こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
今回レビューするのはSIMGOTさんのEM2という1万円台のイヤホンです。
写真の通り非常に可愛らしいアクセサリーのような見た目のイヤホンですが、音の方も期待値はかなり高め。
SIMGOTさんはEN700PROという1DDの傑作と言われているイヤホンを排出しているメーカーで技術力の高さに定評があるからです。
そんなEM2を2週間ちょっと使い込んでみたのでその評価をお伝えしていきます!
SIMGOT EM2 詳細レビュー
外観・付属品チェック
使い勝手・装着感・遮音性について
写真以上にビルドクオリティは高いです。
おもちゃのような感じは全くなく、本当にアクセサリーと言う感じ。
付属のケーブルも取り回しが非常に良く、かなり上質。
SHURE掛けで利用するタイプですが、イヤホンの形状とケーブルのしなやかさも合わさってフィット感は極上に良いです。
当然のように遮音性もバッチリ。
また付属のケースもおまけ程度の物ではなく、アクセサリー収納ケースのような革製の立派なものになっています。
インピーダンスが低くスマホ刺しでも十分音量が取れるのも良いですね。
ただ見た目が良いだけでなく、使い勝手の面も良く出来たイヤホンです。
プレゼントしたらかなり喜ばれるんじゃないかと。
音質評価
ボーカルの艶感が秀逸
1万円台のイヤホンはかなりの激戦区で非常にライバルの多い価格帯です。
そんな中でもあえてこれを選びたくなるほどの特徴、良さがあるかどうかが注目されるところでしょう。
EM2はクール系サウンドながらトゲのない非常に優しい中高音を鳴らすイヤホンで爽やかにさっぱりと聴くことができます。
音のバランスも良く、どんなジャンルの音楽も楽しく鳴らせるタイプです。
特にボーカルが近く、非常に厚みがあるのが特徴的。
また、刺さらないどころか優しさすら感じる高音が心地良いです。
この中高音にかけての表現力が秀逸で、ライバルの多いこの価格帯でこのイヤホンを選びたくなるほどの魅力を持っています。
女性ボーカルを楽しむも良し、合唱曲を楽しむも良し。
今流行りのショーン・メンデス&カミラ・カベロの『セニョリータ』のようなデュエットソングを聴くときの心地良さといったら無いです。
低音はバランス重視。
深みはそれほどありませんがキレはかなりあります。
量的にはそこそこ、特徴的な中高音域を邪魔しない「わかっている」バランスですね。
本当に過不足ない丁度いい量だと思います。
KnowlesのフルレンジドライバとEN700PROに使われたダイナミックドライバーを使ったこのイヤホン、これほどまでに美しい音を鳴らすのかと驚きの出来栄えです。
まとめ
とにかくボーカルの美しさが素晴らしいです。
ボーカル重視で聴きたいのなら1万円台でベストな存在ではないでしょうか?
また見た目の良さも外せない要素で、女性受けが本当に良かったです。
音質・デザイン・使い勝手・付属品‥総合的に13000円ほどで買えるイヤホンとはとても思えないほどレベルが高いです。
価格破壊といえるほど非常にコストパフォーマンスの高いイヤホンだと思います!
気になった方は是非お試しあれ!