皆さん、こんにちは。
今日レビューするのはKZからリリースされた5BA搭載イヤホンAS10です。
以前レビューしたKZのZS10が1DD+4BAだったのに対して今回はすべてのドライバーをBAで固めてきましたね。
音の特性はどうなっているのか、使い勝手はどうなのか!
今回も中華ガジェット通販大手のGearbestさんにサンプルを頂けたので実際に使ってレポートしていきたいと思います。
リンク:Gearbest:KZ AS10 / Amazon:KZ AS10
参考:【海外ガジェット通販サイト】GEARBESTの登録から購入までを解説します
写真レビュー
音質:中高音は絶品!低音はやや癖あり
これまでのKAイヤホンはダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーのハイブリッド構成でしたが、今回はフルBAドライバー構成。
まず気になる低音ですが、量的には十分。
むしろ曲によっては出過ぎかな?と思う場面も。
普通に鳴らす分にはある程度締りを感じるのですが、響かせるような音になるとどうにもボワつきがち。
低音に関して総評すると、量・質が低いわけではないけど癖があるって感じです。
逆に中高音に関しては非常にうまくいっています。
ZS10と比べても美しい余韻を感じられる高音。
艶のあるボーカルはまさに高級機のそれでした。
これは良いイヤホンでも中々味わえない良さです。
ハウジングが小ぶりになり装着感もUP
AS10とZS10を比べるとぱっと見はよく似たデザインにみえますよね。
でもよく見るとZS10のほうがふっくらしていてハウジングが大きいんですよね。
ちょっとした差に見えますが実際の装着感には結構差があります。
ZS10は長時間着けているとちょっと耳が痛くなりますが、AS10は割と長くつけていてもいけます。
音が取りやすくスマホでも扱いやすい
ZS10のインピーダンスが32Ω。
一方でAS10のインピーダンスは14Ωになっています。
このおかげでスマホのような貧弱な物で鳴らす場合でも非常に音が取りやすくなっています。
スマホでの使用を考えているはAS10を選ぶほうが良いでしょう。
総評:AS10の評価
KZのフルBA機AS10は同じ5ドライバー搭載のZS10と比べてちょっと癖はありますが中高音の良さはZS10を凌駕。
デメリットを上回る魅力があります。
ただ値段が現状ではZS10の1,5倍。
これまでのKZイヤホンと比べるとやや割高感がありますね。
コスパ最重視の方には向かないかもしれませんが、イヤホン複数所持の方や特に良い物がほしいという方は1本持っておいて損はないと思います。
それくらい味わい深い中高音をきかせてくれます。
是非お試しあれ!