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SONY WF-1000XM4 vs BOSE QuietComfort Earbuds 2:おすすめはどちらか実機比較【完全ワイヤレスイヤホン】

SONY WF-1000XM4 vs  BOSE QuietComfort Earbuds 2

完全ワイヤレスイヤホンコレクターの猫居です。

今回は比較するのはこの2つです。

先日レビューしたBOSEの新作QuietComfort Earbuds 2

そして完全ワイヤレスイヤホンの定番中の定番となっているWF-1000XM4。

実機を使用比較した上で音質や使い勝手などを評価。

どちらがオススメなのか判定します。

結論から言ってしまいますとWF-1000XM4の方が総合的にオススメです。

項目別の評価表をご覧ください。

  WF-1000XM4 QC Earbuds 2
音質 8.8/10 8.5/10
ノイズキャンセリング 9.5/10 10/10
装着感 7/10 9.5/10
機能性 10/10 5/10
価格
(Amazon調べ)
27,000円弱 36,000円

 

何度も聴き比べしましたが音質はWF-1000XM4の方が良かったです。

一方でノイズキャンセリング機能はQuietComfort Earbuds 2が上回っています。

WF-1000XM4も強力なノイキャンなんですが、QuietComfort Earbuds 2は他を圧倒する消音力です。

最終的な決め手はコストパフォーマンスがWF-1000XM4の方がだいぶ良いという点ですね。

WF-1000XM4は発売から一定期間経っていて値段が下がっています。

なのに音質とノイキャンの総合力は未だトップクラス。

独自の便利機能も他社の追随を許しません。

詳細な比較の結果(音質の違いや使い勝手の比較)については目次より各項目をご覧ください。

BOSE QuietComfort Earbuds 2 vs SONY WF-1000XM4:各機能の比較

サイズの比較

QuietComfort Earbuds 2は前作と比べると随分コンパクトになりましたが、それでもWF-1000XM4にはまだ追いつけません。

特にケースサイズの差はまだ大きいかなと。

ケースからのイヤホンの取り出しもWF-1000XM4の方が取り出しやすいです。

サイズ:WF-1000XM4の方が優秀

スペック比較

  WF-1000XM4 QC Earbuds 2
連続再生時間 8時間
24時間(ケース込)
6時間
24時間(ケース込)
対応コーデック SBC・AAC・LDAC SBC・AAC
防水性能 IPX4 IPX4
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
専用アプリ
ワイヤレス充電

 

後発のQuietComfort Earbuds 2よりWF-1000XM4の方が連続再生時間が長いです。

WF-1000XM4はハイレゾ音源を再生できるコーデックLDACにも対応していますし、ワイヤレス充電も可能。

スペック:WF-1000XM4の方が優秀

音質比較

QuietComfort Earbuds 2は前作より音場感が良くなり、臨場感と迫力のあるサウンドになりました。

低音の魅力はQuietComfort Earbuds 2の方が優れているかもしれません。

ただWF-1000XM4もSONYらしいキレの良い小気味よさ、元気の良さを感じる低音で好みの差とも言えます。

そして中音・高音にかけては明らかにWF-1000XM4の方が厚みのある音です。

ハイレゾ音源で聴くとその差はより顕著。

ボーカルの生々しさ・高音の響きの良さにはだいぶ差を感じますね。

また、ソニーの独自技術『DSEE Extreme』により圧縮音源もハイレゾ相当にアップスケーリングすることが可能。

Android・iPhoneのどちらでもソニーの方が音質的に有利です。

音質:WF-1000XM4の方が優秀

ノイズキャンセリング機能の比較

WF-1000XM4のノイズキャンセリングは低音ノイズを強力にカット。

ノイズキャンセリングが効きにくい中音・高音ノイズに対してはイヤホンの物理的な遮音性を高める工夫で総合的に優れたノイズキャンセリングを実現しています。

ところがQuietComfort Earbuds 2はこれまでどのメーカーも中々消せなかった中音・高音ノイズにも強烈に作用するノイズキャンセリングを搭載。

元々前作から低音ノイズに対する消音力はWF-1000XM4より上だったので、全域に渡ってWF-1000XM4より強力にノイズカットすることが可能となりました。

僕がつけているノイズキャンセリングイヤホンの強度ランキングでもQuietComfort Earbuds 2は1位です。

(WF-1000XM4は4位)

ノイズキャンセリング機能:QuietComfort Earbuds 2の方が優秀

装着感の違い

標準でウレタンイヤーピースがセットされているWF-1000XM4。

ウレタンが耳穴の隙間をピッタリ埋めるのでフィット性は非常に高いです。

耳栓的な閉塞感があり、長時間つけているとちょっと耳が疲れてきます。

一方、QuietComfort Earbuds 2はQCシリーズらしいリッチなつけ心地。

確かなフィット感と軽い装着感で長時間つけていても耳が疲れません。

装着感:QuietComfort Earbuds 2の方が優秀

使い勝手の比較:操作性・独自機能の差

WF-1000XM4とQCE2の操作方法比較

WF-1000XM4は3種類の操作パターンのうち2種類を左右に割り振って使うことになります。

デフォルトの設定は

  • L側=ノイキャンなどのモード切替
  • R側=曲再生関連の操作

音量調整を入れる余地は正直無いですね。

なのでスマホなどの端末から操作する必要があります。

ここがちょっとマイナスポイント。

ただノイズキャンセリング・外音取り込み機能への切り替えはWF-1000XM4の方がレスポンスが早いです。

QuietComfort Earbuds 2はタップ長押しでモードを切り替える必要があります。

それに対してWF-1000XM4はクイックアテンションモード*1を使えば一瞬で切り替えが可能。

*1【イヤホンに指を当てている間だけ瞬時に外音取り込みモードになる】

スピーク・トゥ・チャット機能*2を使えばイヤホンをしたままとっさの会話もできます。

*2【自分の声に反応して自動的に外音取り込みモードになる】

アダプティブサウンドコントロール*3で自動制御も可能なのでそもそも自分で切り替えをする必要すらあまりありません。

*3【場所や動きによってモード切り替えを自動で行う。最寄りのお店では外音取り込み・歩いている時や電車の中ではノイズキャンセリング等】

QuietComfort Earbuds 2の独自機能はCustomTuneテクノロジーActiveSenseテクノロジーというもの。

CustomTuneテクノロジーはイヤホンの起動音で音響反応を測定。

専用アプリを介せずにどんな端末でもノイズキャンセリングをパーソナライズできるのが強みです。

ActiveSenseテクノロジーは外音取り込み中に大きなノイズまで拾ってしまうことを防ぐ機能。

ただ本当にものすごく大きなノイズ以外はそのまま拾うので使用感は普通の外音取り込み機能と大差ありません。

(大きなノイズも100が0になるわけではなく、70くらい)

どちらもノイズキャンセリング関連の機能であり、利便性を向上させるようなものではありません。

実際の使い勝手はWF-1000XM4の方が明らかに上と感じます。

使い勝手:WF-1000XM4の方が優秀

結論:総合的にSONY WF-1000XM4の方がおすすめ

  WF-1000XM4 QC Earbuds 2
音質 8.8/10 8.5/10
ノイズキャンセリング 9.5/10 10/10
装着感 7/10 9.5/10
機能性 10/10 5/10
価格
(Amazon調べ)
27,000円弱 36,000円
  • 音質・使い勝手・コストパフォーマンスで選ぶならWF-1000XM4
  • ノイズキャンセリング・装着感で選ぶならQuietComfort Earbuds 2

という結論となりました。

QuietComfort Earbuds 2も前作より随分良いイヤホンになりました。

ノイズキャンセリングを最重視するならこれ以上のものはないでしょう。

ただ、総合力はやはりWF-1000XM4。

コストパフォーマンスが抜群に良く、音質・ノイキャン・使い勝手とすべての面でハイレベル。

誰にでもオススメできる完全ワイヤレスイヤホンです。

今回の比較は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。