追記:すでに終売しているようです
こんにちは、猫居です。
新年最初のレビューはSOUNDPEATSのTruengine SEをお届けします!
約6000円という低価格ながらデュアルドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
QualcommのQC3020チップを積んでいてapt-X,AACの両対応、連続再生時間6時間と基本性能もバッチリな一品。
この値段で複数ドライバーを積んだTWSは中々ありませんから新年一発目にふさわしい注目のイヤホンではないでしょうか!
SOUNDPEATS Truengine SE 詳細レビュー
外観・付属品のチェック
装着感と操作性について
そこそこの厚みのあるイヤホンですが耳に上手くフィットする形になっていて安定感はとても良いです。
デザイン的な面でもドライバーが透けて見えるデザインがかっこよく、ケースと同様イヤホンも安っぽさの無い物に仕上がっています。
誤操作の多いタッチセンサ式ではなく物理ボタン式。
個人的には物理ボタンの方がミスが少なく快適に感じるのでGoodでした。
また、音量と曲送り/戻しの両方ができるのも高評価。
レスポンスも良く、操作性はとても良いと言えるでしょう。
Bluetooth接続安定性について
Bluetoothは基本的に安定していますが、人混みの多い大型駅などではやや途切れる場面も。
apt-Xで接続するとどうしてもSBCより安定性が劣るので仕方がないでしょうか。
ただ、駅のホームなど混雑する場所を抜ければあとは問題無いので特にストレスはないかなと。
音質評価
クリアな中高域が特徴!ボーカルがとても近い
勝手な想像でデュアルドライバーの物量を活かした低音おばけ的なイヤホンなのかと思っていましたが全然違いました。
全域に渡って粒立ちが良く、とてもバランスのいいフラット傾向な音。
特に中域~高域にかけてはかなりレベルの高い出来です。
実はこのブログではTruengineの旧作、無印の方もレビュー済みなのですが‥。
当時のやつはちぐはぐな音作りでデュアルドライバーの良さが全く出ていませんでしたが、SEになって物凄く進化しています。
特にボーカルが近めでかなり聴き応えがあります。
一方で低域はある程度の質感・量感はあるもののやや軽めな印象。
立ち上がりは早くて切れは良いですが、贅沢を言えばもう少し深いところまで出ると良かったですね。
トータルとしては低音ごりごりなイヤホンの多い価格帯で中々オーディオ的な音を聴かせるよく出来たイヤホンだと思います。
注意点
大した問題ではありませんが1つだけ。
Truengine SEは音楽再生中、イヤホンのLEDは光りません。
ピカピカ光るイヤホンを避ける人もいますよね。
なのでそれはとても良いのですが‥
再生停止時の待機中はマルチボタンが光っぱなしになります。(白色に発光)
ノイズキャンセル機能があるわけではないので再生せずに電源をオンにしたまま耳につけっぱなしにすることはほぼ無いでしょうが気にする方もいるかもしれないので一応。
総評
低価格ながらデュアルドライバーを搭載したTWSであるTruengine SE。
完全ワイヤレスイヤホンでは(特に低価格帯)暗くなりがちな高域が明瞭で、バランスの良い音作りが好印象でした。
基礎スペックも高く装着感やケースの使い勝手もいいので総合的な満足度はかなり高いイヤホンではないでしょうか。
低音をばりばりにきかせた曲はあまり得意ではありませんが、それ以外は割とオールラウンドに鳴らす優等生だと思います。
新年1本目のイヤホンですが、とてもコストパフォーマンスの良いオススメできるイヤホンです!