Amazon:hearable LAB flapFit FF-TW10
hearable LABは世界初のノイズキャンセリングイヤホンの開発で知られる保坂明彦さんのオーディオブランドだそうです。
そんなhearable LABからこの5月に完全ワイヤレスイヤホンがリリースされました。
途切れにくさを追求したデザインでサウンドチューニングはクリアなサウンドで定評のあるFinalが監修。
そんなわけで発売前の期待値は相当なもので、オーディオファンからはかなり注目されている新作完全ワイヤレスイヤホンです。
デザインは正直好みではありませんが、自分もFinalの良さは十分に知っているのでポチッと発売日に購入。
実際のflapFitの実力はどんなもんか見ていきたいと思います!
写真レビュー
デザインと装着感について
思ってたよりもデカイです。
両耳に小型のヘッドセットをつけているかのような‥
フィット感は上々ですが、長時間つけていると耳が痛くなるのはこの造りなので仕方がないかなと。
着けていてジロジロ見られたりはしませんが(たぶん)、鏡で着けている姿をみるとやっぱり目立つというか気になりますねー。
earinのM2などの超小型完全ワイヤレスイヤホンと比較するとかなり目立つのは間違いないです。
音質はガチでスゴイ!
期待していた音質については想像以上でした。
これはスゴイ。
完全ワイヤレスとは思えないというかワイヤレスとは思えない出来です。
一聴してわかる明瞭さ。
誇張せず素直に伸びる高音。
ボーカルは太く、低音の量は適量でキレがあります。
完全ワイヤレスイヤホンは2万円以上のものが多いですが、1万そこそこのflapFitが今まで使ってきた完全ワイヤレスの中で1番音質的には良いと思います。
有線からの切り替えで音質の低下が気になるという方でもこれは満足できるんじゃないでしょうか。
Bluetooth接続の安定性について
- 家中 - 安定
- 街中 - かなり途切れる
- 店内 - 安定
- 電車 - そこそこ安定
このデザインだから接続の安定性はガッチリ確保されているんだろうと思っていましたが、そうでもありませんでした。
特に街歩き中は結構途切れます。
散歩などでの使用はおすすめしません。
電車やバスを使う通勤・通学での使用はやや途切れはありますが、許容範囲かな。
建物内はよほどの人混みでなければ安定といった感じです。
外以外のワイヤレス接続が途切れやすいポイント以外は概ね安定していますが‥
接続の安定性のためのこのデザインなわけですからもっと完璧な、他機種の上を行く安定感が欲しかったですね~。
操作性に関するメモ
- Bluetoothペアリングは非常に早い。
- 起動などあらゆる動作に1s(1秒)ボタン押しと説明書には書かれているが、1クリックでOK。
- ボタンの反応は良好。操作も単純でストレスはない。
- 二股のUSBが付属で用意されているのはGood。しかし充電毎に2つ刺さなければならないのにUSBがType-Cじゃないのは理解できない。
総評:flapFitの評価
充電機能付き収納ケースの無い完全ワイヤレスイヤホンというとサウンドピーツの Q16(現在は販売終了?)を思い出します。
(Q16レビュー記事:意外と凄い!完全ワイヤレスイヤホンQ16をレビュー)
個人的には値段の割に音や接続の安定性が良かったQ16の進化バージョンのようなものをflapFitには期待していました。
音質的な部分は期待を遥かに超える、これまでの完全ワイヤレスで1番といえる出来でした。
値段を考えるとこれは素直にスゴイと思います。
ただ、Bluetoothの安定性に付いてはちょっと期待はずれかなと。
めちゃくちゃ不安定というわけではありませんが、デザインなど色々と犠牲にしているイヤホンなだけに全然途切れない!と言えるくらいの安定性がほしいところでした。
それがあれば文句なしにオススメできるものだったのですが‥
flapFitの特徴を簡単にまとめると
良い点
- 完全ワイヤレスイヤホンの中ではそこそこ安いのに音質は最高レベル
悪い点
- 人を選ぶデザインの割に接続の安定性は並程度
- 完全ワイヤレスイヤホンの特徴とも言える充電機能付きの収納ケースが無い
デメリット部分を許容できるかどうかですね。
できるなら音質に対するコスパはぶっちぎりのダントツなので、そこを重視する人にはスゴく良いイヤホンになると思います。
flapFitに関するレビューは以上です!