座り小便・・・
それは所謂「座りション」のことである。
今や男性の半数以上が座りション?
世の中の男性の座りション率が5割を突破したなんて話があるそうだ。
本当にそうなのだろうか・・・。
本当ならば一億総座りション社会も目前じゃないか。
座りションのメリットと現実
僕は何年か前から立ちション派から座りション派に寝返った。
理由は簡単で、掃除するのが面倒くさいからだ。
トイレの悪臭の大半は立ちションによる小便の跳ね返りが原因だ。
掃除するのも洗濯するのも嫌いではないが、トイレ掃除だけは好きになれない・・・好きな人はいないと思うけど。
それが座っておしっこするだけでトイレが臭くならないし掃除も楽になるなんてこんなにいいことはないじゃないですか。
でも、僕の周りの知り合いの反応はぜんぜん違う。
「お前は牙を抜かれた猫だ」と。
「男なら堂々と尿のシャワーを浴びろ」と。
嫌だ・・・。
座りション派は本当に5割もいるのだろうか。
孤独感に苛まれ「こいつらは自分でトイレ掃除しないからそんなことが言えるんだ・・・」そうつぶやきながら僕は今日もトイレへ向かう。
座りションのデメリット
メリットばかりだと思っていた座りションにもデメリットがあるらしいことをつい最近知った。
座りションにより残尿率が高まり、排尿障害や前立炎症、さらにはそれらの延長線上には膀胱がんや精巣がんのリスクまであるというのだ。
たしかに座りションを始めた当初、立ちションに比べて終わった後の残尿感を感じることはあった。
そんなリスクがあるなんて・・・。
トイレは汚したくないけど、炎症もごめんだ。
対処方法
跳ね返りを研究する専門家によって立ち小便のカオスを軽減する方法が紹介されていた。
便器の水面ではなく側面を狙うと良いということらしい。
しかしこれでも完全に跳ね返りを抑えられるわけではない。便器との距離があればあるほど跳ね返りも大きくなる。
したがって跳ね返りを抑えるにはかなり便器に近づいてしなければならない。
スクワットするようにしゃがみションをしなければならないということだ。
試してみると、まぁ出来ないことはない・・・尿跳ねで壁や床を掃除する手間を考えればむしろ積極的にする。
しかし、人に見られてはいけない姿だったような気がする。
まるで牙を抜かれた猫だった。
結論
その後、僕は研究に研究を重ねた結果、1つの結論に達した。
座りションでも残尿感を感じない方法があったのだ。
ズボンを降ろしてズボンを足元に纏ったまま窮屈な体制でするから残尿感が残るのだ。
下半身は産まれたままの姿になり、股は大きめに開き、前かがみになり、つま先を立てるような姿勢で小便をすればすっきりすることが出来た。
獲物を狙う虎の姿そのものである。(ない)
ただ、これは年齢や体型などで個人差があるかもしれない。
残尿感を感じる場合、牙のない猫スタイルも検討して欲しい。
筋トレのついでと思えば楽しんですることができるだろう。(ない)
・・・何れにしてもトイレはこまめに掃除しましょう!