*2018年7月 更新
今回はゼンハイザーの名ヘッドホンHD598(通称:プリン)の密閉型にあたるHD598CSのレビューです。
大々的に売り出された後継機HD599と違い、ひっそりと新登場したHD598CS。
オープン型の定番ともいえる名機だったプリンが密閉型になってどう変わったのか!?
チェックしていきたいと思います!
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新バージョンのHD599同様に新作!なのにお買い得なHD598CS
HD598CSもHD599同様に2016年末に発売された新作です。
デザインも旧モデルではなく新モデルに近いクールなデザインになっています。
どうせ買うなら新型のHD599の方が良いのでは?と思われるかもしれませんね。
たしかにHD599は旧モデルからより洗練された素晴らしいヘッドホンです。
ですが、値段を比べてみましょう。
- HD598:23000円(現在は販売終了)
→追記:HD598SRとしてAmazon限定で発売(しかも16900円と安い)
- HD599:31000円(2018/7 現在は23000円台と旧HD598並の価格に)
- HD598cs:16900円
(2018年 7月現在のAmazon価格)
HD598CS・SRが今のところ非常にお買い得です。
(この価格がいつまで続くかは不明)
元々プリンが1つの完成形として非常に高い人気を誇っていただけに、新型が出た現在でもコレだけ安いなら十分に選択肢に入るのではないでしょうか。
音の抜けの良さや付け心地の良さもプリンの大きな特徴でした。
密閉型になってその良さが失われてしまうのではないかという不安もありましたが‥。
その辺がどうだったのかはこの後紹介したいと思います!
HD598CSの外観
HD599同様に旧型から洗練されたデザインに。カッコイイ
フカフカのイヤーパッド
レザーヘッドバンドもフカフカ
ケーブルは2本。携帯用はマイク・リモコン付き
HD598CSの音質や装着感、感想
オープン型から密閉型になってどうなるかと思いましたが、このヘッドホンは紛れもなく、あの名機HD598です。
温かみのある軟からかい音で、どんな音楽もこなすいわゆるゼンハイザーの音。
密閉型になっても付け心地の良さも相変わらずで、メガネをかけていても疲れ知らずの抜群の装着感。
そして密閉型とは思えない音場の広さを実現しているのには驚かされます。
その上、密閉型ヘッドホンのメリットはしっかり享受。
低音の質感がアップし、絶望的だった遮音性も完備。
外での使用がためらわれた旧モデルとは違い、積極的に外でも使っていけるところは非常にポイントが高いです。
並行輸入品は大丈夫?ゼンの偽物対策
在庫の状況次第で時には国内正規品より並行輸入品のほうが安い時もあります。
Amazonの場合、万が一偽物を掴まされても全額返金がききます。
一番困るのが【偽物だと気付かないこと】だと思うのですが、ゼンハイザーの場合その心配はありません。
下の画像のように
- ホログラムナンバー
- IDナンバー
- 公式認証用QRコード
が書かれたシールが箱に貼ってあります。
箱に書かれているナンバーを使ってゼンハイザー公式サイトで本物かどうか判定できるようになっているのです。
偽物を掴まされる事自体滅多に無いとは思いますが、万が一にも対応できるチェックシステムはありがたいですね。
総評:HD598csの評価
ゼンハイザーとしては珍しい密閉型ヘッドホンでしたが、予想以上に素晴らしい出来です。
さすがとしか言いようがありません。
密閉型ヘッドホンになることへの不安は全くの杞憂でした。
HD598CSが2万円以下で買えるうちはこのヘッドホンがアンダー2万ヘッドホン最強といえる存在なのではないでしょうか。
プリンに遮音性と低音力を加えた新たな名機。
仮に旧プリンと同等の値段(23000円程)まで上がったとしても全然『買い』だと思います。
満足度の非常に高い買い物でした。
これからゼンハイザーに挑戦してみたい方はもちろんのこと、すでにオープン型でゼンハイザーを所持している方の2機目にもオススメです!