*2019年 2月16日更新
皆さん、こんにちは。
オーディオ愛好家であり、ジョギング歴も長い猫居(@KotaNekoi222)です。
今回のテーマはスポーツに適したBluetoothイヤホン!
スポーツタイプを謳っているイヤホンはたくさんありますが、普通のBluetoothイヤホン以上に外れが非常に多いジャンルです。
主な原因は防滴のはずなのに汗ですぐ壊れたりBluetooth接続が甘かったりですね。
僕自身、色々と試す中で結構散々な目に合ってきましたが、そんな中でもコレは使える、おすすめ!というものをいくつか厳選して紹介していきたいと思います!
- ジョギングなどのスポーツで使うイヤホンに必須の条件
- 用途に合ったスポーツ用イヤホンの選び方
- 初心者・コスパ重視の方におすすめのスポーツイヤホン2選
- 音質や機能性にこだわる本格派におすすめのスポーツイヤホン5選
- まとめ
ジョギングなどのスポーツで使うイヤホンに必須の条件
防滴・防水性能
防滴・防水性能のない普通のイヤホンを使用すると汗でイヤホンがやられてしまうためこの性能は必須です。
スポーツイヤホンを謳っているタイプのものは大抵防滴・防水仕様になっているはずですが、その性能は様々。
使用用途に応じて保護性能の強いものを選びましょう。
散歩や軽いジョギング
→IPX4(飛沫からの保護)以上
ジムなど本格的なスポーツ
→IPX5(噴流水からの保護)以上
風呂やプールでの使用
→IPX8(水中での使用が可能)
フィット感・安定性・Bluetooth性能
これは実際に使ってみないとわからない厄介な部分ですが‥。
中には安定性に欠け耳からすぐ外れてしまうもの・Bluetoothがブツブツ途切れて使い物にならないものを結構あります。
この記事では僕自身が実際に使って良かったものだけを厳選して紹介します。
用途に合ったスポーツ用イヤホンの選び方
スポーツタイプのBluetoothイヤホンは主に三種類
1.Bluetoothイヤホンに防水性能を付けたもの
これはそのままですね。
汗などに強く、スポーツで使っても大丈夫ですよという物。
遮音性が高く通勤・通学といった普段使いにも使えます。
逆に沿道など車の通りがある場所でのジョギングで使うには周りに音が聞こえず危ない場合も。
公園やジムなど使う場所を選ぶ必要があります。
また、スポーツタイプを謳っているものは装着感の良いものが多いです。
2.外音が取り込めるジョギングに特化したイヤホン
こちらは沿道など車の通りのある場所でも使えるタイプのイヤホン。
耳穴を完全には塞がないので周囲の音を聞き取りながら音楽を楽しめます。
どんな場所でのスポーツにも対応。
一方で音漏れがあるので普段使いには支障有り。
満員電車などでの使用は周囲の迷惑になるのでやめましょう。
また、イヤホンが耳穴に入らない分低音が弱いというデメリットも。
3.外音取り込み機能(ヒアスルー)を搭載したイヤホン
集音マイクを搭載しているイヤホン。
高級機に多い機能です。
運動時は外音取り込みモードをオンにして周囲の音を聞き、普段使いではオフにして普通に使う万能のイヤホン。
レジなどでもヒアスルーすることでイヤホンを外す必要がなくなるなど、普段使いでも実用性の高い機能で人気の種類です。
初心者・コスパ重視の方におすすめのスポーツイヤホン2選
使える格安スポーツ対応Bluetoothイヤホン
- IP66防水対応Bluetoothイヤホン
- 連続再生時間8時間
- 首からぶら下げられるマグネット式
- 高い人気と充実のサポート
個人的イチオシはSoundPEATSのQ30です。
そのコスパの良さからAmazonの売上・レビューで圧倒的な人気を誇ったQ12の後継機にあたります。
Q12は【スポーツにも使えるよ】といった感じのおまけ程度の防水性能でしたが、Q30は完全にスポーツ使用を想定した進化を遂げました。
防水性能はIPX6に進化、耳につけたときのフィット感や未使用時首からぶら下げておけるマグネット機能の強さも従来よりアップ。
- 安定したBluetooth接続
- クリアな音質
- スポーツに合った力強い低音
と基本性能の部分も非常に優れていて普段遣いにも全然使えてしまいます。
値段も3000円ちょっとと安いですし、実力の程は間違いありません。
Amazonなどでは値段だけでみればもっと安い防水Bluetoothイヤホンもあります。
しかし、耐久性に難がありすぐに壊れてしまうものが多すぎます。
その点、Q30は非常に丈夫ですしSoundPEATSのサポートも手厚いのがおすすめしやすいポイントでもあります。
万が一の時も返品・交換に柔軟に対応してくれます。
余りお金をかけずにスポーツ中に音楽を楽しみたい方やスポーツイヤホンの入門用として非常におすすめです。
使える格安完全ワイヤレススポーツ対応イヤホン
Amazon:Anker - Soundcore Liberty Lite
- IPX5防水対応完全ワイヤレスイヤホン
- 連続再生時間3.5時間(ケース込み12時間)
- 高い利便性とフィット感
- 信頼のAnkerブランド
AnkerのオーディオブランドZoloからリリースされている完全ワイヤレスイヤホンです。
低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンはBluetooth安定性に問題のあるものが非常に多く、レビューもステマだらけで要注意の地雷原になってしまってします。
ですが、このLiberty Liteはお値段6000円弱ながら安定したBluetooth性能と輪郭のくっきりとした低音の『使える』完全ワイヤレスイヤホンなのです。
個人的に30個以上の完全ワイヤレスイヤホンを所有していますが、低価格帯では総合的な使い勝手No1イヤホンだと思っています。
コードなしのイヤホンは快適そのもの、それはスポーツとなればなおさらです。
ただし、連続再生時間が3.5時間と短めなので休日にまとまった時間スポーツしようと考えている方には不向きです。
→【Anker】Soundcore Liberty Liteをレビューします!無印Libertyや+との違いも紹介
音質や機能性にこだわる本格派におすすめのスポーツイヤホン5選
プロ仕様のスポーツBluetoothイヤホン
- IPX7防水対応Bluetoothイヤホン
- 連続再生時間14時間
- コードの存在感を感じないプロ仕様
- オシャレな布巻きコード+マグネット式
スポーツ用イヤホンで定番人気を誇るJaybirdの最高傑作。
しっかりした装着感と柔らかい付け心地を両立したシリコンイヤージェルを採用。
回転式のイヤホンで普通の装着以外にスポーツに適したSHURE掛けも可能。
さらにスピードシンチでコードを適度な長さにコントローラーできます。
これによりコードの存在がほぼ0になり、運動中のタッチノイズも全く気になりません。
音質は明瞭なフラットでアプリを使って音の傾向を自由にカスタマイズ可能。
音楽を楽しみながら快適にスポーツをしたい人に最適なプロ仕様イヤホンです。
詳細レビュー記事
→【レビュー】Jaybird TARAH PROは使い勝手抜群!スポーツ用左右一体型Bluetoothイヤホンの完成形!無印との違いも紹介します
機能性重視の完全ワイヤレススポーツイヤホン
- IP55防水対応完全ワイヤレスイヤホン
- 連続再生時間5時間(ケース込み15時間)
- コードレス+高機能でストレスフリーな使い勝手
- 通話時の音質も非常にクリア
Jabraからリリースされている高機能完全ワイヤレスイヤホン。
AirPodsと同じNFMIを採用しているので接続の安定性が抜群で音も良いことから非常に人気の高いイヤホンです。
グーグルアシスタントやSiri・AmazonAlexaなどの音声アシスタントに対応している他、アプリでのイコライザ機能やヒアスルー機能も搭載。
普段使いで圧倒的な使い勝手を誇るこのイヤホンですが、防水性能があり外音取り込み機能もあることからスポーツでの使い勝手も非常に優れています。
日常もスポーツもスタイリッシュに音楽を楽しみたいという方におすすめです。
なお、Elite 65tよりさらにワンランク防水性能が高いElite Active 65tも発売されていますが個人的にはElite 65tで充分だと思います。
詳細レビュー記事
→2018年最高作!?Jabra Elite 65tをレビューします!
ジョギング特化のBluetoothイヤホン
- IP57防水対応スポーツ特化イヤホン
- 連続再生時間7時間
- ジョギング用として定番人気の使い勝手
- 外音を自然に取り込める開放感
外ジョグ中に音楽を聴く人の間では定番中の定番と言えるBluetoothイヤホンがこのBackBeat Fitです。
安定感抜群のネックバンドは、耳を塞がない構造になっているので外音を聴きながら音楽を楽しめます。
文字にするとなんだかあっさりですが、これが非常に革新的。
まず、耳の奥にねじ込むタイプではないのでイヤホン特有の閉塞感や耳疲れも無く、スポーツ中の使用感は数あるイヤホンの中でも最高です。
外音取り込み機能とは違い、自然音を普通に耳から取り入れてるだけなので変な違和感も皆無。
音質的な部分はどうしてもBGM的に聴く感じになってしまうスポーツ専用機ですが、定番になるほどの抜群の快適性能です。
ぱっと見堅そうなネックバンドですが、ぐにゃぐにゃに曲げられます
旧バージョンの方がレビューが豊富ですが、新バージョンの購入をおすすめします。
Amazon - BackBeat Fit (旧バージョン)
Amazon - BackBeat FIT 2100 (新バージョン)
Amazon - BackBeat FIT 3100 (完全ワイヤレスバージョン)
音質重視のスポーツBluetoothイヤホン
Amazon - SoundSport wireless headphones
- 防滴対応スポーツBluetoothイヤホン
- 連続再生時間6時間
- Boseらしい重厚な低音
- 抜群の装着感
オーディオ界では定番ブランドBoseのスポーツタイプイヤホンです。
このイヤホンの良さは抜群の装着感とスポーツイヤホンとは思えない高音質を実現しているところ!
ぱっと見ではすぐに外れてしまいそうな見た目ですが、非常に安定感があり長時間付けいても苦になりません。
Boseイヤホンではお馴染みの付け心地抜群イヤーフック
何より音質が良いのでリスニング用に普段使いも余裕でいけます。
音質にもこだわりたい人、Boseの低音ファンという方にとっては最高のスポーツイヤホンとなるでしょう。
値段はちょっとお高めですが、それ以上の価値があるイヤホンだと思います!
販売当初、初期不良があったのですぐ壊れたなどのレビューがあります。
今現在販売されているものは改良されて再販されたものなので問題ありません。
スマホ不要でプールでも使えるメモリ内蔵の超防水イヤホン
- スマホなどのDAP不要で使える一体型ウォークマン
- 連続再生時間12時間
- 優秀な外音取り込み機能で場所を選ばず使える
- プールでも使える圧倒的防水性能
Bluetoothイヤホンは便利ですが、音楽を再生するにはどうしてもスマホなどのオーディオ再生機器が必要になります。
自分はジムやラニングコースではなく自宅近くで走るときはこのウォークマンだけを耳にかけて走りに行きます。
スマホなんかがあってもそれほど邪魔になるわけではないんですが、無いとやっぱり身軽で良いんですよね。
音質的な部分は最近の高性能な通常ウォークマンと比べるとどうしても見劣りしますが、ジョギング用としては必要十分。
さらにこのウォークマンには高性能でコントロール可能な外音取り込み機能が搭載されています。
内部に外音を取り込むマイクが内蔵
音楽に集中したいときは外音取り込み機能をOFF、周りの音を聴きたいときは外音取り込み機能ON(三段階調整可)といった具合に使い分けられるのです。
プール使用可能で丸洗いもOKな高い防水性能もあり、非常に使い勝手の良い一体型イヤホンです。
*追記
同シリーズから完全ワイヤレスタイプが登場。
更にスタイリッシュで使いやすくなりました。
ただ値段もだいぶあがったのでそのへんは予算と相談になりそうです。
詳細レビュー記事
→【レビュー】完全防水!プールでも使えるTWSソニーのWF-SP900を紹介します
まとめ
簡単にこれまで書いてきたことをまとめて終わりたいと思います。
- コスパ重視→Q30・Liberty Lite
- PRO仕様・本格派→TARAH PRO
- スタイリッシュ・万能→Elite 65t
- ジョギングメイン→BackBeat Fit
- 低音重視→SoundSport wireless headphones
- 身軽さ重視・プール使用→NW-WS623
こんなところでしょうか。
普段遣いとの兼用を考えている方はQ30・Liberty・TARAH PRO・Elite 65t・SoundSport wireless headphonesの中から選ぶと良いでしょう!
本格的にジョギングする方はコスパなど考えずに1万円以上の外音取り込みができるタイプ(Elite65・BackBeat Fit・WF-SP900)をおすすめします。
周囲の音が聞こえるのとそうでないのとでは安心感がまるで違うのです。
また新しく『これはすごい!』というものが出てきたら追記する形で紹介したいと思います。
今回は以上です!