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【映画レビュー】どんでん返しが評判のアイデンティティーの批評・感想

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監督:ジェームズ・マンゴールド

出演者:ジョン・キューザック 他

 

皆さん、こんにちは。

今回はサスペンス物の映画として非常に評判の良い作品、アイデンティティをレビューしたいと思います。

終始不穏な空気漂うサスペンスで、非常にうまく計算されたどんでん返しが魅力なんですが個人的にはちょっと引っかかる部分も。

まずはネタバレなしのおすすめ度から紹介していきます!

アイデンティティのおすすめ度!大抵の人がまず騙されます

実はこの作品は学生時代に一度観ていて、これが二度目の視聴だったんですが‥

途中まですっかり忘れててなんか観たことあるなーという既視感は感じていたものの、一度目のどんでん返しで騙されるまで気付かずに同じ作品で二度騙されてしまいました。

ださすぎ‥(;´Д`)

でも、これが非常によく計算された映画でして‥

身構えて視聴しても初見ではまず騙されてしまうと思います。

どんでん返しが肝の映画なのでここはいつもの手順を踏まず、あらすじの紹介もなしにおすすめ度をいきなり発表します。

後半はネタバレありの感想を書いていきますので未視聴の方は気をつけてください。

 

おすすめ度:★★★★☆(5点満点中)

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Amazon:アイデンティティ

 

そんなによく出来ているなら星5じゃないの?と思われるかもしれませんが、その辺については次項の感想で解説していきます。

アイデンティティの感想(ネタバレ有り)

  • アイデンティティという映画のタイトル
  • 冒頭に流れる死刑囚に関する多重人格障害の情報

これを観たら

「あーそういうことね」

そう思うでしょう。

モーテルに集まった人々の中に普段見せている顔と違う別の顔を持った人間がいる。

脱走した囚人や服の背中に血の付いた警官はあからさまなミスリード。

思いもよらぬ人物が犯人で驚かせてやろうって魂胆か、と‥

タイトルと冒頭の情報がそもそもそういうふうに疑わせるようにリードしていたんですね。

これはエドが犯人かー?なんて疑ってかかっていたら実は登場人物の全てが死刑囚の頭の中にいる人格達だったという、ちょっと反則的などんでん返し。

それを最後に見せるのではなく、話の途中・4人生き残っている段階で見せてくるのがまた憎らしい。

まさかのどんでん返しで驚かせて、さらにこの後4人のうち誰が生き残るのか・誰が殺人人格だったのかを追わせる。

これで若干違和感の残る消え方をしていった殺人人格の少年から目をそらすわけですね。

うまく計算されています。

要するに一回目のどんでん返しで「えー!この後どうなるのー!」ってなった人は二回目のどんでん返しで騙されるのもほぼ確定しちゃってるという。

子供時代に虐待を受けたことが人格分裂のきっかけになっている等、ヒント自体は冒頭からずっと散りばめられているのに、そこに目がいかにようにうまく仕向けられているんですよね。

そういうやり方をすることで反則的などんでん返しも評価されるんだと思います。

しかし、子供が犯人だったというのは少しやり過ぎではないかな?

いや‥子供が犯人でもいいんですが、無理があるんじゃないかなというべきか‥。

ある意味妄想の中で起きていることだからなんでもありな世界なわけです。

1個目のどんでん返しはヒントが散りばめててもそれでも騙されちゃったでしょ?ってなるから許される。

でも2個目はどうでしょうか。

子供が犯人だとやっぱり何でもありな世界だからそれ出来ちゃうよねってどうしても思えてしまうんですよね。

  • どうやって一緒にいた父親にバレずに?
  • 雨でビショビショになったはずなのになぜバレない?

冷静に考えちゃうと色々と無理があります。

車に轢かせた2人もうまく行き過ぎですし。

妄想内だからなんでもできてしまう、そんな状況でこそしっかり無理のない設定が欲しかったなぁと。

全ての殺人に違和感のない設定があれば二度目のどんでん返しも素直におお、すげぇと思えたかもしれません。

そんなわけで星を1つ減らした次第です。

ですが、作品全体としては常にヒヤヒヤさせられる不穏な空気感と予想不可避ともいえるストーリーでよく出来たサスペンス映画と言えるでしょう。

というわけで今回の映画は星4つでした!

 

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