こんにちは、猫居です。
今回レビューするのはHamannさんからサンプルをお借りしたAmazonAlexa搭載のスマートスピーカーALLUREになります。
個人的にAlexa搭載スピーカーはEcho Plusを中心に何個か所持して実際に使っているので、比較対象があることで長所や欠点も見えやすくなると思います。
音質とデザイン性が武器のALLUREの実際の使い心地はどうなのか紹介していきます!
結論を先に紹介
- スマートスピーカーとしてはポンコツ
- ただし音はめちゃくちゃ良い
- スマートスピーカーとしてポンコツが故に安売りされている
- スマートスピーカー機能に期待せずHamannのAURAシリーズと思って買えばめちゃくちゃお買い得
Harman Kardon ALLURE 詳細レビュー
外観・付属品チェック
豊かな低音と優れたデザインでリビングの主役に
部屋中に響き渡る、非常に豊かな低音ですね。
最低音量にしても音が潰れず、最大音量にしても音が歪まない。
Hamannらしい良く出来たスピーカーです。
これはスマートスピーカーとしては良い音、とかではなくこの価格帯のスピーカーとしては最高レベルの高音質じゃないでしょうか。
インテリアとして映えるデザインで360℃の無指向性スピーカーなのでリビングで主役になれる一品ですね。
音質面で文句ある人はおそらくいないのではないかな‥それくらいに素晴らしい。
アレクサ抜きにしてもデザインと音質だけで買う価値を見いだせるレベルです。
高音質だからこそBluetoothスピーカーとしての機能も活きてくる
スマートスピーカーらしくペアリング方法は非常に簡単です。
【アレクサ、ペアリングして】
というだけでスマホなどの候補にALLUREがあがるのでそれを選択するだけ。
2回目以降は【アレクサ、スマートフォンと接続】というだけでOKです。
音が非常に良くて接続も簡単なのでBluetoothスピーカーとしての使い勝手も上々です。
最低音量が爆音過ぎる問題と対策
このスピーカー、【アレクサ、音量を1にして】と指示しても結構なボリュームが出てしまいます。
我が家はリビングが12畳なんですが、音量1の指示でも端から端まで充分に響き渡るくらいの音量。
家族が寝ている最中や隣に音が聞こえてしまうようなアパートなどではおそらく使うのを躊躇してしまうレベルかと‥。
これじゃあちょっと使いにくいなーと思っていた所、どうも手動の操作ではさらにもう1段階音量が下げられるようです。
手動で本当の最低音量まで下げれば個人的な楽しみ方も可能である程度どこでも使えそうな感じでした。
ただ、手動での操作が必要ってのが面倒ではありますが‥。
アレクサのリアクションは標準的なアレクサより遅い?
我が家ではTV・照明・ルンバあたりはアレクサで操作していて、その他ニュースや音楽再生などなどいろいろとアレクサに頼み事をするんですが、評判通り?たしかにALLUREのほうがエコーより指示の受付が始まってからリアクションするまでが長い気がします。
それほど気になるほどの差ではないかなと自分は思いました。
ただ、唯一ちょっと遅いかなーと思うのがTVをアレクサで操作するときですね。
【アレクサ、Tvをつけて】
・・・・・・・・・【ハイ】
みたいな感じで結構間があいてからリアクションします。
アレクサ!に全然反応してくれない困ったちゃん
ALLUREのマイク性能はかなり良いようで、離れた所から普通に話しかけても声を拾ってくれます。
なんですが‥。
どんな音でも拾うのか?音楽再生中や置く場所が悪いと中々聞き取りしてくれません。
置く場所が悪いとっていうのは下の写真のような位置です。
そう、TVのそば!
TVの音声と混じってしまうせいか全然反応しません!
さらに音楽再生中も声を張らないと反応してくれません。
エコーでは音楽再生中でもぼそっと話しかけるだけで反応してくれるんですよね。
ここまでALLUREめっちゃ良いじゃんって感じで使ってきましたが、これだけはちょっと不便だなぁと感じました。
総評:Harman Kardon ALLUREの評価
ALLUREの音質の良さはガチでした。
音楽を手軽に聴けるのがスマートスピーカーの最大の利点だと思っている自分には手軽に・しかも高音質で聴けるようになるALLUREはすごく魅力的でした。
スマートスピーカーとしての使い勝手はイマイチなので、細かいことをいろいろさせようとするとメインで使うには物足りないと感じると思います。
そのせいかAmazonでは値段も凄く下落気味。
下がりすぎてHamannのスピーカーにしては安すぎる状態です。
なのでスマートスピーカーとして期待するのではなく、Hamannのスピーカーとして・音の良いスピーカーとして期待するなら凄くアリです。
デザインも凄く良いので、HamannのAURAシリーズが欲しいという方には結構狙い目なんじゃないかなと思います。
今回は以上です!