今回レビューするのは現時点(2016/9/21)でもっとも格安で実用性の高いBluetoothヘッドホンのSoundBlasterJAM。
(2017年登場のJBL T450BTが素晴らしかったのでこれからの購入を考えている方にはそちらをおすすめします)
参考:低価格帯Bluetoothヘッドホンの新星!JBL T450BTを徹底レビュー!
ただ安いだけなら同じ価格帯で中華ヘッドホンがいくつかあるんですが‥。
すぐ壊れたりおもちゃ並にチープだったりすることも。
ほとんど情報を見かけないSoundBlasterJAMについてレビューをしていきたいと思います。
特徴
- 超軽量の83g
- Bluetoothによるワイヤレス接続のほか、USBでの有線接続も可
- BASSブーストでワンタッチ低音強調可能
- SBX Pro Studio機能(映画モード・ゲームモード)
- NFC搭載でワンタッチペアリング
- 付属品は上画像の通り、ケースなどは無し
使用感
付け心地
オンイヤー型(耳に乗せるタイプ)でイヤーパッドは厚く柔らかい。
本体が非常に軽量なこともあり付け心地はかなり良好です。
ワイヤレス環境が初めての方は快適さに驚くと思います。
連続使用時間
公称はバッテリー持続時間12時間。
休日に8時間程、出掛けて帰ってくるまで音楽を流しっぱなしにしていても電池切れを起こさなかったのでバッテリーに関しては文句無しかと思います。
Bluetooth諸々所感
- 遮蔽物に弱い
- 地下やトンネルに弱い
遅延はほぼ無し。
音質はUSB接続時のほうが良いには違いありませんが、十分なレベルを確保しています。
Bluetoothの接続範囲は隣の部屋までが限界でした。特に扉を閉め切ってしまうと弱いかなという印象。
部屋の中での使用やポケットやカバンにスマホを入れての使用は全く問題無し。
電車の中での使用も問題無いものの、トンネルや地下に潜った時は音が途切れて使い物にならず。
(値段を考えれば仕方ありませんが、QY8はトンネル・地下でも問題無く使用できました)
BASSボタン
(画像の赤丸で囲ったボタンがBASSボタン)
ノーマルモードは低音が引っ込み気味のフラット。
BASSモードでかなり低音強調されますが、元々低音が引っ込み気味なのでBASSモードでちょうどいい感じに。(この辺は好みですが)
好みに応じてワンタッチで低音を調整できるのは中々嬉しい機能ではないかと。
注意点
- ケースの付属品は無い
- SBX Pro Studioはワイヤレスでは使用できない
- ON/OFFのスイッチが入るまで5秒ほどボタン押しが必要(意外と長く感じます)
- オンイヤーなので音量をあげすぎると音漏れする
特に注意なのはSBX Pro Studio機能はUSB接続専用ということでしょうか。
映画モードやゲームモードの他、サラウンドやBASS、イコライザーなども微調整可能な面白い機能なんですが、Bluetoothでは使用できません。
評価
圧倒的安さに加えて、付け心地の良さ・BASSモードによる低音調整。
音質もクリアでこの価格帯でこれだけ頑張ってくれれば文句なし!
初めてのBluetoothヘッドホンとしておすすめできる優良アイテムです。
コードに邪魔されない快適な環境を是非!