こんにちは、猫居です。
今回レビューするのはKeephifiより新発売のKBEAR KS2です。
1DD+1BAで値段は3000円弱というエントリーモデルのイヤホン。
中華イヤホンとしては非常にベーシックな構成ですね。
KBEARといえば少し前にレビューしたKB04も同じドライバー構成でしたが、これよりもさらに安価になっています。
(KB04のレビュー記事:【KBEAR KB04レビュー】クールなデザインとライブ感ある音作りでボーカル映えるコスパイヤホン )
どういった仕上がりなのかチェックしていきましょう。
KBEAR KS2 詳細レビュー
外観・付属品チェック
後はから写真を見返して気付いたのですが、パッケージに【ハイブリッドイヤホン】と日本語表記されていますね。
ダイナミックドライバーは10mmの大型のようです。
2pinタイプのコネクタを採用。
ノズルが金属製なのが目を引きます。
後述しますが、樹脂製のイヤホンながら非常にカラッとした音になっているのに一役買っているのでしょうか。
付属品はケーブルとイヤーピース。
ケーブルの質感や使い勝手については後述します。
音質評価
解像度高めのカラッとした明瞭サウンドですね。
弱ドンシャリで全体を通してバランスの取れた音を鳴らすイヤホンです。
低音はキレがあり過不足ない沈み込み。
高音は明るいが刺さりもなく素直に伸びます。
ボーカルはほんの少し凹みますが、上下に出すぎた音がないので見通しは充分。
とても聴きやすいです。
また音場がとても広く、全体的に素直な音の鳴りということもあって非常に心地良いリスニングができます。
低価格帯のイヤホンとは思えないバランス感覚優れた音作りです。
3000円以下でこのまとまりは驚異的ではないでしょうか。
装着感と付属ケーブルについて
装着感は良好。
KB04と比べても軽い文こちらのほうが長時間つけていても疲れません。
付属のケーブルはタッチノイズもなく普通に使えます。
ただ少し絡まりやすいのとフック部分があまり耳に馴染まないのでリケーブルできるならしたほうが快適度は増すでしょう。
総評
派手な味付けの多い中華イヤホンの中ではしっかりしすぎていて逆に地味な印象を受けるかもしれません。
(デザイン的にも)
しかし、この中華イヤホンらしからぬところがこのイヤホンの最大の個性といえるでしょう。
そのバランス感覚に優れた心地良いサウンドには値段を超えた価値があると思います。
コスパ最重視で一本欲しい人に非常にオススメです!