おかげさまでイヤホンレビュー歴4年目、猫居です。
TOPページを欲しいイヤホンが探しやすいよう整理したのでそちらもご覧いただけたら幸いです。
今回紹介するのはBANG & OLUFSENの完全ワイヤレスイヤホンE8 2.0。
2018年発売で好評だったE8をより高級仕様にグレードアップしたものですね。
なお、今回のレビューはBANG & OLUFSENの正規代理店である完実電気さんより商品の提供を受けてのレビューとなります。
短所の記載もOKと許可を頂いていますのでいつもどおりレビューしていきたいと思います!
完実電気さんの販売ページ
- Beoplay E8 2.0の特徴とチェック項目
- まずは写真でチェック
- 実際に使って感じたBeoplay E8 2.0のメリット
- 実際に使って感じたBeoplay E8 2.0のデメリット
- まとめ:Beoplay E8 2.0の評価
Beoplay E8 2.0の特徴とチェック項目
BANG & OLUFSEN / Beoplay E8 2.0公式ページ
特徴
- 格好良いデザイン
- 音質:評価の高いBeoplayエンジニアによるチューニング
- AirPodsと同じ通信技術NFMIを採用
- ワイヤレス充電(QI)機能搭載のケース
- 外音取り込み機能
- イコライザー機能
- タッチコントロール
- IP54の防塵防水性能
まずは写真でチェック
実際に使って感じたBeoplay E8 2.0のメリット
他のTWSがおもちゃに見えるほど抜群にカッコイイ
とにかく格好良いです。
センスがいい。
素晴らしい。
見た目だけでなく、触った感触も本物の品の良さ。
屋内で嗜む高級オーディオの味わいを外に持ち出せる感じです。
過去にレビューしたSENNHEISERのMOMENTUM True Wirelessも中々格好良いイヤホンでしたが、それすらも置き去りにするほどに良いです。
完全ワイヤレスイヤホンもオーディオの一種としてそこにこだわりたい方には唯一無二の選択肢となるでしょう。
聴き疲れしない自然な音の鳴り
音場が広く解像度の高い音ながら聴き疲れしない上品な音色です。
中音は特に綺麗に伸びます。
ボーカル力のある曲を聴くとゾクゾクッとくるほど。
低音の質は良く輪郭ははっきりとしていますが、量は控えめ。
人によっては物足りないと感じるかもしれません。
この辺がよく比較されるMOMENTUM True Wirelessと大きく違うところでしょうか。
ウォーム系のMOMENTUM True Wirelessに対して解像度の高い音を聴かせますから、どちらの音を好むかは人それぞれかなと。
デザインだけでなく音質も上品で、商品コンセプトに良くマッチしていると思います。
タッチ操作ながら操作性も良し
完全ワイヤレスイヤホンのタッチ操作といえば、誤操作が多く逆にデメリットとなる場合が多いのですが‥
E8 2.0のタッチ操作はかなり快適です。
タップに反応しないこともなく誤操作は全然ありません。
特に音量調整が秀逸だと感じました。
長押しで1→2→3→‥と段階的に上下させることができるのですが、適度な間隔でボリューム変化するので1回の長押しで好みの音量に合わせることが出来ます。
音量を大きく変えようというときにも何度も連続でタップする必要がないのです。
優秀な外音取り込み機能とイコライザー機能
完全ワイヤレスイヤホンと相性の良い外音取り込み機能。
E8 2.0のそれはかなり優秀で、違和感なく自然な取り込み方です。
集音レベルを3段階調整可能なのも良いですね。
イコライザーは機能性自体はぼちぼちといった感じですが、元々がかなり素直な音を出すイヤホンなのでイコライザーでの変化はつけやすいです。
低音が不足と思えば足してやるのもいいでしょう。
*設定はBeoplayアプリで行いますが、ストアには2種類あるので間違えないように気をつけましょう
Qi対応
ワイヤレス充電に対応。
便利なだけでなく部屋のインテリアとしても映えます。
ただ、専用充電器でなくても普通に充電できるのですが安っぽいものの上に置いても浮いてしまうので‥
4月発売の専用ワイヤレス充電器を待ちたいところ。
なお、通常の充電方式もUSB Type-Cが採用されています。
実際に使って感じたBeoplay E8 2.0のデメリット
初期設定がわかりにくい
説明書は一応日本語ありですが、多言語かつ項目ごとに各言語の説明がずらっと並んだもの‥。
これは不親切‥というより読む気がしません 笑
自分のように何個もTWSを使っているような人はマニュアルなしでも接続できるとは思いますが‥。
ネット上に完実電気さんのマニュアルがあります。
こちらはイラストと日本語の解説。
こちらのほうが数倍わかりやすくておすすめです。
NFMIにしてはやや途切れやすい?
E8 2.0はAirPodsと同じ通信技術NFMIを採用しています。
なので超安定!‥かと思いましたがそうでもないような。
他にもNFMIを採用しているイヤホンはいくつか所持してますが、それらと比べてやや通信が不安定になりやすい気がします。
もちろん基本的には安定して音楽を聴くことができるのですが、時折ふと途切れる時があるんですよね。
使用に支障はありませんが、一応気になったので。
動画の遅延はかなりある
残念ながら動画遅延はかなりあります。
口の動きと完全にズレが確認できるレベルです。
実況の声もよく通って聴こえるイヤホンなのでちょっと使ってみたくなりますが、厳しいかなと‥。
動画を観るには不向きです。
ケースから取り出しで自動電源ONではない
多くの完全ワイヤレスイヤホンがケースから取り出すと自動で電源がONになり自動でペアリングされます。(2回目以降)
ですが、E8 2.0は自動電源ONではありません。
耳につけてからR側のタッチセンサーを長押し(2秒ほど?)する必要があります。
大した手間ではありませんが、自動ONに慣れていると最初のうちは面倒に感じるかもしれません。
まとめ:Beoplay E8 2.0の評価
BANG & OLUFSENのオーディオはどれもインテリアに溶け込むハイレベルなデザインと上質な音を鳴らすものばかりですが、E8 2.0もご多分に漏れず素晴らしい出来でした。
デザインに惹かれて購入を考えている方が気にするであろう『このイヤホンはデザインだけでなく実用に足るものなのか?』という問いには問題なくYESと答えられます。
上質な音と完全ワイヤレスとしての使い勝手の良さも間違いありません。
ちょっと初期設定が付属説明書ではわかりにくいので、上の方で紹介したWEBマニュアルを見て頂ければと思います。
E8 2.0を一言で表現すると【大人の完全ワイヤレスイヤホン】ですね。
友達と出かけるときにはこれを携えて自慢してやろうと思います!
(デートで使いますと言いたい‥)
今回は以上です!