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僕は猫だった

猫飼いヘッドホンオタクによる雑記ブログ

1億総監視社会、1日300回監視される現実へ?監視社会の問題を考察

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監視都市ロンドン

イギリスのロンドンは超監視社会として有名だ。
市内だけで50万台以上の監視カメラが設置されており、市民は平均して1日に300回以上カメラに映り込むという。
ポイ捨てや喧嘩を街中で起こそうものならすぐさまどこからともなく警告が飛んでくる。まるで映画の世界である。

監視カメラの需要

いまや世界中でテロ対策の観点から監視カメラの必要性が議論されている。
イギリスでジェームス・バルガー事件の解決に監視カメラが一役買ったことをきっかけに監視カメラの需要が一気に高まり広まったことを考えても不思議ではない。

 

東京オリンピック対テロ対策

日本も例外ではない。2020年には東京五輪があることからテロ対策は必須だ。
その上、ロンドン市長のボリス氏がロンドン五輪でのテロ対策の成功話を引っさげて目下、日本に防犯カメラを売り込み中だという。

日本にもロンドンのような監視社会がそう遠くない未来訪れるのだろうか。

 

監視カメラの効果に対する疑問

そもそも監視カメラの犯罪抑止力を疑問視する声もある。

犯罪の証拠や立証となり検挙率には貢献しても防犯にはならないのではないかという話だ。

日本では歌舞伎町に防犯カメラを設置して犯罪率が劇的に下がったというデータがある。

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しかし逆に歌舞伎町周辺での犯罪率は劇的に上がってしまった一面もある。結局総数は大して変わらず犯罪を根本的に減らしたとは言えないのである。

 

監視カメラの意外な落とし穴

それでも人々の監視カメラに対する反応は様々だ。

あったほうが安心できる・ある場所は安心感があるという賛成の声から意味が無い・お金の無駄・プライバシーはどうなるといった反対の声。

ここで注目すべきは客観的に意味が無いというデータがあっても主観的にはその限りではないということだ。

歌舞伎町の住人からすれば東京の犯罪総数が減らなくても自分たちの地域の犯罪が減るならそれは実際に住んでる人にとって効果がないとは言えないのだ。

しかしその逆はどうだろうか。新宿のお隣の池袋で犯罪が増加していようとほとんどの住人は知る由もないし直接巻き込まれでもしないかぎり実感することもないだろう。

特に犯罪率が下がったデータはなくともロンドン市民の間では8割型が肯定的なようだが、周辺地域ではどうなのかという話は聞いたことがない。

本質的な議論を

監視カメラの話になると何かとプライバシーの問題ばかりピックアップされがちだが、犯罪をよそへ押しやることへの議論をもっと深めて欲しい。

気付けば隣は天国で地元がスラムになっていたなんてことのないように。