Amazon:Bose - noise-masking sleepbuds
今日レビューするのは先日予告したBoseの睡眠用耳栓【NOISE-MASKING SLEEPBUDS】です。
かなりニッチな上に値段もかなり強気なこのアイテム‥。
予め用意された音楽以外の好みの曲を聴けるわけでもなく、それでいて三万円。
興味があっても購入に踏み切るには結構勇気のいる商品ですよね 笑
僕自身買う前の印象は正直『高すぎ!』が第一印象でした。
実際の使い勝手はどうなのか、10日ほど試してみましたのでレポートしていきたいと思います!
写真レビュー
ずばり!この耳栓で快適に眠れるのか?
まず先にこれをつけて実際に眠れたのかどうか、結論から書いていきたいと思います。
僕は普段寝付きが悪く、ベッドに入ってから1時間眠れないなんてことはざら。
酷いときは2時間眠れないこともあるほどです。
そんな僕ですが、これを使ってからはかなり寝付きが良くなったのが実感としてあります。
ものすごく疲れていて眠いときに意識がちょっと飛んでしまうような、一瞬夢を見ていたような感覚になりことがありますよね。
まだ眠くない覚醒した状態でもこれをつけて横になるとその感覚に襲われる感覚がありました。
あれ?いま一瞬寝てたのかなと。
さっきまで意識がはっきりしていたのはずなのになぁ、とそんなことを考えているうちにすぐ寝てしまいます。
最初の1,2日目より一週間ちょいになる最近のほうがこれをつけることで眠りモードに入るような感覚があり、さらによく眠れるようになりました。
つけた瞬間にパタッと眠れるような魔法のアイテムではありませんが、入眠するまでの感覚が明らかに短くなったという意味で効果を実感しています。
具体的な特徴について触れていきます。
装着感
装着感は最高です。
Boseのイヤホンやヘッドホンはどれも装着感がとても良いですが、寝ながら使用に特化しているだけあって他のBoseのものと比べてもさらに良いです。
寝返りをうったり頭を横にして寝ても問題なく使えました。
ただ、よく寝ホンをしていた自分にはなんら違和感のない寝ながらイヤホンをつけるという行為。
普通のイヤホンよりは圧倒的に違和感を感じにくいとは思いますが、人によってはイヤホンをしながら寝ることに慣れるのに少し時間がかかるのかもしれません。
ヒーリングサウンド
雨の音や波の音など10種類が用意されています。
どれが合うかは完全に好みですよね。
僕は波の音がお気に入りです。
このヒーリングサウンドについては種類をもっと増やしてほしいですね。
ある程度万人が好む10のパターンということなんでしょうが‥。
こういう好みって人によってかなり違ってきそうなもんですから、細かい好みにも応えられるようにアップデートで追加してほしいところです。
遮音性
高級なイヤホンやヘッドホンで流行りのノイズキャンセリング機能はありません。
物理的に騒音をマスキングしてヒーリングサウンドで打ち消すというかごまかすといった感じになります。
ヒーリングサウンドで上書きしてしまえば、騒音は基本的には気になりません。
いびきがうるさくて眠れない人、車の通る音やエアコンの音が気になって眠れない人には最適かと思います。
僕の場合はエアコンの音と外の風の音が気になるんですが、これをしていると全く気になりませんね。
ただし、あまりに騒音がひどい環境ではヒーリングサウンドの音量を爆音にしなきゃいけなくなるのでそれはそれで眠れなくなりそうです。
起きたら外れてた!が結構あります。注意したほうが良いパターン
初めて使った日と5日目に起きたらイヤホンが外れていたということがありました。
5日目は片方だけですが初日は両方落ちていました。
初日は付け方がイマイチだった可能性もありますが、外れることはあると思ったほうが良いでしょう。
で、このイヤホン色が白色なのでシーツが白の場合‥
同化しちゃってめちゃくちゃ探すのに苦労します 笑
起きたばかりで寝ぼけているせいもあるでしょうが、シーツが白でなくともベッドやベッド周りがごちゃごちゃしている人も気をつけたほうが良いでしょう。
アプリからイヤホンの位置を確認する機能が欲しかったところです。
目覚まし機能を過信しない
このイヤホンには目覚まし機能もついています。
これが起きた時の不快感もなく、めちゃくちゃ良く起きられるんですが‥
上記のような理由から過信はしないほうがいいです。
耳についてなかったらいくら音が鳴っても起きませんからね。。
僕の場合はイヤホンの目覚ましセット時間の5分後にスマホのアラームも鳴るように保険をかけて使っています。
充電機能付きケースやアプリの使い勝手について
ケースは見た目良し
普通の完全ワイヤレスイヤホンですとポケットに収まるかどうかや総充電回数などを気にされる方が多いと思いますが、このイヤホンは部屋での使用を想定しているのでそこらへんは重視されていません。
インテリアに馴染む、見た目・かっこよさ重視ですね。
寝室において映える良さで、このへんはBoseの良さが存分に出ていると思います。
アプリを介さず使えるようにしてほしい
アプリの方は可もなく不可もなくといったところ。
アプリどうこうより、一度設定したらそれを記録してアプリを介さなくてもイヤホンをケースから出した時点でその設定で再生するようにしてほしいですねー。
毎晩使うものなので、使うたびにスマホ用意してアプリ立ち上げてイヤホン出してってなるとちょっとめんどくさいです。
1度気に入ったらヒーリングサウンドが見つかったらそうそう変えませんしね。
イヤホンを出すだけで決めた設定どおりに動いてくれれば良いのになと。
外出中の使用について
ホテルでの使用など宿泊先で使うのはアリですよね。
普段と違う環境だと眠りにくいという方もこれをつけることで日常に近い感覚で眠りやすく鳴るんじゃないかなと。
ただ、このイヤホンのPRレビュー記事を見ていると外出中にカフェなどで使っても良いよ!みたいなのを見かけますが、それは正直どうなのかな?と。
このイヤホンは部屋に赤ちゃんがいる家庭や災害などの緊急時に困らないようにそういった音は余りマスキングしないように設計されているらしいです。
なのでガヤガヤとした騒がしいところでこのイヤホンをつけたとしても思った程の効果は得られないでしょう。
音楽も聴けないですしね。
そういう目的ならやはりノイズキャンセリング機能のついたイヤホンやヘッドホンをオススメしたいです。
総評:NOISE-MASKING SLEEPBUDSの評価
Boseのイヤープラグ、寝るためのイヤホンとして充分に機能的でした。
今後も使いたいと思わせるくらいに。
ですが、やはり値段ですよね。
どれくらい睡眠の質に悩みを抱えているか。
3万で買っといてなんですが、個人的には2万円くらいなら嬉しかったかなと。
この辺は個人差なので人によっては高すぎ、人によってはそれくらい全然出すわってなりますよね。
これが1万ちょいなら誰にもでもオススメって言いたいところですが、3万ですからねー。
なんとなくで買うにはあまりにもお高くておすすめできませんが、興味のある方は試して見る価値はあると思います。