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TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

【Mpow Fly+レビュー】イコライザ機能+apt-X HD対応の左右一体型Bluetoothイヤホン

Author:猫居こうた

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Mpow Fly+

追記:すでに終売しているようです

こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。

今回レビューするのはMpowの左右一体型BluetoothイヤホンのFly+。

値段は4400円弱で低価格帯では最上位クラスにあたるイヤホンです。

apt-X HD対応・連続再生時間12時間・イコライザー機能搭載、さらに10分の充電で2時間使える急速充電にも対応と非常にスペックの高いFly+ですが、その実力はどうなのか。

チェックしていきましょう。

Mpow Fly+ 詳細レビュー

スペックチェック

  Fly+
連続再生時間 12時間
急速充電(10分→2時間)
対応コーデック SBC/AAC/apt-X/apt-X HD
Bluetooth 5.0
防水性能 IPX7

 

iPhoneではAAC、Androidではapt-Xよりさらに高音質で接続できるapt-X HD接続。

再生時間も長く、この価格帯では現時点で最高クラスの性能ですね。

外観・付属品チェック

シンプルな外観の外箱。

付属のイヤホンケース。イヤホンだけでなく付属品も全て収納済み。

付属品。イヤホンピースにイヤホンフックも各サイズ付属。

イヤホン本体。

マグネット式で首から下げておくことができます。

コントローラーは結構大きめ。ボタンは押しやすく、充電はMicroUSBです。

イヤホン細部。

装着感とデザインについて

大きめのハウジングですが、イヤーフックのおかげで装着感は良好。

イヤホンがマグネット式になっているので使わない時は首から下げておくことができます。

防水性能もIPX7と高いのでスポーツ使用も問題ないでしょう。

デザインが商品ページの画像だとアルミのハウジングのように見えますが、実際は結構プラ感が強く高級感はあまり無いです。

音質評価

イコライザー機能は曲を選ぶ

BassとTrebleの切り替えが可能なイコライザー機能。

イコライザーボタンを押しても音声などで案内がなく、今何モードなのかわかりにくいです。

標準は恐らくBassだと思います。

(使う前にボタンを何度かいじってしまったので確かではありませんが、音的にBassが主軸になっていると思います。)

Trebleにすると低音が控えめになり中高音が立ち上がります。

しかし曲によっては低域の音の広がりがぐっと狭まり閉塞感が出てしまい、結果的にこもったような音になってしまいます。

オールラウンドに使うならBassの方が良いでしょう。

Bassモード時の音は質の良いアタック感のある低音が印象的。

この価格帯のBluetoothイヤホンは低音盛りなものが多いので量的にはそれらと同じくらいで質感が一般的なものより良いといった感じ。

ボーカルも近めで力強い低音に負けること無く聴きやすいです。

高域はこの価格帯のBluetoothイヤホンとしては平均的。

急速充電はもしもの時に役立つ

連続再生時間が12時間とこれだけ長くなってくると多少充電をサボっても何日も使えるので時にはすっかり充電を忘れてそのまま電池が無くなってしまうことも。

(自分がズボラなだけでしょうか・・・笑)

そんな時に短時間で通勤・通学に充分な量の充電が出来る急速充電はとても便利です。

この価格帯のイヤホンは日常生活で使い潰すような使い方がメインになるので地味に役立ちます。

防水性能も高く、その他の基本性能もこの価格帯ではトップクラスなので使い勝手の面は低価格帯No1といっても過言ではないでしょう。

総評

Fly+は基礎スペックの高さと使い勝手の良さが特徴のBluetoothイヤホン。

Mpowには以前レビューしたS11という2000円台の非常にコストパフォーマンスの良いBluetoothイヤホンがあり、Fly+はハイエンドとしては音質的にはやや平凡な感は否めません。

イコライザー機能もさほど優秀とはいえず、ライバル的存在であるSoundPEATS Q35+などと比べても優位性は低いかなと。

デザインが好みとかでなければわざわざ買う必要はなさそうです。

今回は以上となります。

また次回のレビューでお会いしましょう。