Amazon - Taotronics TT-BA09 Pro
こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
先日友人と新幹線で長旅をすることになり、道中の暇つぶしにタブレットで映画でも観ようかということになりました。
Bluetooth接続した完全ワイヤレスイヤホンを片方ずつシェアしても良かったのですが、新幹線の騒音で楽しめないとか片方だけじゃ迫力も臨場感も無いとか色々問題がありますよね。
そこで2台同時接続可能なBluetoothトランスミッターを使ってみることに。
今回はTaotronicsの人気トランスミッター・レシーバーTT-BA09の後継機、TT-BA09Proを使ってみましたので実際の使い勝手や注意点などを紹介します。
TT-BA09 Pro開封
TT-BA09 Proで出来ること
TVや任天堂SwitchなどのゲームまでBluetooth化
Bluetoothに対応していないTVやオーディオ、ゲーム機などを無線でつなぐことができます。
aptX-LLに対応しているので遅延も気になりません。
ただ、接続するイヤホンなどのオーディオもaptX-LLに対応している必要があるので手持ちのオーディオの対応コーデックは要確認ですね。
もっとも普通の映画やドラマなどの動画を見る分にはapt-Xで十分遅延は気になりません。
タイミングにシビアなゲームをする場合はaptX-LLで繋いだほうが良いでしょう。
同じ曲や映像を2人で一緒に聴ける・楽しめる
今回個人的に一番の目的だった機能。
2つのイヤホン・ヘッドホンを同時に接続してそれぞれに音を流すことが可能です。
イヤホンを片方ずつシェアするのとは別次元の快適さ。
遅延も気にならず、一度接続してからは最後まで接続が途切れることなく楽しめました。
それなりの性能のイヤホンやヘッドホンを用意できればマンションなどでスピーカーを通して大きな音を出せない、という方もこの方法なら二人で迫力ある音が楽しめますね。
有線イヤホンやヘッドホン・スピーカーをBluetooth化して音楽を聴く(SBCのみ)
TT-BA09 Proはレシーバー機能も持っているので有線イヤホンなどをBluetooth化することができます。
スマホとカーオーディオを接続してSpotifyなどのストリーミングで音楽を聴きたいときには特に便利な機能です。
ただし、接続は基本コーデックのSBCに限定されます。
より高音質で聴きたい場合はレシーバーモード時にapt-X HDまで対応した機種を選んだほうがいいでしょう。
注意点
ペアリングは少し根気が必要
スマホのように画面で接続先を選択して接続‥というわけにはいかないので中々うまく接続できないことがありました。
自分の物だけかもしれませんが、説明書と異なる操作をしないとペアリングできなかったので紹介しておきます。
1台目とのペアリング方法が電源の長押し3秒と説明書にはありますが‥
実際には長押しでは1秒ほどでペアリングモードが解除され、ペアリングできませんでした。
電源を入れた後に追加で電源ボタンを2度ほど連打すると継続的なペアリングモードに移行できました。
これに気づくまで中々ペアリング出来ず苦戦したわけです。
Qualcomm QCC3020・3026搭載イヤホンとの接続に問題あり
完全ワイヤレスイヤホンでクアルコムのQCC3020・3026を搭載しているものとの接続はうまくいきませんでした。
接続してもブツブツ途切れて使い物にならないかすぐに接続が切れてしまうといった感じです。
QCC3020・3026は他にも一部スマホなどと相性が悪く接続がうまくいかない問題があります。
手持ちのイヤホンがこのチップを搭載している場合は避けたほうが良いでしょう。
まとめ
様々なTVやタブレットなどのAV・オーディオをBluetoothで結びつける便利な一台二役のトランスミッター・レシーバー。
Bluetoothの扱いに多少慣れと注意が必要ですが、使いこなせばやはり便利なものです。
特に同じ音源を2つのオーディオから聴ける機能はトランスミッターを噛ませないと受けられない恩恵なので非常に重宝しました。
他にもTV・カーオーディオのBluetooth化やSwitchをBluetoothイヤホンで使う方法も需要は高そうです。