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【音質評価】AirPods Pro 2(第2世代)とSONY WF-1000XM4を使用比較。総合的におすすめなのはどちらか

Apple AirPods Pro 2 vs SONY WF-1000XM4

こんにちは、猫居です。

今回はAirPods Pro 2(第2世代)とSONY WF-1000XM4を比較していきます。

進化したAirPods Pro 2(第2世代)の音質はいくら相当の音なのか。

WF-1000XM4と比べてどちらが良い音なのか。

まずはそこからチェックしていき、ノイキャンや使い勝手を含めた総合評価でどちらがおすすめかも判定していきます。

結果だけ知りたい方のために採点比較を先に貼っておきます。

  AirPods Pro 2 WF-1000XM4
価格
(2022/10/02現在)
39,800円 27,000円弱
音質 8.3/10 点 8.8/10 点
ノイズキャンセリング 10/10 点 9.5/10 点
外音取り込み機能 10/10 点 9.5/10 点
装着感 10/10 点 7/10 点
機能性 S・A・B・C・D S・A・B・C・D
  • ノイキャン・装着感を重視するならAirPods Pro 2(第2世代)
  • 音質や機能性、コストパフォーマンスを重視するならWF-1000XM4

個人的にはコストパフォーマンスを重視してWF-1000XM4がおすすめという結論でした。

詳細な違いの説明については記事本文をご覧ください。

AirPods Pro 2(第2世代)を様々な値段のイヤホンと音質比較

初代AirPods Proからの音の変化・違い

全体的に自然な音の鳴りで澄んだサウンドなのは変わりません。

大きな変化として低音の量感がかなりアップしています。

これまで散々【低音がスカスカだ、物足りない】と言われてきたAirPodsシリーズ。

ですが、AirPods Pro 第2世代は全体を下支えするに十分な量感を持ち合わせています。

あとは高音域の表現力も少し良くなりましたかね。

初代と比べたらだいぶ良い音になっているのは間違いないです。

AirPods Pro 2(第2世代)とFalcon 2の音質比較

では他の音質評価の高い完全ワイヤレスイヤホンと比較するとどうでしょう。

まずはFalcon 2との比較。

個人的に1万円以下のTWSでもっとも音質が良いと思っているイヤホンです。

参考までに触れておきますと初代はFalcon 2より圧倒的に劣っていました。

AirPods Pro 2(第2世代)はどうか。

Falcon2より低音の土台がしっかりしていて高音域も明るく見通しが良いです。

AirPods Pro 2(第2世代)のほうがいい音と言えると思います。

1万円以下といってもFalcon 2は元々13000円程のイヤホンが値下がりしたもの。

音質評価もとても良いものです。

なのでこの結果は個人的には意外でした。

でもすごい勝っているかというと…

この時点ですでにそうでもないかも…。

Falcon 2の詳細レビュー

AirPods Pro 2(第2世代)とZE3000の音質比較

次に1万台音質最強のZE3000との比較です。

やっぱりというかなんというか、AirPodsより明らかにZE3000のほうがいい音ですね。

音の分離が遥かにこちらのほうが良く、各楽器の音が粒立ってきこえます。

女性ボーカルもハッとするほど明るいです。

あとZE3000と比べるとメリハリがほしい場面でAirPodsは物足りなさが目立つかなーと。

ZE3000の詳細レビュー

AirPods Pro 2(第2世代)とソニーWF-1000XM4の音質比較

ここまで比較してきた中では1番音の傾向が違うイヤホンですね。

なのでAirPodsの方がいい側面も少しあります。

まず音の厚みや臨場感は明らかにWF-1000XM4が上。

低音のキレ、深みにも相当な差を感じます。

AirPodsのほうがいい点はサッパリしていて聞き疲れしない点ですね。

あとは全体のバランスがいいのでボーカルはAirPodsのほうがききやすいかな。

どちらがいい音かといえばやはりWF-1000XM4でしょう。

WF-1000XM4の詳細レビュー

音質比較結果からわかること

AirPods Pro 第2世代の音質は1万円以上、2万円以下の音質という結果でした。

ただZE3000は完全ワイヤレスイヤホン全体でみてもトップクラスの音質。

なのでコレより低いからといって単純に2万円以下というつもりはありませんが…

色々と聴き比べてみても1万前半くらいの音とするのが妥当な気がします。

これまでのAirPodsシリーズはリスニングするにはややパワー不足な感が否めませんでした。

AirPods Pro 第2世代もまだ値段に見合った音とは言えませんが、十分リスニングできる音質と言えるでしょう。

音質比較についてはここまでです。

続いてAirPods Pro 2(第2世代)とWF-1000XM4のノイキャンや装着感などを比較した結果について触れていきます。

AirPods Pro 2 音質評価:8.3/10 点

AirPods Pro 2(第2世代) vs SONY WF-1000XM4、各機能の比較

スペック比較

  AirPods Pro 2 WF-1000XM4
連続再生時間 6時間
30時間(ケース込)
約8時間
約24時間(ケース込)
コーデック SBC・AAC SBC・AAC・LDAC
防水性能 IPX4 IPX4
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
専用アプリ
(iPhoneのみ)

イヤホンはAirPods Pro 2の方が軽量

ケースも含めるとWF-1000XM4の方が軽量

イヤホン単体の連続再生時間はWF-1000XM4の方がやや長いです。

逆にコンパクトさはAirPods Pro 2(第2世代)の方がやや有利。

しかしいずれも購入を決定づけるほどの差にはならない程度の違いだと思います。

スペック面での大きな差はハイレゾ再生可能なLDACへの対応の有無ですね。

ノイズキャンセリングはどちらが強い?

ノイズキャンセリング:AirPods Pro 2(第2世代)の方が優れている

前回記事中の【AirPods Pro 2(第2世代)とSONY WF-1000XM4のノイキャン比較】で比較しました。

結果はAirPods Pro 2(第2世代)の方がノイズキャンセリングは強力。

WF-1000XM4も非常に強力なノイズキャンセリングですが、パワーアップしたAirPods Pro 2(第2世代)はさらにその上をいきます。

記事中でも書いていますが微差ではなく、かなりはっきりとAirPods Pro 2(第2世代)の方が強力なノイズキャンセリングです。

外音取り込み機能の決定的な差

外音取り込み機能:AirPods Pro 2(第2世代)の方が優れている

AirPods Pro 2(第2世代)もSONY WF-1000XM4も違和感のなく自然に外音が取り込めます。

イヤホンをしていない時に聞こえる外音と変わらない自然さです。

ただ装着感の差が外音取り込み音の聞こえ方にも影響してきます。

耳栓をしているような装着感のWF-1000XM4は外音自体が自然な音でもどうしても耳の内側から音がしている感覚がします。

それに比べてAirPods Pro 2(第2世代)はイヤホンをしているのをわすれてしまいそうになるほど自然です。

外音取り込み機能を使う理由が駅でのアナウンス聞き取りやちょっとレジでやり取りする程度ならどちらを使っても大差ない使い勝手でしょう。

しかし、“ながら聴き”を重視するならこれ以上の選択肢はないといえるほどAirPods Pro 2(第2世代)の方が優れています。

装着感は対極的

装着感:断然AirPods Pro 2(第2世代)の方が優れている

圧迫感が全く無く、非常に軽いつけ心地のAirPods Pro 2(第2世代)。

一方でWF-1000XM4は先に書いたように耳栓をしているような密閉感・フィット感の強い装着感です。

これはノイズキャンセリングの効果を高めるために遮音性を確保する必要が合ったからと思われます。

しかし、そのノイズキャンセリングもAirPods Pro 2(第2世代)に上をいかれてしまったわけですが‥。

その装着感の軽さから長時間の装着にはAirPods Pro 2(第2世代)の方が向いています。

機能性はWF-1000XM4が有利

機能性:WF-1000XM4が圧倒

WF-1000XM4はノイズキャンセリングと外音取り込み音のオート切り替え機能がAppleを含めた他社製品よりずば抜けて優れています。

・アダプティブサウンドコントロール

【機能解説:場所やユーザーの動きによってモードを自動で切り替える機能。】

例1) 家のそばのコンビニに入ったら自動的に外音取り込み機能をON。店の外に出たらノイズキャンセリングをON。

例2) 歩いているとき・止まっているはノイズキャンセリングをON。走っている時は外音取り込み機能をON。

・クイックアテンションモード

【機能解説:イヤホンに指を当てると即座に音楽の再生音量を抑え、外音取り込みモードになる。指を離すと元のモードに戻る。】

・スピーク・トゥ・チャット

【機能解説:自分の声に反応して外音取り込み機能に切り替わる。突然誰かに話しかけられた時にモード切り替えなしで外音を拾い会話ができてしまう。】

 

普通のイヤホンでは必要に応じてノイズキャンセリング→外音取り込み機能→ノーマル→・・・とボタンを押して切り替えなければなりません。

WF-1000XM4の場合は上記のような複数の機能のおかげでその手間が大幅に省略できます。

音質面でも圧縮音源をハイレゾ相当に引き上げる【DSEE Extreme】といった機能もあり。

iPhoneはLDACやaptX Adaptiveでは接続できない端末なのでiPhoneでもハイレゾ相当の音で聴きたいという場合に重宝する機能です。

一方でAirPods Pro 2(第2世代)は特別に優れた便利機能があるというわけではありません。

アップル端末間でシームレスに繋がる便利さやアップル端末で利用した時の遅延の少なさが長所といえるでしょう。

特に遅延の少なさは特筆もの。

ゲームで使っても問題ないレベルの低遅延です。

逆にAndroidでは上記のようなメリットは得られないので普通のノイズキャンセリングイヤホンとして使うことになります。

総合評価の比較

  AirPods Pro 2 WF-1000XM4
価格
(2022/10/02現在)
39,800円 27,000円弱
音質 8.3/10 点 8.8/10 点
ノイズキャンセリング 10/10 点 9.5/10 点
外音取り込み機能 10/10 点 9.5/10 点
装着感 10/10 点 7/10 点
機能性 S・A・B・C・D S・A・B・C・D
  • 音質で選ぶならWF-1000XM4
  • 多機能さで選ぶならWF-1000XM4
  • ノイキャンで選ぶならAirPods Pro 2
  • 装着感の良さで選ぶならAirPods Pro 2

この他、ながら聴きを良くする場合もAirPods Pro 2が良いでしょう。

個人的にはコストパフォーマンスも考慮すると総合的にはSONY WF-1000XM4の方がおすすめできるかなと思っています。

WF-1000XM4は発売からしばらく経っていることもあって値段がかなりこなれてきています。

それなのに性能はまだ全然一線級なのでお得感が強いです。

一方、AirPods Pro 2(第2世代)は発売したばかりですし、時間が経っても基本的に値下がりやセールはあまり期待できません。

AirPods Pro 2のストレス無いリスニング体験に惹かれるか、WF-1000XM4の音質など総合的なコスパの良さに惹かれるか。

僕のオススメはWF-1000XM4ということで今回の比較は以上です。

また次回のレビューでお会いしましょう。