僕は猫だった

TWSコレクターによるイヤホンレビューブログ

【ヘッドホン】EKSA E1000WT レビュー:低遅延2.4GHz ワイヤレスゲーミングヘッドセット

Author:猫居こうた

*当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

EKSA E1000WT Review

こんにちは、猫居です。

今回レビューするのはEKSA E1000 WT True 2.4GHz ワイヤレスゲーミングヘッドセット。

2.4GHzの低遅延ワイヤレス接続と7.1chサラウンドサウンド効果がウリのゲームに特化したヘッドセットですね。

少し前にレビューした完全ワイヤレスゲーミングイヤホンGT1のメーカーEKSAさんからレビュー依頼を頂いたので今回はこちらを紹介していきます。

EKSA E1000WTのスペック

  E1000WT
連続再生時間 36時間
ドライバー 50mmドライバー
接続方式 2.4GHzワイヤレス
3.5mmオーディオケーブル
機能 7.1chサラウンド機能
ENC(通話用ノイズキャンセリング)
PC用サウンドコントロールツール
急速充電10分⇒3時間再生

2.4GHzワイヤレスによる低遅延接続。

サラウンド機能に通話時のノイズカット。

再生時間も十分で充電し忘れたときの急速充電にも対応。

低価格帯ながらワイヤレスでゲームを楽しむために必要な機能がきちんと揃っていますね。

あとは実際に使えるかどうかというところ。

EKSA E1000WTの外観チェック

外箱・付属品

箱を開けるとポーチの中にヘッドセットが収まっています。

その他の主な付属品。

付属品リスト

  • 説明書類
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • USBドングル
  • 充電用USB Type-Cケーブル
  • キャリングポーチ

ヘッドセット本体

ヘッドセット全体像

ヘッドセット細部

パッドはかなり厚みがあります

操作ボタン・操作方法

スライダーで音量をさっと調整できるのがGood。

マイクのON/OFFも1ボタンで出来るのでとっさにミュートにしたいときも安心です。

EKSA E1000WTの詳細レビュー

2.4GHzワイヤレス接続は本当に低遅延なのか?測ってみた

Twitchの遅延チェック用動画で音が様子を撮影。

aviutlで音が出る瞬間をコマ送りしてチェックします。

(注意)

こちらの遅延チェック動画はYouTubeにあがっているものもあります。

しかし、YouTubeでチェックするとYouTube側で遅延補正されて正しい数値をみることができません。

ご自分でも遅延のチェックをしてみたい時にはTwitchにアップさせている物を使いましょう。

まずスピーカー直出し時の遅延。

本来0に近くなるはずの遅延が60ms(0.06秒)ほど発生しています。

これを環境由来の遅延と考え、ここを0としてE1000WTの遅延を測ります。

ラインの数値は80ms。

そこから環境由来の遅延を引くと80-60=20ms(0.02秒)といった感じでしょうか。

1コマ20msずつしか見れないので正確な数値は把握できませんがかなり低遅延なのは間違いなさそうです。

スピーカーの遅延も実際は0ではないこと等も考慮すると実際の遅延は多分30~50msくらいなのかなと思います。

実際のゲームプレイ時も遅延は全く気になりませんでした。

7.1chサラウンドサウンドの効果を試す

PCで接続したときにサラウンド出力の音の出方を確認できます。

結論から言うとたしかに7.1chのサラウンド効果がありました。

音場感はかなり狭め。

頭部周辺やや上方にスピーカーがあるイメージです。

もう少し音が降りてきてくれると良いんですが‥

ただそれでも、ゲームなどで足音や敵の方向性を確認するのには普通のヘッドホンなどと比べて圧倒的に有利ですね。

音質評価

大口径50mm強磁力ネオジウムマグネットドライバーを搭載。

ゲーミング特化のヘッドセットなので音楽鑑賞用にヘッドホンとして使う機会はあまり多くはないかもしれませんが‥

ゲーミングヘッドホンだけあってかなり低音の響きを重視したサウンドです。

全体的に熱気が凄い。

クラブのよう‥

というよりは音場が極狭なのでカーオーディオでドンドン響かせてるのを外で聴いている感じ‥がイメージ的には近いかもしれません。

PC限定ツールですがリスニング用のサウンドチューニングや映画用のプリセットなども用意されています。

装着感の評価

側圧はそこまで強くはないです。

今のところ締め付けで頭が痛くなる現象は起きていません。

パッドが厚めなので付け始めは快適に感じます。

ただ、ヘッドセット自体に重みが結構あるので長時間つけていると首が疲れてきます。

音質的にも耳が疲れやすい迫力重視のサウンドなのでたまに休憩をはさみながら使ったほうが良いでしょう。

マイク性能・音声通話について

ENC(通話用ノイズキャンセリング機能)搭載。

EKSA VoicePure 技術で環境音を効果的に除去して人の声を明確に届けるとのことです。

実際に使ってみると細かいノイズはたしかにしっかり消してくれる。

そしてこちらの声はちゃんと相手に届いていました。

ただ人の声に近いくらいの音域の雑音は一緒に拾ってしまうかなと。

周りのざわついた音やホワイトノイズが変に乗ったりすることはなかったのでゲーム中の連携で相手を不快にさせる心配はなさそうです。

USBドングル接続の確認

ニンテンドースイッチとEKSA E1000WTを接続してみる

ドッグにドングルを接続。
Switchで問題なく使用できました。

PS5とEKSA E1000WTを接続してみる

本体にドングルを接続。
PS5でも問題なく使用できました。

PCとEKSA E1000WTを接続してみる

PCももちろん問題なく使用可。

PCではEKSA 7.1サラウンドサウンドドライバーが利用可能です。

スマホやタブレットとの接続方法

USB-Aで接続できない端末には3.5mmオーディオケーブルで接続できます。

その際、ヘッドセットとしての機能はオフになりヘッドホンとして認識されます。

総評

EKSA E1000WTは安価ながらワイヤレスで遅延を気にせず遊べるゲーミングヘッドセット。

サラウンドは音場が狭いので臨場感という意味では過度な期待は禁物ですが、音の方向性は確認できます。

ゲーム中、足音が爆発音などがどこからくるのかの確認は普通のヘッドホンよりだいぶ有利になるでしょう。

マイクも自室でプレイする分には細かい雑音を拾わずに声だけ届いて良い感じだと思います。

高い音のノイズは拾ってしまうので、隣でおかあちゃんが皿洗いしている環境で使うんだったら微妙かもですが 笑

なんだかんだとゲームを楽しむのに欲しい機能は一通り揃っています。

慣れると有線は窮屈でやってられないくらいワイヤレスの方が快適なので、なるべく安く有線を卒業したい方にはうってつけかもしれません。

今回は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。