今更PS4のHorizonをやっている猫居です。
本来、PS4では純正ヘッドセット以外のBluetoothヘッドホンは残念なことに受け付けてくれません。
しかもSONY製のワイヤレスオーディオでもダメときたもんです。
しかし、CreativeのBT-W2というBluetoothUSBを使えばワイヤレスヘッドホン・イヤホンをPS4でも使うことができるのです。(SONY製品に限らず)
普段は上の写真の純正ヘッドセットを使っているんですが、装着感があんまり好きじゃないので手持ちのBluetooth製品をPS4に接続してみることにしました。
今回はSONYのワイヤレスオーディオ1000Xシリーズ3種類をPS4で試していきます!
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接続方法
- まずパソコンのUSBにBT-W2をさします
- 接続したいBluetoothヘッドホンをペアリングモードにします
- 次にBT-W2もペアリングモードにします(ボタン長押し)
- 数秒待つとBT-W2とBluetoothヘッドホンのペアリングモードが完了
- PCからBT-W2を外し、PS4のUSBにセットします
- 一度ペアリングしてしまえば次からは自動でペアリングするのでPS4にさして数秒すれば自動でヘッドホンと繋がります
こんな感じで利用するまでの準備はすごく簡単です。
(上の接続方法は説明書通りのやり方なんですが、自分の環境ではPCのBluetooth機能をオフにしておけばBT-W2側はペアリングモードにしなくても勝手にペアリングしてくれました)
WH-1000XM2をPS4で試す
高かっただけにさすがに素晴らしい!
サラウンドではないものの、臨場感・迫力は音直出しでは味わえないもの。
遅延も特に感じませんでした。
装着感も純正ヘッドセットとは比べ物にならないほど良いです。
頭の大きい自分の場合、純正はメガネなんかしているとすぐに頭が痛くなってしまうんですが‥
1000Xではメガネも何のその。さすがの付け心地。
PS4でアンビエントサウンドモードを使う
WH-1000XM2を使う前はノイズキャンセリング機能で周囲の音を消して没入感が上がればいいなぁなんて考えていました。
実際良い感じに没入感はアップしてくれたんですが、それ以上にアンビエントサウンドモードにハマってしまいました。
アンビエントサウンドモードは周囲の音声を拾ってくれる機能なんですが、これを使うとゲームの音を迫力ある環境で聴きながらもヘッドホンの外で鳴らすラジオやTVの音声も拾ってくれます。
『ながらゲーム』がすっごいはかどる!
ゲーム中に奥さんや親に話しかけられ、それに気づかず怒られるような人にも良いかもしれません 笑
自分は野球好きでよく実況を聞くので、ゲームしながら実況が聞けるこの機能はすごく良いです。
ノムさんのぼやきみたいなボソボソ声はさすがに聞き取りにくかったですが、アナウンサーのよく通る声ならくっきりはっきり拾ってくれました。
WF-1000XをPS4で試す
完全ワイヤレスイヤホンのWF-1000Xでも試してみました。
これはダメですね‥。
元々動画の視聴などで遅延のあるイヤホンでしたが、PS4で使ってみても遅延がすごかったです。
ちょうど1秒くらいの遅れかな?
完全に音が遅れてきてゲームにならず。
音は良いんですけどねー‥。
WI-1000XをPS4で試す
ネックバンド型BluetoothイヤホンのWI-1000Xでも試してみました。
イヤホンじゃどうかなと思いましたが意外と良かったです。
イヤホンながらそれなりに奥行きを感じる音と迫力で満足度は中々。
遅延も特に感じず。
そしてWH-1000XM2ほどではないものの、ノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモードの効きも良い機種なのでこちらも『没入プレー・ながらプレー』が可能でした!
BT-W2の欠点
BT-W2と使ってみて気になった点を紹介します。
・オフにする方法
BT-W2で接続したヘッドホンの電源をオフにするだけでは出力がTVに帰りません。
BT-W2をPS4から外さないといけないのです。
これがちょっと面倒かな、と感じました。
・低遅延コーデック「FastStream」対応機種以外マイクが使えない
Creative製品のSound Blaster JAMなどの対応機以外マイクがついていても使えません。
実はたまたまSound Blaster JAMも持ってて過去にレビューも書いてたり。
(参考:【ヘッドホンレビュー】激安BluetoothヘッドホンSoundBlasterJAM【Creative】)
Sound Blaster JAM自体は格安Bluetoothヘッドホンとしては軽いし音も悪くない結構良いヘッドホンです。
BT-W2とSound Blaster JAM、合わせて7500円くらいでワイヤレスヘッドセット環境が整うと考えれば安いっちゃ安いんですが‥
できればどのヘッドホンでもマイクが使えるようにしてほしかったですねー。
まとめ
自由度の低いPS4の可能性を広げてくれるBT-W2をレビューしてきました。
正直、他社製品を挟まないとBluetooth接続できないってのはどうかと思いますよね。
しかも値段も決して安くはないわけで‥。
PS4ではもう無理でしょうが、PS5を出す時はぜひ改善していただきたいところです。
個人的にはノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモードの使い分けがPS4でも想像以上に快適でした。
1000Xシリーズ持ちの方はぜひお試しあれ!
*追記
純正ヘッドセットに新型が出たのでレビューしました。詳細は下記記事より。
【新型レビュー】PS4純正ワイヤレスサラウンドヘッドセット (CUHJ-15007)と初期型(CUHJ-15001)を比較します!