*2019年 1月11日更新
皆さん、こんにちは。
ヘッドホンやイヤホンは新しいもの程良いものってわけでは決してありません。
古くても長年愛されるヘッドホンもあれば新しくても散々なものもあるわけです。
このブログでも散々ヘッドホンやイヤホンを紹介してきましたが、【最新】などの括りで紹介したことは一度もありませんでした、意味が無いからです。
ですが、これが【Bluetoothオーディオ】に限ると技術の進歩のおかげで新しく良い物がどんどん追加されていっています。(全て良いとは言いませんが)
新しいものが良い物の目安にはなるくらいに劇的な進歩なんですよね。
そこで今回は最新のBluetoothヘッドホンを中心におすすめのものを一挙に紹介してみようかなーと思います!
- Bluetoothヘッドホンの選び方
- コスパで選ぶノーマルBluetoothヘッドホン
- 手軽に全部入り!1万円台で買えるオススメのノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン
- 総合力で選ぶ!最高のBluetoothヘッドホンランキング
- あとがき
Bluetoothヘッドホンの選び方
有線ヘッドホンと違いBluetoothヘッドホンは外へ持ち出す機会が多いため、音質以外の部分もかなり評価の対象になります。
- 音質
- デザイン
- 付け心地
- NC(ノイズキャンセリング)
主にこの4点ですね。
NC(ノイズキャンセリング)とは、周囲の雑音を消してくれる機能のことです。
満員電車などの雑踏の中で雑音を消して音に集中することができるため、この機能が強いヘッドホンは非常に人気があります。
電車や飛行機などでノイズキャンセリングを使うともう後には戻れないといった感じですね。
ただNCも物によっては効果が全然無いものやNCをONにすると音が貧相になってしまうものもあるので、ただNCがついていればいいというわけではありません。
また注意点も1つ。
1万円以下(特に3000円前後)で高評価の中華BluetoothヘッドホンがAmazonで多数出品されていますが、要注意です。
全てとは断言できませんが、ステマレビューで評価がつり上がっているものがほとんどで実際の品質とはかけ離れたものが非常に多いです。
前置きが長くなりましたが、音質以外にもこれらの点を考慮しておすすめのヘッドホンを紹介していきたいと思います!
コスパで選ぶノーマルBluetoothヘッドホン
JBL - T450BT!5000円以下の格安Bluetoothヘッドホンならコレ!
2016年までは10000円以内で買えるBluetoothヘッドホンには余り良い物がありませんでした。
しかし2017年に入ってJBLからT450BTという中々素晴らしいヘッドホンが登場。
ノイズキャンセリング機能こそありませんが、ただクリアな音質だというわけでなく迫力ある低音は音楽を楽しむリスニング用として十分通用するレベルです。
1万円以下どころか5000円をぎりぎり切るくらい安いBluetoothヘッドホンですが、アンダー1万ではダントツにオススメの品です。
<詳細レビュー>
→低価格帯Bluetoothヘッドホンの新星!JBL T450BTを徹底レビュー!
5000円も出したくないという方には低価格帯の需要が高く、市場が圧倒的に開拓されているBluetoothイヤホンがおすすめです。
3000円前後の超低価格帯で良いものが揃っているのでそちらを選ぶのも手だと思います。
<参考>
→【予算別】マニアが厳選!Bluetoothワイヤレスイヤホンおすすめ10選!
手軽に全部入り!1万円台で買えるオススメのノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン
SONY - MDR ZX770BN!定番の全部入りコスパ機
半端な値段のNCヘッドホンほど使えないものはないもんですが、こいつは明らかに値段設定を間違えてしまったとか思えないすごいやつです。
2015年発売のSONYの全部入りヘッドホンZX770BN。
実用性の有るノイズキャンセリング機能を備えたBluetoothヘッドホンの中では最安。
NC付き、apt-x対応など全部入りで15000円以下(1/20現在の価格)は凄い!
音質の傾向は弱ドンシャリで日本人好みな音ですね。
根強い人気を誇るNCヘッドホン入門機に最適な高コスパヘッドホンです。
SONY - MDR-XB950N1!超人気の重低音モデルにNC機能を付与!
再びのSONYですが、こちらは2017年発売と新しいヘッドホンです。
このヘッドホン最大のおすすめポイントは内蔵アンプを搭載した圧倒的重低音。
ワイヤレス機ながら、LIVEやクラブで聴いているかのような重低音を聴かせてくれるところがウケて爆発的人気を誇ったXB950BTにノイズキャンセリング機能を搭載したモデルです。
お値段20950円とちょっと足が出ちゃってるんですが、低音大好きって方は上記機種よりもこちらをおすすめします!
総合力で選ぶ!最高のBluetoothヘッドホンランキング
1位 SONY - WH-1000XM3
総合力圧倒的No1.
発売以来、超人気を博してきたソニーのフラッグシップモデルWH-1000XM2。
その後継機に当たるのが2018年発売のWH-1000XM3です。
これまでは音質のSONY・ノイズキャンセリング(NC)のBoseという感じでこの分野で2社がTOPを争っていたのですが‥。
WH-1000XM2の時点でフルオートAIノイズキャンセリング機能やパーソナルNCオプティマイザーという周囲の騒音やユーザーに状況に応じてNCを最適化する新技術などにより圧倒的NCを実現。
完全にNC機能でもBoseを抜き去ってしまいました。
そんなWH-1000XM2の4倍のノイズキャンセリング性能を引っ提げて登場したのがこのWH-1000XM3です
音質や装着感も従来より更に進化。
ドンシャリ傾向のあるSONYらしからぬフラットな作りでかなり上品な音で、その繊細で細やかな音はワイヤレスでここまできたか‥という感じです。
外音取り込み機能やクイックアテンションモードで周囲の音を聞きたいときにすぐ対応できるのも非常に便利。
音楽を止めればいいと思われるかもしれませんが、人の声をマイクで拾って流してくれるのでよりクリアではっきりと聞こえるんですよね。
レジでの会計時や車内アナウンスで使ってみると違いは歴然です。
フラッグシップモデルなんでお値段も結構しちゃいますが、現時点では他のヘッドホンを一歩も二歩もリードする圧倒的No1ヘッドホンでおすすめ度も圧倒的No1!
<詳細レビュー>
→【レビュー】SONYのWH-1000XM3を前作WH-1000XM2との違いを比較しながら紹介します
2位 B&O Play - H9i (H9後継機)
音質・オシャレ度No1.
Bluetoothヘッドホンは外出先で使う機会も多いだけにデザイン性も外せない要素の1つですよね。
オシャレ度ダントツNo1なヘッドホンといえばこのH9i。
なんともいっても高級感のあるデザインがとにかくカッコイイ!
ヘッドホンがファッションの足を引っ張るどころか、ファッションアイテムの1つとして輝く存在感。
ただカッコイイだけでなく音質も非常に優れていて、1000XM2を超える繊細な表現力と広大な音場はワイヤレスとは思えないほど。。
H9からH9iへの進化でノイズキャンセリング機能も強化。
1000XM2ほどではありませんが、自然で違和感のないノイズキャンセリング能力は実用性抜群です。。
ただ値段がね‥
正直いってコスパが良いとは全く言えません。むしろ悪いです。
ですが、それでもH9iは日本でも海外でもかなりの人気機種です。
コスパ度外視でも選びたい圧倒的な質感。
ただのファッションアイテムよりオシャレで最高に本格的なBluetoothヘッドホンという唯一無二の存在。
おすすめです!
<詳細レビュー>
→B&OのH9iをソニーWH-1000XM2と比較しながらレビューします!
3位 Bose - QuietComfort 35
付け心地抜群!ブランド力No1.
長らくNC機能でトップを走り続けてきたBoseの渾身の新作QC35。
NC機能では1000Xに遅れを取ったもののまだまだそのブランド力は健在。
SONYの100ABNや1000Xは付けていても周囲の人から特に触れられることはないんですが、QC35は付けていると『お、Bose?良い物使ってるね~』みたいな感じのことを結構言われるんですよね。
高級カーオーディオのイメージなんかもありますしね。
ただ見栄えがいいからという理由で3位にしたわけではありません 笑
Comfortとは心地よさのこと。
高級車のシートに使われる素材をヘッドバンドの素材に使うなど、このシリーズでは以前から付け心地の良さを売りにしているだけにQC35も付け心地に関しては抜群。
ヘッドホンは有線無線に限らず付け心地というのは重要な要素の1つですからね。
音質は低音が強調された音で、低音の量がかなり多め。
人によっては少し篭った感じを受けると思います。
低音好きや付け心地を最重視する方にオススメです!
*追記
後継機としてQuietComfort 35 wireless headphones IIが発売されました。
マルチファンクションボタンが搭載され、ノイズキャンセリングのコントロールやGoogleアシスタントの呼び出しに対応。
音質やNCの能力に変化は感じませんでした。
Googleアシスタントがどうしても必要という方以外は従来モデルのほうが安いのでそちらがおすすめです。
4位 Sennheiser - PXC550
音質・オーオタ信頼度No1.
有線ヘッドホンではHD800やHD650等の世界中のヘッドホンファンから愛される銘機を数多く輩出しているドイツの老舗オーディオブランドSennheiser。
このヘッドホンが最近発売されるまで、実はSennheiserはBluetoothヘッドホンの分野ではかなり遅れを取っていました。
MomentumというBluetoothヘッドホンを出してはいたのです。
音質は最高レベルと評価されるものでしたが、いかんせんノイズキャンセリング機能が弱すぎました。(その割に値段も高いしデザインも‥)
そんなゼンハイザーが満を持して発売したのがPXC550。
NC機能が大幅に強化され、TOPクラスと遜色のないものに。
デザインもゼンハイザーらしいものになり、ゼンハイザーファンの心をくすぐります。
音は中域の伸びがよくゼンハイザーらしい聴き疲れしない上品な音。
ただ値段がね‥これが1000Xよりも安ければもっとおすすめしたかった。
しかし素晴らしいヘッドホンには違いありません!
5位 SONY - MDR-100ABN
元人気No1.
1000Xが出るまでBoseのQC35と天下を二分していたSONYの100ABN。
ワイヤレスなのに高音質で高機能なノイズキャンセラーを搭載したヘッドホンということで瞬く間に人気が広がった銘機です。
それまではここまでのレベルのものはありませんでした。
2016年の頭に100ABNが出た時、早晩これ以上のヘッドホンは出ないだろうと思っていたほどの完成度です。
(まさか1年も経たずに同じSONYから出てくるとは 笑)
1000XにTOPは譲ったものの、現状高機能高音質Bluetoothヘッドホンといえば4万円が基準になっていますが、100ABNは2万台で買えるコスパの良さがあります。
(2018年10月現在の価格)
音質は弱ドンシャリで楽しく音楽を聴けるSONYらしい音。
カラーバリエーションが豊富でデザインも良いグッドヘッドホンです。
あとがき
現時点ではWH-1000XM3が総合力ではぶっちぎりのNo1で間違いありません。
音質はワイヤレスヘッドホンの中でH9iが1番ですね。
何を優先するかでBoseやゼンハイザーももちろん選択肢に入ってはきますが。
今後1000XM3を超えるヘッドホンが登場するのか!?
ちょっと今の段階では想像ができないですね、これ以上は。
(100ABNのときもそう思ってたんですが 笑)
もしもまた良いものが出てきたらブログ上で紹介したいと思います!
それではまた!