でカッコカワイイ見た目ながらスマホとはハッキリ違いのわかる音質。
プレゼントとしての需要も高いシリーズですね。
そんなSシリーズの2017最新モデルとして登場したのがNW-S310シリーズ。
ただ、今回はモデルチェンジの内容は微妙でした。
ソニー側の発表ではS10(2014年モデル)と比べて機能を必要なものに絞ってシンプルに使いやすくしたとのことですが‥
たしかに余り使わないような(歌詞ピタなど)機能を削るのは良いのですが、音質や使い勝手に直接関係ある部分も大幅に削られているのです。
再生時間が77時間から52時間へと減ったばかりか、音質向上機能のDSEEもなくなり対応コーデックでもaptXが削られる始末。
(aptX→Bluetooth接続した際に低遅延で高音質な転送が可能)
それでいてお値段は据え置きというんだからこれを選ぶ理由が見当たらない‥。
S10がディスコンで消える、あるいは価格差が大きくなるまではS310を選ぶよりS10を選んだほうが満足出来ると思います。
*追記
2018年6月現在、S10の価格が予想通り大幅に値上がり。
S310の2倍の値段になってしまいました。
逆にS310は値下がりしているので安くなったS310を選ぶか、S10とスピーカーのセット売りのほうが単品より安いという逆転現象が起きているのでそちらを選びましょう。
→SONY ウォークマン Sシリーズ NW-S13K :スピーカー付属
(参考URL:SONY公式ストア - NW-S310詳細 )
新型AシリーズのA50はストリーミングも高音質で聴けるように!
2万円台から購入可能なウォークマン標準モデルのAシリーズ。
2017年に発売されたA40は2016年のヒット作A30をベースにUSB-DAC機能がついただけのマイナーチェンジでしたが、2018年発売のA50は音質面・機能面ともに磨きをかけてパワーアップ。
(USB-DAC機能:パソコンで音楽を聴く際にもウォークマンを接続することで高音質に音楽を楽しむことが可能)
音質面は上位機種のZX300のアルミの押し出し材から削り出す手法を取り入れるなどの改良で解像度や低音の質がアップ。
機能面もBluetoothレシーバー機能が搭載されたことでストリーミングサービスを含むスマホの内の音源をウォークマンを経由することでアップスケーリングして高音質で聴くことができるようになりました。
それ以外にも付属イヤホンもしくは対応ヘッドホンを使用中に使える『ノイズキャンセリング機能』と『外音取り込み機能』。
周囲の雑音を消して音楽に集中するノイズキャンセリング機能と、逆に外を歩いている時に車の音や電車の中でアナウンス音を拾える外音取り込み機能。
高級ヘッドホン使用者にはもはや定番の機能ですが、めちゃくちゃ便利です。
音楽を聴いている最中に周囲の音に気を配りたい場面は日常生活の中で思った以上にあります。
そういった時に外音取り込み機能をONにすると外音を集音マイクで拾ってくれるので音楽を聴きながら周囲の音に気をつけることができるのです。
新しくウォークマンを買おうという方には万能な新型のA50はどんな場面でも活躍できるので非常におすすめです。
最初のウォークマンとしてSシリーズの新作が微妙なので旧型のA30を安く手に入れるのもありだと思います。
旧型といえども音質的には圧倒的にSより上なので。
(付属イヤホンの有り無しが選べます)
(参考URL:音楽ストリーミングも高音質で聴く!SONYウォークマンNW-A55を旧作A35と比較レビュー!)
本命の新型ZXシリーズZX300。すでにZX100を持っている人も買い替えをおすすめします
音質にこだわったZXシリーズはフルモデルチェンジで新登場。
もはや現行のZX100とは変わりすぎて全くの別物状態です。
音質面ではウォークマンのフラッグシップモデルであるWM1シリーズに搭載されている機能を搭載。
それだけにとどまらず、WM1シリーズ開発時にアイデアとしてはあったものの搭載するには至らなかった新しい技術も搭載したそうです。
ショールームで実際にZX300を視聴させてもらったんですが、一聴してZX100とは別次元の音質とわかるほど違いました。
しかもWM1と比べて非常にコンパクトで収まりの良い個体なんですよね。
WM1クラスの音質になると(他メーカーの物でも)個体がでかいんですよね、存在感がすごい。
それがポケットサイズで超高音質、デザインも高級感ありカッコイイですからねー・・・
もう手にとってすぐに『これはほしい!』って思っちゃいましたよ 笑
本当にとてつもない音質を手軽に持ち運べる凄いウォークマンになっているとおもいます。
値段も10万以上するWM1に対してZX300は6万円ちょっとですから、お買い得感半端ないです。
バランス接続にも対応などマニアも納得の出来。
SONYの本気をみた、そんな新機種ZX300。
*追記
2018年のアップデートでA50に搭載された『Bluetoothレシーバー機能』とアナログレコード再生の音響現象をDSP技術で再現する「バイナルプロセッサー」機能が追加されました!
(参考URL:SONY公式ストア - NW-ZX300詳細 )
まとめ
新型ウォークマンについて比較してみましたが、最後に簡単なまとめを書いて終わりたいと思います。
今回は以上です。
実機の写真などはこちらの記事でも紹介しています!