こんにちは、猫居(@KotaNekoi222)です。
今日レビューするのは骨伝導イヤホン、AfterShokzさんのAeropex。
骨伝導イヤホンでは非常にメジャーな存在ですね。
個人的に骨伝導イヤホンは2本目。
同じAfterShokzさんの水中使用可能なXtrainerzを使っていますが、それまでの骨伝導イヤホンに対するイメージを覆すクリアな音に驚かされました。
今回はそのXtrainerzとの違いのも触れつつAeropexの性能を紹介していきます!
*今回のレビューはAfterShokzの広報代理CyberMedia Communications Japanさんからサンプルを頂いてのレビューとなります。執筆料などはいただいておらず、自由にレビューさせていただくことを条件にお引き受けしています。
AfterShokz Aeropex詳細レビュー
外観・付属品チェック
Aeropexの特徴とXtrainerzとの違い
Aeropex | Xtrainerz | |
Bluetooth接続・音楽ストリーミングの再生 | ○ | ☓ |
内蔵メモリ・MP3プレイヤーとしての利用 | ☓ | ○ |
防塵防水性能 | IP67 | IP68 |
重さ | 26g | 30g |
連続再生時間 | 8時間 | 8時間 |
2つの簡単な分類分け
- Aeropex→Bluetooth接続でスマホやDAPと接続して音楽を聴く。スポーツ使用出来る防塵防水性能。
- Xtrainerz→内蔵メモリに手持ちの音楽を入れてMP3プレイヤーとして聴く。Aeropexより高い防水性能のため陸上スポーツだけでなくスイミングなどの水中利用も可能。
Aeropexは普通のBluetoothイヤホンと同じ使い方になります。
特になんの準備も必要なく普段音楽を聴くのに使っている機器と接続し使用可能です。
今では主流となっている音楽ストリーミングサービスで音楽を聴けるのが大きなメリットですね。
一方Xtrainerzは内蔵メモリに音楽を入れて聴くのでXtrainerzだけあれば他に一切の荷物を持たずに音楽を聴くことができるというのがメリット。
ジョギングなどでは特に大きな恩恵があります。
水中で使用できるのもコチラだけのメリットですね。
大雑把な違いはこんなところですが、細かな違いについてはレビューの各項目にてお伝えしていきます。
装着感やBluetooth接続について
装着感は非常に良いです。
装着方法から締めつけ感を気にする方もいるかと思いますが、締め付けられる感覚は全くありません。
でも安定性は抜群。
スポーツで使っても外れたりせず安心して使えます。
Bluetooth接続はSBCコーデックでの接続でした。
となると動画再生時の遅延が気になるところが、特に遅延を気にせず観ることができました。
実況の声がよく通り聴きやすいです。
Bluetooth接続の安定性もバッチリ。
ジョギングで外使用はもちろんのこと、電車や混み合う駅中でも問題なく使用できました。
Xtrainerzとの装着感の差はほぼ無いと言って良いくらい僅かな差かな、と。
ほとんど同等の装着感でどちらも素晴らしいのですが、個人的には本当に少しだけAeropexのほうがフィット感が良いように感じます。
それが4gだけAeropexが軽いせいなのかほんのちょっとした形状の差なのかはわかりませんが‥。
振動・音漏れについて
Xtrainerz同様に音量を上げすぎると振動・音漏れがあります。
振動についてはボリュームをあげすぎると振動がこめかみ付近に伝わってきてくすぐったい感じになります。
音漏れについてもボリュームを上げすぎると相当な量の音漏れがあります。
そういったデメリットがあるので最大音量付近で再生することは基本的には無いかなと思っています。
そんなに音量をあげなくても充分に聴けますので上げる必要もないです。
音漏れもよっぽどあげすぎなければ殆どの場合問題になりません。
ただ、満員電車などでの使用は不向きなので要注意ですね。
音質について
籠もりもなく非常に明瞭感のある音です。
特に中域から高域にかけては耳にイヤホンを入れていないとは思えないほど素晴らしいです。
ボーカルはすぐそこで歌っているのかと思うほど近いですし、高音も綺麗に響きます。
一方で低音はやはり余り出ません。
これは骨伝導という鳴らし方の宿命と言えるでしょう。
Xtrainerzと音の傾向などは同じです。
ただ、XtrainerzのほうがBluetoothを介していないためか若干ではあるものの低域から中域にかけて厚みがあり空気感も伝わってきます。
両方をしっかりと聴き比べないとわからないくらいの差ですが。
イコライザー機能について
付属の耳栓をつけてイコライザーモードにすると通常のイヤホンで聴いているような聴き方ができます。
まず耳栓をすることで外音で邪魔されることがなくなり、没入感がUP。
それだけでなく低音が劇的に出るようになります。
耳栓だけしてイコライザーモードに変えないと暴走した低音になるので注意。
その他の気付き
音量はAeropexのほうが取りやすい
Xtrainerzは本体での音量調整だけですが、Aeropexは本体とスマホ・DAPなどの両方から独立して音量調整できます。
そのおかげでより細かく音量が取れますし、最大音量もAeropexのほうが大きくとれます。
再生/停止ボタンが離れているのが微妙に押しにくい
Xtrainerzでは再生/停止・曲のスキップなどがR側ボタンに集中していますが、Aeropexは再生/停止だけはL側にボタンがあります。
これが微妙に押しにくい。
あまり押さないボタンがL側にあるので毎回『どこだっけ?』とボタンを探してしまうのです。
もっと長い期間使い込んでいけばそれも慣れるでしょうが、最初のうちはちょっとした不便に感じます。
まとめ
AeropexはXtrainerzと並んで『耳を塞がず<ながら>聴き』が出来るイヤホンとして最高峰の存在です。
スポーツ使用時の使い勝手の良さは癖になります。
僕自身も利用していますが、音楽ストリーミングサービスで音楽を聴けるメリットも大きいですね。
Xtrainerzとどちらが良いか?については、使用環境・用途に応じて合っている方を選べば良いかと思います。
再生環境に応用力のあるAeropexか便利さのXtrainerzか、といったところでしょうか。
ながら聴きや骨伝導イヤホンに興味のある方は是非手にとってみてください!
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