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僕は猫だった

猫飼いヘッドホンオタクによる雑記ブログ

【映画レビュー】エスターの批評・感想

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久々の映画レビュー、本日の映画は『エスター』です。

原題はOrphan(孤児)。

ジャケットからして不気味な雰囲気を醸している少女のお話でジャンルはホラーですね。

プライムビデオで暇を潰そうかと思っていた所やたらとレビュー数が多く、そして高評価だったのが目に止まり事前情報なしで視聴してみました。

あらすじ(ネタバレ無し)・おすすめ度・批評(ネタバレ有り)の順でお伝えします。

あらすじ(ネタバレ無し)

ジョンとその妻ケイトは決心した。

2人の子共に囲まれ一見幸せそうにみえる2人だったが、3人目の子供を死産で失ったことに苦しんでいたのだ。

2人は孤児院から養子を迎え入れることで前進できる、そう考えた。

期待と不安の中、孤児院に面接のため訪れる夫婦。

そこで一風変わった容姿ながら、聡明で大人びた少女エスターにジョンは強く惹かれる。

ケイトもエスターを気に入りすぐに彼女を迎え入れることが決まるのだった。

彼女には隠された秘密があるとも知らずに‥。

エスターのおすすめ度

高評価っぷりにかなりの期待をして観たものの、正直言って期待はずれでした。

通常愛されキャラのはずの子供が人を殺したり悪どいことを企む設定はホラーとして不気味さが出ていて良いのですが・・・。

エスターの秘密に中途半端なリアリティを持たせるためにストーリーが破綻してしまっているのが残念。

ホラーにストーリーは不要、雰囲気と怖がらせ要素さえあればいける!って人にはオススメかなぁ‥。

 

おすすめ度:★★☆☆☆(5点満点中)

Amazonプライムビデオで視聴できます

エスター(字幕版)

批評(ネタバレ有り)

この映画はなぜ高評価なのだろう。

エスターの正体とはホルモン異常で身体が小さいまま大人になってしまった精神障害のある凶暴な女性。

ストーリーの後半でそんな設定を披露してしまって『なぜ孤児院にいたのか・なぜ既婚男性ばかり狙うのか』等わからないことだらけになってしまい、説明もありません。

中途半端にリアリティを持たせて結局のところホラーにしたいのかサスペンスにしたいのかよくわからないといった感じ。

サスペンスとしてみても工夫に欠けています。

エスターがとてつもなく悪賢いわけではなく、登場人物が皆して鈍感なのです。(特に夫のジョン)

見えてる罠に気付かないふりをしてなんとか映画として成立させようとしているようでどうしても気になってしまう。。

かなり無理のある行動が目立つのに何でもかんでもエスターの思い通りに行き過ぎなんですよね。

実は悪魔に取り憑かれている少女でジョンも知らぬ間に惑わされていたとか言われたほうがまだあの鈍感ぷりに納得もいきますよ 笑

自分の子供がエスターに殺されかけてもエスターを庇う夫なんていないでしょ、普通・・・。

結果的に凄く闇の深そうな不気味な少女が出てくる映画なのに、音や突然現れるエスターなどのビックリ系でしか怖さを演出できていません。

わかりやすくフラグを立ててしっかり全部回収しているところもちょっと簡単に行き過ぎなんじゃないかと。

  • 「手首や首のリボンを絶対外さないのよ」とわざわざ紹介→精神科で拘束されていた時の拘束具の跡を隠すため
  • 死産した子供の遺骨で育てた花をエスターに紹介→その花を摘んでニコニコ顔で花束としてケイトにプレゼントするエスター

etc...

なんだか批判ばかりになってしまいましたが、エスター役のイザベル・ファーマンの演技力のおかげもあって不気味な雰囲気は全体を通してしっかり出ています。

細かいところにツッコミを入れなければサイコホラーとして楽しめるかもしれません。

 

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