何年か前から出身地を聞かれ答えると、「ほら~やっぱり言った」なんて言われちゃいます。
皆さんTvなんかで時々聞いたことあるんじゃないかと思いますが、横浜市の人は出身地を聞かれると神奈川県ではなく横浜と答えるというやつです。
指摘されるまではなんの疑問も持たず横浜と答えていた僕ですが、Tvで横浜出身と答えるのはブランド意識が強いからだ!みたいに紹介されているのをみると言い難くなって神奈川出身と答えるように。
すると、今度は神奈川出身ですと答えると大抵「神奈川のどこ?」って聞かれるんですよね。
極めつきはなんで横浜って言わないの?まであるから困りものです。
そんな面倒くさい「出身地問題」について考えてみたいと思います。
特にブランド意識は無い
子供の頃からそう言ってきただけで横浜といえば格好いいだろうみたいな意識は全く無いんですよね。そうじゃない人もいるのかなー・・・よくわからないけど。
僕が思うに、誰にでも子供の時からどこに住んでいるのか答える機会がその時所属するコミュニティでありますよね。
それが最小の範囲で通じなくなるたびに言う範囲を広げてきたんじゃないのかなと。
小学生ならどこの番地に住んでるとかそういったやり取りですよね。同じ横浜の小学生同士で横浜出身等と言うはずもありません。
中学生なら番地の他に何区とかも入ってくるでしょうか。
高校なら何区やあるいは何市までが一般的かと。
これがだんだんと○市まででは通じない世界に入ってきたときに○県出身という言葉が出てくるわけです。
しかし横浜の場合、特に通じないことはあまりないのでそのままになってしまうのではないでしょうか。
だから気取ってるとかそういうつもりは一切無いと思うんですよ。
知名度の高い都市では皆そうなのでは
そういう意味では、仙台や名古屋・神戸なんかの知名度の高い都市出身の方も出身地を聞かれたら県ではなく市で答えるんじゃないかなと思うんです。
実際に僕の知り合いの名古屋人は名古屋出身と言っているのしか聞いたことがないですが、どうなんでしょう。
もしかしたら上記出身の方々も面倒くさい目にあっているのかもしれません。
通じる範囲なら何と言っても良いじゃない
これがたいして通じもしないのに「横浜出身です」を押し通す横浜人がたくさんいるというなら問題ですが。
変な話、皇居に住んでるなら皇居に住んでるといったっていいわけです。相手に通じさえすれば。
格好つけてるだとか気取ってるだとかいうわけでもなければ、神奈川県より横浜市のほうが知名度があるから・よりわかりやすいからといった親切心でもないんですよ。
単純にそれで通じてきたからそのまま使ってきたというだけだと思うんです。
ブランド意識なんて以ての外です。
横浜なんて端っこのほうへいけば普通に畑があるようなところですよ。地元愛はもちろんありますが、ブランドなんて感じたことは無いですね。
Tvのせいで出身地を市で答えることに対して完全に変なイメージがついてしまっている気がしますが、どうかその点についてご留意いただければ幸いです。