皆さん、こんにちは。
今日レビューするのは前回レビューしたAS10の兄弟機に当たるイヤホンAS06です。
(参考:【中華イヤホン】5BA搭載!KZのAS10をレビューします)
3BA搭載のKZの新商品になります。
5BA搭載だったAS10に比べてドライバー数が減ってその分お値段が手頃に。
単純な廉価版かと思いきや音の傾向も異なり、その他細かい変更点も。
詳しくみていきましょう。
本レビューはGearbestさんにサンプルをご提供いただいております。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
KZ AS06 詳細レビュー
外観・付属品チェック
AS06とAS10の違いを比較
デザインの違い
最近のKZイヤホンはZS10・AS10とスケルトンで基盤が見えた無骨デザインのイヤホンが続いていましたが、今回デザインをかなりスタイリッシュに変更。
比べるとこんな感じです。
個人的にはZS6以来の格好良さと感じております。
安くて良い音なだけじゃなく、見た目的にもイケてるとなれば最高ですね。
ケーブルの耳掛け部分が変更!メモリーチューブ式に
ZS10から標準装備のケーブルの質がアップしていましたが、今回からさらにケーブルが良くなっています。
具体的にどこが変わったかといいますと、Shure掛けするためのフック部分が針金タイプからメモリーチューブタイプに変更。
画像じゃちょっとわかりにくいかもですが‥。
癖のつけにくい針金からしなりがあり素直に耳の形状に合わせられるチューブになったのは大きな変化です。
これにより耳へのフィット感が大幅に向上しました。
音質評価:解像度高く高音がよく伸びる
低音はAS10と同じ傾向。
適度な量と質、締まりのある良い音を出します。
BA3基とあって解像度が高く、AS10と比較すると高音域がより伸びます。
しかしドライバー数に差がある分、中域の厚みと伸びはさすがにAS10には及びません。
澄み渡る音で非常にわかりやすい音を出すので、好みの違いによってAS06のほうが良いと思う人もいると思います。
そこが単純な廉価版とは言えないこのイヤホンのいいところ。
好みで軍配が変わるくらいの良い出来で値段は安いわけですから、コストパフォーマンスは非常に高いです。
兄弟機AS10とAS06どちらがおすすめか?
音質の項目でも述べた通り、重視する音の傾向によって解が変わってくると思います。
ただ、個人的にはAS10の中域の艶感は中々他では聴けないリッチな音だと思っています。
なので予算が許すのであればAS10のほうがおすすめです。
コスパや総合的な使い勝手を重視するのであればAS06が良いでしょう。
総評:総合的な使い勝手が非常に良いイヤホン
AS06はデザイン性・装着感・音質・値段、すべてのバランスが取れた非常に使いやすいイヤホンでした。
中華イヤホンはどこかしら癖があって使いにくいというイメージを覆す優等生じゃないでしょうか。
特に音質的な部分は相変わらずの価格破壊っぷりなのではじめての中華イヤホンには抜群におすすめです。
最初の1つとしても長く付き合うつもりの1つとしてもいけるオススメの中華イヤホンです!